蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

№104 本、色々

英国方面の小説が好きである。
数カ月前に入手し、大事に積読で熟成させてきた書籍に昨日いよいよ手を付けたところ、最初の中編「ツルゲーネフを読む声」でノックアウト… 夜半1時まで止められなかった。本日すぐに線を引きながら再読。読書感想文を書きたくなる。収録されている2作目に進むのも勿体なく感じる、こんな本にはなかなか出会えない。グレアム・グリーンの「情事の終わり」の読後感と似た衝撃を受けた。
ウィリアム・トレヴァーは初めて読んだので、これから他の作品に触れる楽しみが待っている。 ドキドキする。

ふたつの人生 (ウィリアム・トレヴァー・コレクション)

ふたつの人生 (ウィリアム・トレヴァー・コレクション)

 

 

今月9日、これまで絶版で入手できなかった書籍が、文庫化されて発売となる。
こちらは全く異なる読書体験となるだろうが、一度は読んでおきたいと思っていたので文庫化されたことは有難い。デボラ・E・リップシュタット否定と肯定」の映画化などが、文庫化のきっかけだったのかなどと考えている。
線を引き、書き込み、折り曲げながらでないと頭に入っていかないので、図書館で借りるわけにいかない本は多い。(もちろん図書館には大変お世話になっており、有意義な出会いもたくさんある) 

増補 普通の人びと: ホロコーストと第101警察予備大隊 (ちくま学芸文庫 (フ-42-1))

増補 普通の人びと: ホロコーストと第101警察予備大隊 (ちくま学芸文庫 (フ-42-1))

 

 
本日は家人の誕生日であると共に、1つの時代の区切りとなる日である。

10代の頃から、皇后さまがとても好きだった。嫌う人はあまりいないと思うが、当時の自分にとってはゴールデンシャドウだったのではと思う。TVで映像を見るだけで胸が震えて涙が出た。若い頃の私は、彼の方にいったい何を見ていたのだろうか。成人してから、お言葉集や歌集はすべて入手して読んできた。とても美しい日本語を遣う方なのだ。私にとっては、皇后さまと松永太郎さんが、最高の日本語遣い。

「君が歩み遠く来ませり一筋のさやかに続く道とし思ふ」

これからの日々を、安らかに過ごして頂きたいと祈る。 

瀬音―皇后陛下御歌集

瀬音―皇后陛下御歌集

 

 



今日の気付き。
ヴェーダ瞑想は、古典の智慧の前に自らを振り返り、瞑想を施していく。
ただ座るだけの瞑想とは違うのだ。
それならば、私がやろうとしていることは「現代のヴェーダ瞑想」と言えるのかも。
同じ教えを受けた人が何人いても、それぞれの精神状態の違いによって受け取り方も理解も違うという。これこそが永遠の真理だと。明かされた真理も、探究者の自身の在り方にかかってくるというから、自分が思うことを人に押し付けるのではなく、共に瞑想を施し考え抜くこと、それを生き方に反映させることをしていきたい。そんな取り組みを誰とでもできる訳ではなかろうから、今、心に浮かぶ数少ない仲間に恵まれていることに感謝。

 この本は残念ながら絶版。日本ヨーガ・ニケタンからⅡが刊行されていて、こちらは入手可能。仙台の早苗先生のお勧めで、この本を使ってビブリオマンシーをやっている。ちなみに本日は、「自分の動機を常に調べなさい」と出た。タイムリーな教え。

真理への解放―インドの英知・ヨーガが導く

真理への解放―インドの英知・ヨーガが導く