蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

№104 本、色々

英国方面の小説が好きである。数カ月前に入手し、大事に積読で熟成させてきた書籍に昨日いよいよ手を付けたところ、最初の中編「ツルゲーネフを読む声」でノックアウト… 夜半1時まで止められなかった。本日すぐに線を引きながら再読。読書感想文を書きたくな…

№103 2時間経過!

4月29日分28日夜は、大のお気に入りの松江市のCAFFE VITA http://www.caffe-vita.com/ にて開催された、musiqman Jr.さんのLIVEに参加した。マスターの門脇さんが三年前に出会って惚れ込んだとのこと。友人数名とど真ん前かぶりつきの席で満喫させて貰った。…

№102 大きい入り口は分かりやすい

学会で、久我谷先生の講演を伺った直後に注文した本を読了した。著者のブルワー氏は、ご自身も瞑想を行じる方で、この本には元祖マインドフルネスのJ・カバットジン氏も寄稿している。瞑想で「楽になる」体験をなさったブルワー氏は、ご自身の専門の中で瞑想…

№101 熱に差がある

4月27日分としてこのところ「二日に一度、まとめて投稿」のリズムになっている。単に面倒だという訳でもなく、1日では思考の流れにまとまりが付かないように感じ、2日の期間があると「なるほど、そういうことね」というオチが付いて文章にしやすいように感じ…

№100 自分の中の光

祝・100投稿!現在、「瞑想講座」と題して、ヨーガに関連して、生きるに当たり大切だと思うことについての講義を月1度のペースで行っている。明日のテーマは「シャドウ・ワーク」で、こういうことは初めから取り上げるのはなかなか難しいので、2年目に入って…

№99 途方もない震動にも

先日、「マハーバーラタ」を題材とした瞑想会に参加した。ちょうどその数日前に、研究総会でこれでもかと瞑想のエビデンスを聴いてきたところで、瞑想の肉体に与える効果が頭にもインプットされていたところ。ヨーガを行じるからには「何々に効く」からやる…

№98 40年ぶり

4月24日分なんと10数年ぶりに「銀河鉄道999 劇場版」を2作とも見てしまった。1979年公開、今年で40周年だというではないか… 初めて見たあの頃、そんなに子供だったとは。あの頃大好きで、のめり込むように見ていたけれど、まったく分かってなかったんだなあ…

№97 膿を出しているところ

この度の学会の講演で、慧心師が言われた言葉についてここ数日考えている。「皆、誤解しているようだけど、歓喜鞘(アーナンダマヤ・コーシャ)は過去の膿が噴き出るところでもあるんだからね」至福の鞘と言われる歓喜鞘には、心素と我執もぶら下がっている…

№96

4月22日分 学会で出かけた広島で、森 健「つなみの子供たち 作文に書かれなかった物語」(文春文庫 2019.3.8)を入手し、帰路のバスの中で読んだ。旅行先でしか読まない本があるものだ。この本の表現では、避難所での生活がとても美しいものに感じられ、本当…

№95 広島大会雑記

今年も研究総会が無事終了した。七夕のような毎年の再会も果たすことができたし、何より内容が充実しており、日頃から心に留めている事々に関して重要な示唆を得ることができた。また、思いがけないご褒美を頂いたことは嬉しい限りだ。大会開催は大変なご負…

№94 それしかできないのかも

6:29これから、広島大会のお手伝いとして会場に向かう。療法士会・広島の幹事長である のま先生には、ヨーガ教師になりたての時から可愛がって頂いている。私自身も、理想のヨーガ療法士の在り様を のま先生に見、求めていると思う。症例発表の際に応援に駆…

№93 盟友、再会

第17回日本ヨーガ療法学会研究総会に参加するため、早朝のバスで広島入りした。広島国際会議場に来るのはアーユルヴェーダ学会に参加した時以来になるが、あの時はまだ幼い子供たちが一緒だった。子供たちも成長して、何の気がかりもなくこうして勉強に来る…

№92

4月18日分として某氏のブログを拝読して感じるところがあり、この日は終日沈んだ心持ちで過ごした。これまでにない経験をすることで分かるようになったことがありつつ、実務能力は下がっているような気がする。このままではまずい。だからこそ今の一連の出来…

№91 絶対などないから

先程、大切な友人とのやり取りの中で、スガシカオ氏に関するコラム記事を勧められ読んでみた。「本当につらい時って『溺れてももがかないこと』が大事なんじゃないか。もがかなければ、自然に上へとあがっていく。何カ月でも、もがかずに、どこまでも耐える…

№90 上手にできなくても

4月16日分寄り道をして情報収集をしつつ、河合秀和「チャーチル」読了。書店にて、「皇后陛下御歌集 瀬音 増補改訂版」平成31年3月29日刊を入手。人と実際に会っての対話は本当に大事だと思わされる出来事が、二つあった。その方々とお話しての帰路、以前、D…

№89 再訪 スペースまほろば

4月15日(月)分境港市でセッションをしておられる中野先生に会いに行く。中野先生は「スペースまほろば」を主宰しておられ、私は自衛官時代の病んだころからお付き合いさせて頂いている。今年の夏で15年になろうかと思う。ただここ2,3年ご無沙汰していた。…

№88 勉強の日

4月14日(日)分7時から10時まで、ライブ配信による関西ラージャ・ヨーガ行に参加。1時間の瞑想と、アサナ。先輩弟子のHさんと師匠のダルシャナがとても面白い。Hさんは傍で聴いている者にとって学びの多い質問をして下さる素晴らしい先輩だ。海外での指導に…

№87

土曜午前は、お茶のお稽古日だ。近くのNHK文化センターでの稽古にお供し、先生のお手伝いをする。自分自身もこのクラスで、今、師事している先生と出会うことができた。新しい土地でどの先生のお世話になってよいかわからない場合は、まずこのような、NHKや…

№86 再会

昨日分として。神戸出張から、22時のバスで米子帰着。この度は、数カ月前に思いがけず出会った方と再会することができた。別にどうということはない通りすがりにも近い方だったのだが、人助けをしておられるところを拝見していたので、またお会いできたのは…

№85 縮こまっていたな

今朝方の夢。娘と二人で帰宅から帰り寛いでいるところ、玄関のチャイムが鳴る。疲れているし居留守を使おうかと言い合うが、いつまでもなり続けるのでしぶしぶ出ると、郵便局の人が届け物を持って来ていた。届け物が何であったのかは覚えていられなかった。…

№84 お許し

今年の6月に試験を受けることになっている。その為の準備を進めているのだが、順調にいってはいないように思う。何よりも受験資格を得なければならないので、これまでぼんやりしていて取っていなかった「許状」を慌てて申請していた。今朝方、いつものお稽古…

№83 学びとは打撃である

『人生が常に対立を伴って現れることに、不思議な感じを抱いたことがあるだろうか。なぜ、あなたが、価値あるものと見なすものは、必ず価値のないものとの対立の中で現れるのだろうか。あるいは、なぜ、すべての決定は、あれかこれかの対立の中で、行われる…

№82

4月8日分。「ヒトラーランド」読了。『日常生活を送る人々にとって、目の前で起こっている歴史的なできごとの意味や政治的熱狂の危険性を把握することがいかに難しいか』著者のA・ナゴルスキによるあとがきより。昨日は、ナチ物のDVDをレンタルした。「善き…

№81 トラウマについて復習

今日は某所の桜まつりにて、知人の造り酒屋さんで試飲販売のお手伝い。お手伝いに行ったにもかかわらず、竜宮城にでも行ったようにたくさんのお土産を頂いて帰る。和紙の職人さんも招かれて作品展示をしておられ、楽しい交流をさせて頂いた。昨日今日と、文…

№80 映画を見て知りたくなる

約ひと月ぶりにお茶のお稽古に上がる。子供たちが少しずつ成長しているので驚く。小学校1,2年生と保育園児合わせて3名がいるお稽古場は本当に大変で、先生のご苦労を推察申し上げる。この騒がしい場がなければ、お稽古ができない人がいる。私もかつてそうい…

№79 背伸びの前

昨日からチャーチル評伝を読んでいますが、彼の生き方にずいぶんと元気を貰います。思うままに動いて、自分の言葉に酔い、悪い評判に苦しめられるも挫けない。そしてしっかりと歴史を学んでいて、自分の信念を大事にしたことも。知人が本をお書きになったと…

№78 そこに問題はない

今日も読書の1日。河合秀和「チャーチル ~イギリス現代史を転換させた一人の政治家」(中公新書)。合間に井筒俊彦「意識と本質」を少しずつ。映画「チャーチル」をもう一度ざっと見ている時に、フランス沿岸部を舞台にしたアンソニー・ドーア「すべての見…

№77 とことん読むしかない

我が家のあるN町は、市の中心部でありながら高齢化が進んでおり、周囲に建つ大きな屋敷が無人ということが珍しくありません。住人であった方が施設に入られたり、という事情のようです。最近、そういう家が二つ取り壊され、次に何が立つのやら工事が勧められ…

№76 鍼灸治療と身体感覚

今日は鍼灸の施術の日でした。我が家のすぐ近くで開業しておられる先生にご縁を頂いてから、今年で7年目になります。昨年3カ月ほどサボってしまった期間がありましたが、それ以外は真面目に通い続けています。真面目にと言いますのは、私の診て頂いているI先…

№75 土台となる取り組み

4月1日分新年度になりました。とは言え何の変りもなく、週明けは筝曲の稽古から始まります。いよいよ、準師範試験まで2カ月となりました。ここから最終の追い込みを掛けていかねばなりません…試験内容についてここでおさらいをしておきます。*筝曲 演奏六段…