蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

№75 土台となる取り組み

4月1日分

新年度になりました。とは言え何の変りもなく、週明けは筝曲の稽古から始まります。

いよいよ、準師範試験まで2カ月となりました。
ここから最終の追い込みを掛けていかねばなりません…
試験内容についてここでおさらいをしておきます。

*筝曲 演奏
六段(暗譜)・末の契り・夕顔・いけ花の曲
*三絃 演奏
六段・末の契り・夕顔
*学理・調音

試験を受けようと決めたのは、4年前の初釜の席であったと記憶しています。
それまではお稽古をして、毎年演奏会に出て、それだけで満足していました。
受験を決めてからは、演奏会の曲目を練習しつつ、上記の試験曲をお稽古しましたが思うように上達せず、昨年からは試験曲以外の曲目の演奏会も辞退をして備えてきました。

受験を決める前は、大人になってこんなにストレスフルな場に身を置くのは怖いという気持ちが大きかったのですが、受験を決めて準備を始めると、恐怖について考えることは無くなりました。

ひとりで練習していても上達しなかったり、一所懸命やって稽古に上がると「変な癖が付いている」「テンポが速すぎる」とお叱りを受け、とにかく弾いて手が回るようになれば褒められていたこれまでとは勝手が違い、一定の水準に自分を合わせていく訓練は予想以上に大変でした。

ヨーガでは、自分がやっていることを外から評価されることは無い訳ですが、茶道も筝曲も「人が見て・聴いて・味わって、どうなのか」ということを意識せねばなりません。この度改めて、これらの活動が、自分自身のヨーガの学びにとって大事な刺激を与えてくれていることを悟りました。


ある方に、茶道・筝曲が土台となって私のヨーガを支えていると言って頂いたことがありますが、正にそうなのかもしれません。
何にしろ、何年もかけて取り組む甲斐のあることに、こうしていくつかのご縁を頂けたことを有難いことと、改めて感じる今日でした。