蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№918  「みる」ということ

にわかラグビーファンの私にとって、つらくかなしい週末が過ぎていきました。阪神ファンの方はいつもこんなお気持ちで日々をお過ごしになっておられるのか…とシンパシーを感じた次第です。

 

わかる人にはわかる、対ジョージア戦と対イタリア戦。

 

なんなのいったい?!

 

もうそれしか言えない。

我が家の全人口はすべてがラグビーファンですから、陰鬱な空気が漂っています。暑苦しいのは耐えられるけど、重苦しいのは耐え難い。

 

メンバーぜんぶ入れ替えじゃあ!!と思った人は、きっと私以外にもいるはずです。
今後の奮起に期待致します。超えろ!

 

 

えーでは、ラグビーのことはいったん忘れまして。


昨年10月にAmazonから我が家の積読棚に移動してきた本を、なぜか突然、ようやく、手に取りました。ふと思い立って手に取ったら止まらなくなり、1日で読了。

 

その日から私は、自分のメガネをケースにしまって、ピンホールメガネをかけて仕事にまで出かけてしまいました。

 

一見サングラスに見えないこともないですが、よく見ると明らかに違う。こんな怪しいメガネをかけて阪神電車に乗ってしまった。

 

十分恥ずかしいのですが、そうまでしても私は自分の視覚システムを変えたい!と思ったのです。

 

人は脳のほとんどを使っていなくて、自らの持つポテンシャルもほとんど活用できずに死んでいきます。

 

このことを嘆いた人たちが、Yoga修行を始めちゃったんやなと思ってます。

 

大丈夫ですか?みなさん。

ついてきてますか?


Yogaは体操とかポーズじゃないからね?
「人の潜在能力の開花」こそがYoga実習の目指すところですからね。
ぼんやり体操したり、なんとなく坐ってちゃもったいない、ダメ絶対よ。

 

この潜在能力を開花させるためには、努力とか我慢とか高β波バンバン出してるようじゃいけないのです。要するに、ストレス状態では無理なのですよ。

 

ふわふわ〜、ふらふら〜、あはは〜って感じで、ゆるくムリなく「楽だ〜」と自分が感じていないとダメなのです。

 

話を視覚システムに戻しますと、「見る」ということの重要性は「はっきり見る」ことにはないそうなのですよ。

 

ところで皆さん、あなたは人や他のいきもの(植物含む)オーラが見えますか?

 

急にオカルトチックになったと思ってるでしょ?
大方あってるけど、でもちょっと違うのよ。

 

オーラを見るには、網膜の、いつも使ってるところとは別の部分を使わないといけないわけです。単にそれだけ。

 

それが桿状体。
ちなみに、いつも使ってるのは円錐体。

 

網膜とは、重なり合う光受容器の層であり、桿状体と円錐体からなっています。
網膜には1億3700万の光受容器があり(だれが数えたんやろか?)、そのうち桿体は1億3000万、錐体は700万、すなわち95対5の割合になります。

 

ガーン

 

潜在力を発揮できないのって、ちゃんと見てないからってことか。もしかして。

 

で、平たくいうと、錐体は「はっきり見る」ことに関与していて、桿体は夜目とか周辺視野とか、それこそオーラとかを見るために使ってると言われているのですが、そもそも現代社会では「はっきり見る」ということ、要するに、焦点を合わせ、解析度高く見ることばかりを重視しており、そのこともまた、100のうち5しか「見る」ことに関わる能力を使わない・使えないことに繋がってるってこと。

 

桿体を使って「みる」ことは、自他の境界を超えて周辺環境の情報も得る、ということなのだと理解しました。

 

錐体で「みる」のは「見る」で、桿体で「みる」のは「観る」なんじゃなかなと。

 

なので、Yoga実習で目を閉じて、私たちは「観る」ことのできる自分を育てているのだなと「視覚的」にも合点がいったわけですが、このことを目を開けていてもできるようになるために、ピンホールメガネを用いることで桿体を刺激し、懸命に桿体で「観る」訓練をしているわけです。まあ頑張ったらダメなんだけど。

 

桿体で観ることは、事象を超えたヴィジョンを見ること。

 

この夏、イッちゃった目をした、環境から情報を収集するいきものにに生まれ変わるつもりです。

 

瞑想してても外を歩き回っていても内的視野が活性してたら、世界はどんなふうに見えるんやろうか。

 

 

 

 

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