蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

2018-01-01から1年間の記事一覧

年末集中講義

「壺井さん、レポートご苦労様でした。そうですね。来年も進化ですね。脱皮の時には一皮むけて痛いでしょうね。」 瞑想の言語化に対する、お師匠様からのお言葉に泣けました…今年も無事、仕事を御仕舞にし、年末に何をするかというとヨーガ行や瞑想です。今…

何故あんなことができてしまうのか

人の心の不思議さを知りたいが故に、歴史にとても興味があります。今年7月に仙台で行われたヨーガ療法学会・研究総会には、アウシュビッツ博物館唯一の日本人ガイドである中谷剛さんにご講演頂きました。「なぜヨガの先生の集まりに僕が?」と中谷さんも仰っ…

足るを知るということ ~DARCでのヨーガ指導

鳥取DARC(薬物等依存回復施設)でのヨーガ指導に出向かせて頂くようになって、この秋で3年目になります。立ち上げ当初は継続が危ぶまれるほど、ご参加頂く療法士の先生方の采配に頭を悩ませたものですが、今年になってから日本ヨーガ療法学会本部の先生が毎…

去る12月9日、統合医療学会山陰支部第3回学術大会、というカタい会を無事開催することができました。 まだ発足したばかりの若い会ですが、高齢者の多い山陰地区において非常に重要な価値を持つ会だと思っています。 会員もメチャ!少なく、一人が何役もせね…

人を育てるもの

霜月が終わろうとしています。「茶の正月」といわれるこの月ですが、今年は様々な行事で忙しく、あまり茶を楽しむ時間が取れませんでした。代わりに、新しい経験を多くさせて頂きました。名古屋からお客様をお迎えしての出雲ツアーや、講演、新しい出会いを…

道具としてのヨーガ

先日、明石海峡大橋を望む、ホテルセトレ神戸・舞子にて講演をさせて頂きました。2年半前、ふとしたご縁から出会いました、N様からのお声掛けでした。ある事件がきっかけで、N様のお心映えに魅了されてファンになり、たまにお目にかかって楽しくお話させて…

バガヴァットギーター

2か月ぶりに名古屋での講座を開催して帰宅しました。名古屋出張の前には、名古屋から5名のお客様をお迎えしてのツアーのお手伝いをさせて頂いたのですが、アテンドをさせて頂く仲間たちとの豊かな関係性に、私自身がとても癒されました。誰もが無理をせず…

バカでも大丈夫らしい

昨日、敬愛するお師匠様に、半年ぶりにお目にかかることができました。この方は東洋哲理の師で、しばらくご療養中であられました。久々にお師匠様にお目に掛かることができとても嬉しく、また、昨日のご講義を拝聴し、大きな気付きがありました。数年前初め…

楽しみの器

先日、「竜馬四重奏」の皆様が美保関にてライブをなさいまして、親しいお友達がチラシ等の作成に携わっておられたご縁で、私も拝聴させて頂きました。 ryoma-quartet.com ホールではなく、伝統ある旅館でのライブで、演奏者の皆様との距離がとても近く、実に…

ひとりで悩むのもほどほどに

数年前から、ご縁あって成人発達理論を勉強しています。両親との関係性に葛藤があり、子どもの頃から、「人が本当に大人になるって、どういうことなんじゃい!?」と思ってきました。この疑問には、成人発達理論を通して納得のいく説明が与えられたと思って…

本の芋虫

近頃、生きる上で壁にぶつかっており、本ばかり読んでいます。読書は年中していますが、ここひと月「本を読む芋虫」化しているような気がします。蛹になれるといいのですが。新しい本も読んでいますが、ここ10年処分対象とされず書棚に生き残った本たちを読…

筝曲 ~伝統的なものの懐の深さ

筝曲を学んでいます。10数年経ちました。何か大きなきっかけがあったわけではないのですが、師との得難いご縁がありました。私は、茶道と筝曲という二つの大きな趣味を持っています。芸は遊びです。この二つの遊びが、私の表の顔であるヨーガ教師の仕事を支…

辛い経験からの成長 PTG

”post-traumatic growth 外傷後成長” という概念があります。PTGと略して表現されることもあります。PTSDの対極にある状態です。ストレスの中でも重度のものを、外傷性(トラウマ性)ストレスといいます。そんな重度のストレスを乗り越えられた時「変容」が…

瑜伽 = yoga योग 

『瑜伽(ゆが)は、仏教におけるサンスクリット語「yoga योग」の音写語で、感覚器官が自らに結びつくことによって心を制御する精神集中法や、 自己を絶対者に結びつけることによって瞑想的合一をはかる修行法をいう。 最近の心身の健康法としてのヨーガもこ…