蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

№430 ここから先

「目覚めるまでは夢は真実であるように、アートマンの知識が得られるまでは、身体とアートマンとの同一性は真実であり、直接知覚などが知識根拠であることや覚醒状態も真実である。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 11-5 先日某所で仕事をさせて頂いた際、主…

№429 おまかせでお願い

「一切の生類の意の変容を、差別なく見ていて、この変化しない私に、なんらかの差別があり得ようか。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 11-3 数日間、遠出して仕事をしてきた。 昨夕、米子駅に降り立ったら山陰は秋になっていた。 生きていると実に様々なこと…

№428 いつまでも

「生類が監視者(ブラフマン)であることは、それだけで確定したことであって、監視者と異なるかに見えるのは無明に由来するのである。それゆえにその監視者との別異性は『君は有である』という言葉によって除去される。」ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 11-1 師…

№427 理論の限界

「不二であるから、覚醒状態にあっても、熟睡状態にあるときのように、実際には二元を見ておりながら、二元を見ることなく、また同じく、実際には行為しながらも、行為しない人、その人がアートマンと知っているものであり、その他のなにものもそうではない…

№426 しあわせな腎臓

一昨日、透析患者さんのためのフォーラムに参加させて頂いた。 これは東京田端にある透析専門クリニック・OASIS MEDICALさまが毎年開催されているもので、今年で5回目になるとのこと。 同時に、今年新設されたLEARNING CENTERの公式のお披露目の場でもあった…

№425 存分に遊ぶ

「全く不二にして無垢な知識があるとき、偉大な精神の持ち主は、憂いも混迷ももたない。憂いも混迷ももたないときには、行為することも、生まれることもない。これがヴェーダ聖典に精通している者の確信である。」ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 11-12 ヨーガ…

№424 「老化は病気」説

「名称や形態や行為とは別のものであって、本性上常に解脱しており、私はアートマンであり、最高ブラフマンである。私は純粋精神のみであり、常に不二である。」ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 11-7 加齢、ということをどのように捉えておいでだろうか? ヨー…

№423 ほんとうにしなやかなからだ

「身体・感覚器官から起きる一連の苦痛は、私のものでもなければ、私でもない。私は不変であるから。なぜなら、この一連の苦痛は存在しないからである。これはじつに、夢を見ている人が見る対象のように、実在しないのである。」 ウパデーシャ・サーハスリー…

№422 陰で支えてくれるもの

「私は不生・不死であり、また不老・不死であり、みずから輝き、一切に遍在し、不二である。原因でも結果でもなく、全く無垢であり、つねに満足し、またそれゆえに解脱している。」ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 10-3 茶道で用いられる道具に「茶杓」というも…

№421 甘えていいから

「私は清浄な見であり、本性上不変である。本来私には、いかなる対象も存在しない。私は、前も横も、上も下もあらゆる方角にも充満する無限者であり、不生であり、自分自身に安住している。」ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 10-2 あなたには憧れの存在がいるだ…

№420 切に思うこと

「熟眠状態においては、認識以外のなにものも存在しないので、認識主体の認識は永遠である、と言われているからである。しかし覚醒状態における認識は無明に基くものである。それゆえに認識対象は実在しない、と考えられるべきである。」 ウパデーシャ・サー…

№419 経験を感じ切る

「一切の生類の統覚機能は、つねに私の純粋精神によって照らされるべき対象であるから、一切の生類は、一切智者にして、悪を持たない私の身体である。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ10-6 人は生きていると、どうしても経験がパターン化していく。 いつも同…

№418 ほんものに触れ、愛する

「虚空が、風や他の元素の生起する前には、一切に遍満しているように、私はつねに唯一者であり、一切万有であり、純粋精神のみであり、一切に遍満し、不二である。」ウパデーシャ・サーハスリーⅠ9-3 先日、レイキマスター・マリコのお声掛けで、宝石のプロフ…

№417 ちいさくても確かに

「正しい知識根拠によると、外界の地は身体を構成している地と同じである。水などの諸元素もまた、すべて身体を構成している元素と同じであると知られるべきである。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 9-2 これまでの私の仕事にも生き方にも、大きな刺激を与え…

№416 「それ」の仕事

「賢者は、『私』と考えられているもののなかの『これ』の部分を、アートマンではないと理解して、捨てるべきである。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 7-6 先日、ある神社の境内で弓の稽古をしているのを目にした。 その様子を見ながら、オイゲン・ヘリゲル…

№415 どちらもまるごと

「前に生まれた理解を否定しなければ、その後に正しい思想は生まれない。見(=アートマン)は唯一であり、それだけで確立している。それは正しい知識根拠の結果であるから、否定されることはない。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 2-3 ヨーガはこの世を「迷…

№414 教え、教えられる

「アートマンは否定できないものであるから、『そうではない。そうではない』といって、アートマンを否定しないで残したのである。人は『私はこれではない。私はこれではない。』というような仕方でアートマンに到達する。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 2-…

№413 みずからを投げ出す

「それゆえに無知を除去するために、輪廻を止息するために、そしてブラフマンの知識を確立するために、このウパニシャッドが開始されたのである。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 2-25 2日間かけて動画の収録をさせて頂いた。 関わって下さる皆様方に心から…

№412 根底に流れるもの

「無明がひとたび正しい知識根拠によって除去されてしまったならば、どうして再び生ずることができようか。なぜなら無明は無差別・絶対の内我(内在するアートマン)には存在しないからである。」ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 1-8 昨晩から出張のため首都圏…

№411 もらったり、受けたり

「人々は、生来、身体に包まれたアートマンを身体と区別のないものであると理解している。この理解は無明(無知)に由来している。その理解があるかぎり、行為を行えという聖典の命令は有効である」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 16-21 先日とても不思議なご…

№410 呼吸は鼻で

「正しい知識根拠によると、外界の地は身体を構成している地と同じである。外界の水などの諸元素もまた、すべて身体を構成している元素と同じであると知られるべきである。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 9-2 今日は呼吸の話を。 深呼吸をしてはいけないと…

№409 動いてこそわかる

「地で始まり内我で終わる個人存在の構成要素の中で、先行の構成要素が棄てられるにつれ、後行の構成要素がより微細であり、より遍満していると知られるべきである。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 9-1 人間の中には、「ボディ」「マインド」「スピリット」…

№408 伝授

「人びとは原因と結果に執着していると考えて、私は人びとをその執着から自由にするために、各自の本性の真実の意味を理解させる原因となるこの対話を作った。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ9-5 昨日から二日間かけてレイキを伝授して頂いた。 私のマスター…

№407 自己の絶対的基盤

「そしてつねに私は、一切の生類に対して平等な絶対者である。一切に遍満し、不壊であり、吉祥でもあり、中断することなく、分割されず、行為しない最高ブラフマンである。それゆえに、お前の努力から起きるいかなる結果も、私には属さない。」 ウパデーシャ…

№406 昨日の自分ではなく

「幻影からなる活動を捨て、非存在を求める努力を止めて、つねに安らぎに到れ。私はつねに最高ブラフマンであり、解脱したもののように、不生にして唯一者であり、二元を欠いているから。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 8-2 自分というものを感じる時、その…

№405 解放をめざしている

「アートマンは変化することなく、不浄性もなく、物質的なものでもない。そしてすべての統覚機能の目撃者である、から統覚機能の認識とは異なって、その認識は限定されたものである。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 8-3 先週、ある方に、8カ月ぶりにお目に…

№404 そのままで

「統覚機能にのぼった一切のものは、すべての場合に、つねに私によってみられる。それゆえに、私は最高ブラフマンである。私は全知者であり、一切に遍在している。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 7-1 昨日に引き続き内観の話を。 内観療法とは、母をはじめ…

№403 見つめていなければ

「『これ』の部分が限定であるかぎりは、そのアートマンはアートマン自体とは異なっている。限定が滅したとき、認識主体はそれとは独立して確立している。斑の牛の所有者は牛とは独立して確立しているように。」ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 7-5 今日は少し…

№402 魂の冴えるまで

「この一切万物は、美しい装飾品のように、無明のためにアートマンに付託された限定である。それゆえにアートマンが知られたときには、一切万物は非存在となるであろう。」 ウパデーシャ・サーハスリーⅠ 6-3 暑さのせいか考え過ぎのせいか、図らずも断食修行…

№401 環境と内面と

「アートマンは時間をもたず、場所をもたず、方角をもたず、原因をもたないから、つねにアートマンを瞑想するものは、決して時間にたよることはない。」ウパデーシャ・サーハスリーⅠ14-39 連日のうだるような暑さで、まったく食欲が無い。 アーユルヴェーダ…