蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

№773 インテグラル・ミステリーツアー

12月1日

先程Mおさんを米子鬼太郎空港にお送りした。
先週金曜日から本日まで行われたインテグラル・ツアーは、Mおさんがちゃんとおうちにお帰りになったら無事完了となる。

ええと…いったいいつこの話が生まれたのか、私はすでに記憶がないのだが、

と書いて思い出した!

N夫先生の黒い本出版イベントのうちあげ in 巣鴨のときだ。

山陰に遊びにおいでよ~、私の車は3名までなら快適に移動できるよ、と申し上げたら「行こう行こう」ということになって、結局のところN夫先生はなんだかんだとお忙しいためにこの度はご参加頂けなかったけれども、MおさんとSみさんがほんとに来てくれることになった。

あたりまえの山陰旅行じゃつまんないなあと思い、都会の人がやってきてもちょっと行くのを躊躇しちゃうような秘境にお連れしようと考えた。

って、すごくしっかり段取りしたように聞こえる? 

ブッブー。ぜんぜん違います。
私はこりすのように小心者でありながらチョーテキトーな”どんぶり野郎”なので、ギリギリにものを決めて、お二人が出雲空港に降り立ち我が愛車に乗り込んで初めて「えーと、今回はねー」と旅程をお伝えしたという、ミステリーツアーもいいところの乱暴な旅行だったのである。

このお二人もまた大したもので、事前に宿泊代金はおいくらですかとか、どこに連れて行ってくれるんですかといった質問も一切なし。前日になって「ようやく仕事が片付いたので、なんとか行けそうです!」とメッセージがくるくらいで大物っぷり半端ない。

 

それで結局どこに行ったかというと…

初日:須佐神社出雲湯村温泉木次町の天野館さん(宿泊)、木次酒造さん
2日目:出西窯、温泉津温泉・薬師湯、輝雲荘・離れ(宿泊)
3日目:温泉津温泉・元湯、ゆのつやきもの祭り(椿窯他)
4日目:群言堂・石見銀山本店、足立美術館
5日目:大山登山(Mおさん)、寿司割烹せいじ(とにかくすごいお寿司屋さん)
6日目:足立美術館(再訪)、Spice(松江市のカレー屋さん)、聖地CAFFE VITA

と、まあこんな感じでございました。
山陰在住のお仲間が適宜ご参加下さいまして、盛り上げてくださったことに深く感謝です。

そういえば今回意外な展開となったのは、MおさんとJK剣士の初顔合わせ。いつも通り傍若無人なハハは、初対面の二人を残して仕事をしに行ってしまったのだが、MおさんがあれこれJK剣士と話をしてくれて盛り上がったらしい。JK剣士もすごく楽しかったらしく、翌日も夕食をご相伴させて頂いた。

このご縁がどんどん膨らんでいくとすごく面白そうだな~、と色々妄想している。
まずはインテグラ茶道部を立ち上げるのが、2022年の目標。それでインテグラル茶会をやる。

いったいどんな茶会なん?!と聞かれても、答えられない。
なにしろどんぶり野郎なので。すみません。てへ!

 

 

№772 JK剣士、最後の大会

11月30日

 

10日にいっぺんは更新しよう、と思いつつアッ!という間に時間が経ってしまいました。
今月は盛りだくさんだったのですよ。


ちゃんと東京出張も行ったし、長女ぶーちーともたくさん遊んでもらいました。東京からのお客さまをお迎えして山陰ツアーもやりました。

JK剣士は高校生として最初で最後の公式戦に臨みました。結果は2回戦の延長で敗れてしまい残念でしたが、本人に悔いはないと思います。
県立武道館2階のアリーナ席から見下ろす剣士の姿を、小学生の時から見続けてきましたが、これが見納めかと思うと感慨深くて涙が出そうでした。

「道と名のつくものを、10年修めてから家を出るように」というのがハハの唯一の教育方針でしたが、この11月でJK剣士の剣道歴は満10年を迎えました。
暑い日も寒い日も、勝てる日も勝てない日も、辛くても楽しくても、ここまでやり抜いたのはほんとうに立派でした。我が子ながら尊敬の気持ちが湧いてきます。

 

12月に最後の遠征に行き、男子の選抜大会を応援し、それをお仕舞いとして剣道部を引退します。

これまで応援してくださった皆様方に、心からの感謝を申し上げます。

でも、JK剣士はずっと剣士だろうなと思います。学校剣道はこれでお仕舞いになりますが、いつか何処かでなにかが起きて、もう一度剣道をするやもしれません。Yogaにも神様がいるように、剣の道にも神様がおいでになると思いますので、身を委ねておまかせしたいと思います。



最近は、一所懸命文章を書いています。
リーダーのお求めに応じて、ヨーガのことに関してなるべくわかりやすく書いては提出し、ダメ出しをもらってまた書き、の繰り返しです。こうやって書いている文章が溜まって10万字になったら読んでくれると、敏腕編集者(休暇中)が言ってくださいましたので、今はこの「ヨーガについてわかりやすく書き連ねる」という努力に没頭しようと思ってます。

今日のブログは洋平先生への狼煙です。
先生、マスターコース受けなくてごめんなさい。ずっと準備してきたプロジェクトがいよいよ始動しそうで、「そんな暇ないだろ」「実地で学びを検証せよ」とリーダーにご指導受けてます。
ちゃんと始まったら報告します。きっと洋平先生も、私たちのこの取り組みをとっても喜んでくださるのではないかと思います。

冒頭にも書いたように、今月は(先生もよくご存知の)二人のインテグラル友達が山陰に遊びにきてくれました。
どちら様も只者ではないので、あれこれ妄想が膨らんで大変でした。この3人できっとまた何かやらかしちゃうと思います。
インテグラル理論は、勉強するだけじゃなくて使うものだよね?洋平先生。



人と人の繋がりは実に不思議です。
長女ぶーちーやJK剣士がいい感じに育ってくれたのも、苦しい時にインテグラル理論に出会って、わからないながらもずっと学んできたからだと思えます。しみじみ幸せです。


№771 コードネーム:JK剣士17

11月9日

一週間前に帰宅し、日々JK剣士サービスに勤めている。
今回のおみやげは神戸一貫楼のぶたまんだったので、それを蒸して二人でNetflixを見ていたら電話がかかってきた。南の島留学でお世話になっている担当者さんからである。

いよいよ出国日が確定となった。
年明けの1月11日、成田空港から直行便が飛ぶことになったらしい。これまで直行便は運休していて別の島経由で向かう予定であったが、これで費用も所用時間も大幅に軽減された。良かったなあ。

 


さて、JK剣士サービスとは具体的になにか?
部活後の迎えの時間に極力仕事を入れないこと、一緒にご飯を食べること(もしくはJK剣士がご飯を食べているときに、たとえ断食中であってもそばにいること)、一緒にNetflixを見てああだこうだとおしゃべりすること。

ちなみに昨日は母が同じ部屋で仕事をしていたので「うちひとりでゴルゴ見ていい?」と言い、ゴルゴ13のアニメを見ていた。ゴルゴ、ゴルゴとよく言うが、原作漫画もアニメも実のところ見たことはない。JK剣士も同様である。

見始めたらすっかりハマったらしい。ジェームス・ボンドの時と同じようにいろいろ教えてくれた。ちゃんと苗字もあるがファーストネームはわからない。ご存じですか、ゴルゴのお名前?!実は知らない人案外いるんじゃない?

ボンドと同じく決め台詞がたくさんある。うっかり背後に立ったら殺されるらしい。こわっ!
それにしてもすごい眉毛である。仕事の合間にJK剣士の背後からPCを覗き込んで、しみじみあの特徴的な眉毛に見入ってしまった。

 

よほど気に入ったらしく、自分の名前に年齢をくっつけて「うちはJK剣士17だけん」などという。え?13って年齢なん?と思わず突っ込んだ。JK剣士はしばし無言で佇み「まあ違うわな」と言った。そりゃそうだろ、ねえ。

でもそれ、わかりやすくていいね。永遠の28歳のハハはこれから「こりす28」と名乗ろうと思う。コリスニジュウハチと発音してください。よろしくどうぞ。



№770 ちゃんとたどりつけるよ

11月1日

@グランヴィア大阪
先程Mおさんを新大阪でお見送りして梅田へやってきた。今日は堂島でしげにいちゃんが大好きだったMるちゃんに会うのだ。3、4年前になるかな?本町で馬肉食べて、Mるちゃん行きつけのスナックで深夜2時まで3人で絶唱したなあ。懐かしい。

今日から新しい月になったけれど、先月はしげにいちゃんの一周忌だった。在りし日の笑顔の写真を前に香華を手向け合掌しても、なんで居なくなっちゃんだようという苦い思いは消え去らない。その日から数日後には、長女ぶーちーの誕生日だった。昨年思いもよらずお別れせねばならなかったけれど、ぶーちーの誕生日に合わせて米子に往復するチケットが手配されていたということを、ある方が教えてくれた。そのことを聴いて、またしんみりした。


昨日は奈良県某所に行ってきた。
2年前にうだうだ落ち込んでいた時、「ここに行ってみたい」と思う場所を見つけてしげにいちゃんに話した。彼はパワースポットには積極的に足を運ぶ人だったから「おまえもそろそろそういうところに自分で足を運んでみなさい」と、言われた。

なにしろYogaを勉強しているものだから、どこか遠くにある場所に偏在しているものは、いつもいかなるときも私の内外に満ち満ちている、ということをなんとはなしに信じていて、「別にわざわざどこにも行かなくてもなあ」と思ってきた。でもそれでも慧心師も「その場所に行って実際に感じてみなくてはわからん」からヒマラヤに行けといつも仰るし。

ということで奈良県の秘境のその場所に行きたくて、大阪府民の”おやかたさま(愛称)”にお願い申し上げ、今めちゃくちゃフットワークが軽いMおさんも巻き込んで、3人で一緒に行ってきた。

いやー、すごかった。

どこの、どんな、ということをあまり人にも話したくないし、SNSにあげるなどもっての他!と思わされる場所だった。こういうところは召喚されねば辿り着くことができない、ということを聞くが(ヒマラヤの修行にも喚ばれないといけないらしいよ)、なんだかほんとにそんな気分になる場所だったよ。

3人ともガラにもなく神妙な感じになっちゃってさ、それぞれ別の顔を見せ合った気持ち。
そこは澄んだ水が湛えられえている渓谷のなかなんだけど、3人が3人とも「水に入りたい…」とか言っちゃってたのは相変わらずの暴れん坊ぶりって感じよね。

恐れ多くも直々に運転してくださる車の後部座席に、お行儀よく静かに座っていたこりす的私に向かっておやかたさまが、「静かにしてると恐ろしい。なんか悪さしてんのとちゃうか?!」と何度も仰るのは心外だったけどね。そんなこと言われちゃうとガブッ!と耳たぶに噛みつきたくなるよね。思うだけでやらないけどね。


そこにちゃんとたどり着けるよ、と言ってくださった方がいた。
祝福されたみたいで、うれしかったな。

 

 





№769 大谷ならいいけど

10月30日

14日に投稿して以来二週間以上もサボってしまった。
今回はションボリモードだったわけではなく、マジで!忙しかったんである。

まさかもしかしてまたまたションボリ?と思い、ご心配下さりお声がけくださった心優しい皆様方、本当にありがとうございました。皆様のお優しさ、胸に沁み入りました。

 

毎日が夏休みのふらふらライフを身上としている私なのに、寿司割烹せいじさん&バーマルジンに行った翌日の午後から予定つまりまくりで、夕食をかろうじて口に入れることができるようなスケジュールで働いた。実に人間的。普段が非人間的、っていうかこりす的だから。

その14日午後から出張に出るまでの21日夜まで、馬車ウマじゃなくてちょこまか走り回るネズミのように動き回って、なんとか寝台特急サンライズ出雲に乗り込んだのが21日の夜。

前回この列車に乗ったのは一昨年の12月。日体大でのセミナーに参加するためにやってきて、リーダーとサシのみしたろうと思ってわくわくドキドキしていたのに、リーダーがインフルエンザでぶっ倒れてお流れになったという悲しい思い出がある。そもそもインフルエンザにかかるとは何事であろうか?! もしこれが私の生徒さんだったら、先生は生徒の免疫を高めるためにいったいなにをやっとんじゃい?!という責任問題に発展しようが、生徒さんじゃない場合は如何ともし難い。

ところでポーズを決める系のYogaには、免疫力向上やエピジェネティックな効果はあるのだろうか? 素朴な疑問。誰かご存知の方がおいでになったら教えてください。ツボイはYoga療法まっしぐらなので、フィットネス系Yogaのことはさっぱりわからないのであります。



そうそう、なんで今回サンライズ出雲に乗ったかというと、長女ぶーちーが「お箏を運んでこい」と言うからなのだった。飛行機や新幹線と違って、サンライズ出雲は乗り換えという行為を必要としない。米子で乗り込んでいつも通りぼんやりしておけば、翌朝気付くと東京駅にいるという奇跡のような移動手段なのである。

「お箏、送れや!」と思ったそこのあなた。楽器屋さんに頼んで梱包してもらって、安全に送ってもらったらいったいおいくら万円かかると思ってらっしゃるの?(実は私も知らない) 長く愛用の楽器だから、可能であれば我が手で運びたい。ということでサンライズ出雲の個室(シングル)を取って乗り込むことにした。お箏と並んで川の字ならぬ箸?の字で寝て、翌朝ぶーちーに東京駅に迎えに来て貰えば良いのである。

しかし、お箏は絶対に個室に入らないよ!という不吉なご懸念が二人の方から寄せられた。
うち一人は、アホな母さんをいつも優しく見守るJK剣士である。「ぜったいムリだって!」と言うJK剣士に「いや、個室には大谷翔平だって入れるはず。だからお箏も平気だよ」と主張すると、「大谷翔平は腰が曲がるからな」という至極真っ当なお言葉を頂戴した。なるほど、そゆことね。俄に不安が募るハハ。確かにヤバそう。

結果はいかに?!

たまたま、ほんっとにたまたま、車両構造の都合で天井が高い個室に当たった。シングルツイン、というレアな個室の隣にある2号車14番のお部屋。なので箸の字で寝なくて済んだ。お箏も腰を曲げたりすることを要求されず、いつものように立てかけられたままぶーちーの元へ辿り着くことができた。

JR西日本会員専用ダイヤルのお姉さん、巨大な荷物のことなど何もお伝えしなかったにもかかわらずグッジョブでした。ありがとうございました。

 

 

№768 うにバクハツ!

10月14日

皆様ごきげんよう。二日サボりました。
私がなぜBlog更新をサボるかは、知る人ぞ知るヒミツであります。

しかし今回は色々と考えてしまいました。
常々、敬愛するN夫師匠から「そんなアホな文章ばっかり書いておるからちゃんとした仕事ができんのだ」とお叱りを受けている不肖な弟子ですが、ようやくちょっとそのあたたかいお心&愛が理解できたような?

なので、実はこっそりもうひとつ持っているBlogアカウントで、ここで書いたら「つまんないからやめろ!」と非難を浴びる「まじなYogaネタ」を三人称で書くっていう修行の道に入ろうかな~と思っている。しかし敬愛するN夫師匠はこれまた常々私に「修行やめれ」と仰っておられるからして、いったいどうすべきか激しく葛藤する。アホがどれだけ葛藤してもどうにもならん。やれやれ。


さて。
とうとう作戦5を遂行した。

これがすぐにワケわかっちゃうあなたは相当奇特なお人。そう、9月30日 №758でやらかした「JK剣士の剣道部Tシャツをダメにしちゃった件」の謝罪に関する案件。いかにも役に立ちそうもない作戦を4つ挙げたところ、「山陰にきたらここにこないとダメぜったい!」の美味しいお店のマスターお二人が助け舟を出してくださったのだった。

作戦5は、米子市朝日町の寿司割烹せいじさんでお寿司を食べさせるというもの。
でももうすでにJK剣士からは「べつにいいよー」という言質をとっているので、一緒にお酒を頂ける鍼灸師のI先生とご相伴させて頂いたのだった。これでは、作戦にかこつけて自分がせいじさんに行きたかっただけやろ?!と言われてしまう!

違います。
JK剣士抜きで、文字抜けした剣道部Tシャツの無念を悼みに行く任務であります。


今はね、うによ。うに。雲丹。UNI。
ウニっていうのはね、爆発物を扱う様に慎重に輸送されてここにやってきて、ようやく私の口に入る食べ物らしいよ。全然知らなかった。爆発物なら触ったことも運んだこともある。でもあの手の爆発物は幾重にも安全が守られているので、いくつもの要件が重ならないと爆発しない。

でもうには、ほんとにそーっと水平にして運んでこないとダメなんだそうです。
よく見る例の容器の中で、うにが端の方にちょっとでも寄っていたりしたらもう価値ないらしいですよ!とてつもなく厳しいね… 私みたいな乱暴者には「うに輸送ミッション」は遂行できないな。

うには想像した通りすごく美味しかった!
うにが美味しいだけじゃないんだよね。せいじの若さんがすごいんだよね。ほんとに。

その後、行きつけのバーマルジンに行って「寿司割烹せいじさんと、せいじさんで食べるうに最高」というネタを肴にカクテルを飲んだ。
マティーニは飲まなかった。極めてアルコール度数の高いカクテルであることがわかった。

ウニの輸送とマティーニのヤバさについて学習。作戦5、ミッションコンプリート。

№767 君に釘付けだよ

10月11日

JK剣士は足裏が痛むらしいが元気だった。二匹の猫もご機嫌さんである。よかったよかった。

足裏が痛むのは、稽古時間が増えてきて一度消えてしまった足の裏の(皮膚の)頑丈さが取り戻されつつあるプロセス。いつの間にやら厚くなった足裏の皮膚が、稽古できなくなって元に戻って、今また厚くなりつつわけで、人間の心身はぼんやりしてるとすぐにへなちょこに戻っちゃうことの証明である。

この足裏の皮膚を放置しておくと出血の惨事になるので、ある程度のところで自分で引き剥がす。ひっぺがすとそこにはやわな皮膚がひっそり佇んでいるので、これをまた稽古で痛めつける。これを繰り返すと頑丈だけどしなやかな足の裏になるらしい。

負荷は大事、しかしケアも大事。

ギリギリのところで出血を避けつつも自分を甘やかなさい。でもちゃんと手はかける。
うーん、いい話だなあ!私もJK剣士の足の裏(の皮膚)のような、しなやかな人になりたい。


上京中に地震を経験したこりす的ハートを持つ臆病なハハに、「大丈夫だった?」と声をかけてくれる心優しいJK剣士。そういえば2016年10月21日14時7分ごろに「鳥取中部地震」という大地震があったんだった、という思い出話も出た。

倉吉市という県中央部にある町を中心に、最大震度M6.6を記録した。その時ここ(米子)がどれだけ揺れたのか、自分がどこで何をしていたのかまったく記憶がない… ちなみに当時小学生だったJK剣士は、走っていて揺れにまったく気がつかなかったらしい。もちろん大怪我をした人もいなかったと記憶している。良いことである。


帰宅時のお約束として、上京中にやらかしたアホなことをあれこれ報告するのだが、マティーニ呑んで酔っ払っちゃってさーということを伝えた時、「なんですと?!」という目つきでハハをキッと見据えるJK剣士。

曰く、「ママ。マティーニはね、ボンドが眠れない夜に飲む酒なんだよ?」

またもや教養のなさが露呈してしまった。
眠れない夜がない私が、女王陛下の007、かのジェームス・ボンドが眠れない夜に飲む酒を飲んでしまったとは。ちなみにそんな夜、ボンドはマティーニを12杯呑むそうである。うーむ、ちょっと試してみたい。

そんなハハの教養のなさを埋めるために、昨日は二人でボンドを見た。「スペクター」という作品である。素敵なドレスを着て顕れた女性に対して、スッと立ち上がり「君に目が釘付けだよ」とスマートに述べるボンド。

アイヤー!母さんもこんなこと言われてみたい~!
と口走ったら、DVDを一時停止してまたもや私を見つめ「そういうことを言ってくれる紳士の、あてはあるわけ?」と問われた。

これは実存的な問いである。私のこれまでの生き方を問うてくる、007&JK剣士。