蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№85 縮こまっていたな

今朝方の夢。
娘と二人で帰宅から帰り寛いでいるところ、玄関のチャイムが鳴る。疲れているし居留守を使おうかと言い合うが、いつまでもなり続けるのでしぶしぶ出ると、郵便局の人が届け物を持って来ていた。届け物が何であったのかは覚えていられなかった。

なかなか夢を記録できるまでにならないが、少しずつ覚えておけるようにはなってきている。目覚めた後の記録方法に問題があるようだ。

今日はこの後、神戸に出向くことになっている。明日は御影公会堂での月1度のレッスン。神戸ではよい会場が見つかり、喜んでいる。御影公会堂はとても美しい建物なのだが、存続のための改修が終わったばかりなのだそうだ。
大阪にも中之島の公会堂があるが、そこの会議室も借りられるようなので、いつか大阪の講座の時に使用してみたい。

建物は大切な器だと思う。
先輩弟子が「その場と仲良くなりなさい」と言われたことがあった。よく知らないところでよそよそしい気持ちになるものだが、初めてなのにしっくり来るところもある。演奏会に出ることがあるので、合奏の会場や本番の舞台などでも親しめるところとそうでないところがあるような気がするものだ。

一昨日、自分がひどく収縮して時を過ごしていたことに気付かされた。昔から読み返してきた本の文章がすうっと深く理解できたので、「ああ、縮こまっていたんだな」と気付いた。
自分の生き方は随分と不器用で呆れることがある。そう思う時は、自分と人を比較している。上手に生きるために生まれて来てはいないと分かっているのに、そんなことを思う時は心が小さくなって苦しんでいる。

今月は、最初に私を助けてくれた方の元へ久しぶりに行ってみようと思う。
しばらくご無沙汰していたのだが、リアルに会って話を聴いて下さる方のセッションは本当に大事だ。お休みなどせずに会い続けることを、自分に約束しようと思う。