蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

№251 私の中のさざ波

昨夜1時近くまで「大逆事件」を読んでいたら、娘と二人で寝坊してしまった。飛び起きたら、やはり夢は飛び去ってしまった。夢を記憶しておくには、起床時の状態がとても大事だと思う。ヨーガを(ちゃんとヨーガとして)やると、脳波にアルファ波が出る頻度が…

№250 山の斜面に恐竜

昨日、大文字小文字問題について語ったが、「もう間違えません」というそばから小文字のュを使ってしまっていたことに、即座に気付いてくれた友人がいて、メッセンジャーで知らせてくれた。なんて緻密なんだろう…。Kさん、感謝です。速攻で直しましたから、…

№249 大文字小文字問題

昨夜、ある方から「キューピーではなく、キユーピー」であるとご教授頂いた。ユは大文字です。知らなかった…。キヤノンもシャチハタも大文字です。正しく大文字で変換候補が出てくる。何というご無礼なことを。もう二度と間違えません。周囲に啓蒙活動をしよ…

№248 実践と能力

今朝、娘が夜行バスで東京から帰宅するのを迎えに出た。大きな夜行バスに3人しか乗っていなかったらしい。眠れなかったらしく、憔悴した顔をしていた。昨日ふと思ったのだが、実は、毎日のブログ更新にかなりの能力を割いてきたと思う。ネタがないということ…

№247 思いを綴る

「蛮行のヨーロッパ」読了。昨晩は、宮坂道夫氏著「ハンセン病 重監房の記録」を夢中になって2時間ほどで読了。生命倫理、医療倫理学の先生が書いた本。なんで、療養のために集めた人を監房に入れないかんの?22人も死んでいる。ハンセン病に関する本を読む…

№246 赦しなさい、と

「蛮行のヨーロッパ」を読み進めている。432/601頁。価格が高いことと内容が暗いため、1年逡巡して手にした本だが、読んで本当に良かった。第2次大戦の終結について、あまりにも無知だったことを思い知らされた。広島に原爆が落ちたことについて、「こんなに…

№245 繋がっている体

今日は、ZOOMを使って書籍をザックリ解説する会を行った。取り上げたのは、ノーマン・ドイジ氏の「脳はいかに治癒をもたらすか」。参加者は、ゼミナールで出会ったお二人とそのご友人。それぞれ東京・静岡・鳥取にいて、一緒に読書会。なんて贅沢なんだろう…

№244 自分の専門家

明日、読書会のようなものをすることになった。知識を求めてはいるけれど、多忙で本を読む時間を作れない友人のために、ざっくりポイント解説をさせてもらう。先日の上京以来、緩やかな医療関係者数名で意見交換を行っているのだが、西洋医療にしっかりと関…

№243 「自助のための他助」

「蛮行のヨーロッパ」を読み進めている。今は214頁。「飢餓は戦争のまさに直後において最も困難かつ危急の問題の一つだった。連合国軍は(略)食料配分を彼らの最優先事項とした。だが、最も啓蒙された政治家や行政官でさえ、食料を純粋に物理的な要求と見な…

№242 積読に追加

買ってしまった…「蛮行のヨーロッパ」待てば少し安くなるかな~?と思っていたが、「絶版になって更に高値になり手が出せない」という状況になりそうな雰囲気が漂ってきたので、慌てて購入した。601頁の大著ですよ! 持ち運びが大変。しばらく出張がなくて良…

№241 根っこ 

一昨日、ブログを通信手段として活用したところ、無事受信して頂けたことが分かった。こういうやり取りも風情があっていいものだ。なんだか現代の狼煙か糸電話か、という感じ。こういうものは頻繁に使わないから良い。先生は旅行先のヴェネチアで大変危ない…

№240 泥の意味するものを

大事な仕事と長い出張を終えて、平常運転に戻った。先程、夜のレッスンを終えて帰宅したところだが、約90分とことん動くと本当に気持ちがいい。最後のシャーバアーサナ(屍のポーズ)がたまらない。今日から3日間、実習のみのレッスンが続くので、出張中にお…

№239 加藤先生

昨日6日ぶりに帰宅。昨日と今日は実家に出向いた。留守中に行われた行事を、なにからなにまで取り仕切ってくれた姉にお礼を伝えた。これまでに色んなことがあったが、そのたびにこの姉には助けて貰ってきた。先日伺わせて頂いた企業様では、「親孝行」を非常…

No.238

6日ぶりに帰宅。 母の遺骨を前に手を合わせる。 般若心経を唱えた。自分のシャドウを改めて意識した五日間だった。 浮かび上がるもの、過去の記憶をどのように扱うか。怒りや恨みのような情動は既に無いが、今、このようにしたいという、内にわき上がるもの…

№237 自分にしかできない

昨日は府中でのセミナーを開講した。クラスは少人数の方が、ご参加者の皆様の満足度が高いことを申し上げていたので、こじんまりしたアットホームな雰囲気の中で行わせて頂いた。ヨーガを何度かやったことがある、と仰る方もおられたが、やはり私のスタイル…

№236 府中、初上陸

今日と明日、鳥取にて大事な会がある。残念ながら出席できないが、娘たちが私の代わりに尽くしてくれるよう、お願いしておいた。今晩予定を変更して帰宅しようと思ったのだが、飛行機も列車(サンライズ出雲)もバスもすべて満席だった。「なんで今日に限っ…

№235 上野へ行ってきた

昨日、哀しいことがあってしょんぼりしている私を、友人が慰めてくれた。しかも美味しいご飯まで食べさせてくれた。閉じこもっておらずに出掛けなさいと言われたので、今日は上野へ行ってきた。(せっかく来てても、他に思いつかないなあ…)本当は、国立博物…

No.234

これは11月12日分として。12日、朝5時頃、母が亡くなった。 出張に出ており、看取ることはできなかったが、父や姉に見守られて穏やかな最後だったという。 病で苦しんできたので、苦しまずに逝って本当に良かったと思う。暫く前から覚悟していたことでもあ…

No.233

友人に、お酒を造っている方がいる。 http://www.kisukisyuzou.com/その方と、神戸の大好きな鉄板焼き屋さんをお繋ぎして、初のイベントが本日実現した。思わぬご縁で出会った方が、こうして友人と繋がるのは不思議でもあり嬉しくもある。まこと人の生は図れ…

№232 今どこにおられるのかな

以前読んだ小説を再読中。ある夫婦の話。これは読みごたえのある小説です。おススメです。今日は、お師匠さまのご主人様の一周忌にあたる。ちょうど兵庫県伊丹市での定期演奏会に出演のため、山陰支部の方々が集って出かけていた時のことだった。控室で着替…

№231 浄化のすすめ

今日は、姉弟子の社中「夢弦の会」さまの応援演奏に出向いた。鳥取県西伯郡南部町の天津地区というところ。これは南部町のゆるキャラ、「なんぶカッキーズ」のフーちゃんとユーくん。特産品の富有柿をモチーフにしているとか。 集落の方々がたくさんお店を出…

No.230 同じものがなかにある

本日は米子での講座だった。 改めてヨーガを学ぶ、ということで、指導者にとっては当たり前のことを、改めて共有する時間となった。ヨーガに学理があると思っていない人が多い。 一度、オウム心理教かと思った、と言われたことがある(この発言で世代がわかる…

№229 好みの問題

数年前の映画をようやく見た。表千家を始めとした三千家が皆協力なさった,「利休にたずねよ」。教授者講習の折にも、お家元所蔵のお道具が使われるのでぜひ、と勧められていたが、その当時は叶わなかった。色んな見方や意見はあると思うが、海老蔵さんや中谷…

№228 それは酷すぎる

時代劇評論家の春日太一さんが好きだ。まったく飾らない様子で、素のまま生きて、好きでたまらないことをやっておられるようにお見上げする。NHKラジオで「春日太一の金曜映画劇場」というものをやっておられて、そこでの語りに惚れた。さて、彼が絶賛してい…

№227 変化への伴走

本日は神戸でのレッスンだった。普段は宿泊して帰ってくるのだが、来週から長めの出張があるため、本日は日帰りとした。皆それぞれ、自らの悩みを通じて、物事と真剣に向き合い、教えに出会っていく。自分も通ってきた道であり、先達も同じようにしてこられ…

№226 帰国

次女が修学旅行から戻った。生まれて初めての海外旅行を経験し、興奮気味。開口一番、「お寿司食べたい!」。いつもいる子が家にいないと、随分寂しいものだ。嬉しそうに旅の思い出を語る様子が、愛らしくてならない。さて、今日は急に冷え込んで、朝は7℃だ…

№225 茶会 2019秋

毎年この時期に、市の茶道連盟が主宰する、大寄せの茶会がある。今年は米子市公会堂を会場に、五つのご流儀がそれぞれ茶席を持たれた。米子市の表千家は三社中あるため、三年に一度、茶席を受け持ち、釜を掛けることになる。我が社中は来年が当番。今年はお…

№224 目を閉じないとわからないもの

昨晩は合奏だった。普通のお箏は弦が13本ある。17本の弦を持つ大きくて低音のお箏もあり、そのまま「十七絃」と呼ぶ。箏(13弦)2パート、十七絃、尺八での合奏。この度の担当は「二箏」と呼ばれるパート。「一箏」より少し難しい。昨日の合奏では二…

№223 受け容れること

今朝、非常に親しい友人との間で交わされた対話が、とても学び深く豊かだった。数日前にある方が、Facebook投稿で「受容力」について書いておられて、その文章にも深く考えさせられた。どうやら私の最近のキーワードは「受容力」ということのようだ。あちこ…

№222 健康ってなんだろうか

今日は某ハム会社さん同好会のレッスン。健康と病気の境目には何があるか、という話になった。調子は如何ですか? とお尋ねすると、「まあまあです」や「元気ですが、どこそこが痛いです」、というお答えを頂くことがあるのだが、そういうお言葉を聞いている…