蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

No.728 出版の狼煙

音を食らう仙人たちのあいだでは意外と評価の高いエミネム 笹井宏之 7月31日 リーダーのご本が出版された。 お祝いを準備していたのだが訳あって(東京でフラフラしていたせいで)当日にお渡しすること叶わず、お詫びして後日差し上げることとした。 2年前…

No.727 サボってるあいだ

人間のいのちの奥のはづかしさ滲み来るかもよ君に対へば 新井あきら 7月31日 3日間サボりました。色々あって考え込むことあり。 今はのぞみ車中。この列車は広島止まりらしいが、そんなのぞみがあるとは知らなかった。岡山で降りるのでなんの問題もない。 …

No.726 トーマスくんのトースト

雨といふごくやはらかき弾丸がわが心象を貫きにけり 筒井宏之 7月27日 私には尊敬する人物が数名いる。生きてる人と、この世ではないところに存在しているひと(どこがほんとのこの世かという議論は今はしないでおこう)。会える人と会えない人がいる。私が…

No.725 うなぎパンとうなぎクリーム

わたがしであったことなど知る由もなく海岸に流れ着く棒 笹井宏之 7月26日 先日長女ぶーちーと東急ストアで待ち合わせしていたとき、パンコーナーに驚きのパンを発見した。「うなぎパン」である。 その「うなぎパン」なるものを目にした瞬間、私は脳天に雷が…

No.724 仕切り直し

愛としかいいようのないものをこぼし夢の川原を去ってゆく鹿 笹井宏之 7月25日 昨日は16時半頃から池袋で食事。お店は大繁盛。エアコンの風が直撃する席で体が冷えてしまい2時間もせずに退散したが、店から駅までの道にはおまわりさんどころか機動隊員まで…

No.723 お師匠さま、来た?

いくとせも鏡のなかを歩みゐる我とけふまた目を合はせけり 筒井宏之 7月24日 秘境にて朝からリアルセッション。協働で指導に当たっているクライエントさんで、もうお一方の先生(Yogaではないご専門)から「ぜひこのタイミングで立位のポーズを」とのご指示…

No.722 須賀子というひと

とれたての真珠のやうに子どもらが夏の手前でひかつてゐます 筒井宏之 7月23日 昨夜、長女ぶーちーからSOSが来た。祝日のため二日連続で寮の食堂がお休み、だからごはんを食べさせてくれという。夕方の授業終了後に東急ストアで待ち合わせて、お惣菜とビール…

No.721 肺と哀しみ

花束をかかえるように猫を抱くいくさではないものの喩えに 筒井宏之 7月22日 今朝、胃の痛みで目が覚めた。その痛みに意識を向けると夢は飛び去っていってしまって、記録できなくなってしまった。 この胃の痛みは今月初めにも経験したもので、自分としては胃…

No.720 うたと詩

静かなる庭に足音響きいて月かもしれぬ 鬼かもしれぬ 筒井宏之 7月21日 思考停止になると詩歌が読みたくなる。 昨年の今頃、非常に印象的な体験をして思考停止になった。そのときから現代短歌にハマってきたが、今年はなんとなく詩の方がしっくりくる感じで…

No.719 みんな無事

手のひらのはんぶんほどを貝にしてあなたの胸へあてる。潮騒 笹井宏之 7月20日 昨日は某所で一泊。楽しいお酒で飲み過ぎて、喉が渇いて早暁目が覚めた。開けっ放しだったカーテンを少しだけ閉めて横になると、夜が明けた瞬間の光を見ることができた。 午後、…

No.718 好きな作家 

夏草になつ暮れてゆく前奏はひかりのなかの鷺のはばたき 筒井裕之 7月19日 新幹線は岡山駅を出たところ。今回は一週間の滞在でJK剣士の懇談など大事な所用を済ませた。 旅行に出かけるときにすごく悩むのは、どの本をもって出かけようかということ。 今回も…

No.717 のびのびあまえて

午後きみはひかりのかごを編んでをり 居眠りをするわれの傍ら 筒井宏之 7月17日 JK剣士は学校が休み(本当だったら土曜日も授業)。そして今日は中学生の後輩たちの県大会だった。無観客試合なので応援にはいけない。結果は男子優勝、女子は残念ながら準優勝…

No. 716 雷雨、猫の悲鳴

千切れつつ増えゆく雲を眺めをり 人に生まれてからといふもの 筒井宏之 7月14日 日曜に帰宅し、三日間休養していた。帰宅した時には雨も上がっていて、大雨洪水警報の影もなく非常に蒸し暑かった。東京滞在中は肌寒くて上着が欲しいくらいだったので、この蒸…

No.715 人体実験  

朝がくるまえにあなたの窓という窓をみがいて帰りますから 笹井宏之 7月10日 今日は広尾のカフェへ。ヨーグルトがご自慢だそうだ。でもヨーグルトはサイドメニューのようで、それを真正面からドーン!と受け止め難い空気を感じ、やむなくスープランチを頂戴…

No.714 せめて口惜しいと

顔をあらふときに気づきぬ吾のなかに無数の銀河散らばることを 筒井宏之 7月8日 PCが新しくなったので、これまで面倒でやっていなかったファイルの整理をしてみた。 最後は案の定写真を見たりしてなんの仕事にもならないのだが、子供たちが小学生の時に上…

No.713 皆、良かれかし

幾千もの星のひかりに切られゐし冷たき頬へシーツをあてる 筒井宏之 7月8日 年に一度恋人同士が邂逅するという夜、曇っていて星は見えなかった。 長女のために七夕に因んだ可愛らしいパッケージの菓子を買ったので、遅ればせながら渡さなければ。 山陰では…

№712 安全なねぐら

なんといふしづかな呼吸なのだらう 蛍の群れにおほはれる川 筒井宏之 7月6日 梅雨らしい暑苦しい日。ここ数日気温低めで、蒸し暑い米子で調えた旅支度の中身はどれもこれもノースリーブだったという悲惨なことに。「どこかに貼るカイロ売ってないのかな」と…

№711 クロウサギin奄美

前(さき)の世に出逢ひてゐたるあかしかと思ふ なにか君が懐かし 筒井宏之 7月5日 おともだちが奄美大島に行くという。奄美大島と言えばアマミノクロウサギです。知ってる?と訊ねると「なんとかのシロウサギしか知らない」と仰る。 なんとかのシロウサギっ…

№710 熊派閥こわい

そのみずが私であるかどうかなど些細なことで、熟れてゆく桃 笹井宏之 7月3日 今朝も雨だったね。最上階の大浴場に露天風呂がついているのだが、1階のレストランのたぶん換気扇から流れ出る油脂の匂いがイヤで、朝は利用しないようにしているが雨だと断然マ…

№709 果糖飲んじゃった

ひかりふビルとビルとのあはひにて虹を産まんとする雨後のみづ 筒井宏之 7月2日 昨日、成城石井でふらふらしていたらO先生から着信があった。踵のことでご心配をおかけしているので、レントゲンを撮っていないことを叱られちゃったらどうしよう、と思いなが…

№708 あこがれ

3回も食事したからバレてるよ 生春巻きとわたしが好きね 佐藤真由美 7月1日帰って?来たよ、五反田に。今回は10日ほどいます。 一部の授業が対面になって毎日のようにガッコウへ通っている長女ぶーちー。五反田に宿をとっているのはぶーちーのためなんだか…

№707 JK剣士便り

あの夏の言葉よりなほ無防備にさらす咽喉(のみど)にいま触れてみよ 今野寿美 6月30日 先日サボった分を書いておきます。 なんと、JK剣士が勉学に励んでいる。カントクM先生は社会の教師が本職(副職?)なので、剣道部員は社会の成績はいい。副顧問のI先…

№706 祝20周年、祝永遠の28歳

あの夏の数限りなきそしてまたたつたひとつの表情をせよ 小野茂樹 6月30日 Happy Birthday!バーMarujin!おめでとう20周年! ということで梅田にいます。ほんとだったら例年この日の夜はバーMarujinのカウンターで、お店の誕生日と森の子りす・永遠の28歳を…

№705 それ、不採用

6月29日 ここ二日ほどやたらと忙しく、まるでふつうの人のような生活をしていた。おかげでふらふら不足でもう大変である。 今、新幹線のなか。静岡には止まらないのぞみ20号。先程岡山駅で伯備線特急やくも号から乗り換えたところである。先月はゴーストタウ…

№704 じぶんがわるい

別のわれどこか遠くで泣いておりちりちりと胸が痛い真夜中 干場しおり 6月27日 今日のぶん すごく忙しい一日。朝からオンラインセッション、いつもながら刺激的な対話をさせてもらえる。自己とは?自我とは?意識とは?「私」とはなんなのか?そしてこの自分…

№703 教える・教わる

汝に照らされて見つける吾のうすあおい卵の殻のようなもの 小林久美子 6月27日、だけど昨日のぶん すみません、昨日サボりました。ごめんなさい。どうしても書けなくて。 階段から足を踏み外して1週間が経った。全体重をかけて床に激突した踵の痛みはなかな…

№702 じょうずでなくてもいい

魂がいつかかたちを成すとして あなたははっさくになりなさい 笹井宏之 6月25日 たいがいふらふらして生きているが、今日は休養日である。休養したいがケガの回復途上にあるので、治療を受けに行ってきた。昨夜はなんぶ町でのリアルレッスン(純粋に体操だけ…

№701 ご加護があるから

一様に屈折をする声、言葉、ひかり わたしはゆめをみるみず 笹井宏之 6月24日 JK剣士が17歳になった。自分が17歳の頃のことを想うと、毎日が私なりに地獄だった。環境がどうとかいうことじゃなく、自分の本心は誰にも理解されないと思っている地獄。今、私は…

№700 フライング誕生会

6月23日 昨夜、フライング誕生日祝いをして頂いた。 大変な金額のウィスキーを入手して頂きそれをみんなで賞味するという、誕生日にかこつけた会だったのだが、その大変な金額のウィスキーは私がいつでも飲んでよし!というお許しつきである。なんとまあ贅沢…

№699 森のこぐま?

掌のぬくみ伝ふるブランデー飲みほせば君になだるる潮みちくる 玉井清弘 6月22日 起床後も引きつづき歩行時に痛みがあったのだが、だんだん和らいできた。なんで?どうにかいつもの掃除はできるくらいに落ち着いた。 JK剣士は今日から期末試験。「試験ねえ」…