蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

呼び出し

今朝、筝曲のお師匠様からお電話を頂き、急遽お呼び出しを受けてお稽古に上がってきました。朝の4時にふと目覚められてから、私の稽古不足のことが懸念され、いてもたってもいられなくなったと仰っておられました。ご心配をお掛けし通しの不肖の弟子です。本…

一概に言えない

10年ほど前、生きるに当たって壁にぶつかり、そこから出会うことができた諸々の事々に助けられてここまで来ましたが、その際専門に選んだのがヨーガでした。ヨーガの持つ幅の広さ、懐の深さ、そして曖昧なものをそのまま受け入れてくれるようなところにどれ…

読書の喜び

本を読むのが大好きなので、読んでシビれるような本に出合いたいといつも願っています。出会えない時には再読で堪えます。現在は再読期間中です。ここしばらく本屋さん通い(書籍購入)を控えているので、出会いの率が低下しています。訳あってのことのなの…

セルフコントロールの大問題

ヒマラヤで夏至の頃に行われるグル・プージャ祭。歴代のお大師様方に感謝する行事ですが、日本でも遅れてお盆前後に全国各地で行われます。私はアルナ・ラリタ両師から聖名を拝受することができましたので、毎年ヒマラヤからもお手紙を頂きます。 ご案内に、…

初めてのレッスン

今日は、私のクラスを始めて受講される方お二人とそれぞれセッションを行い、目的はまったく異なる二人の方にお役に立てるヨーガの懐の深さと、各人それぞれのヨーガ行があってよいのだ、との思いを新たにしました。例え初心の方であっても、どういう目的や…

学びの仲間

先程まで、同じ師の下でヨーガを学ぶ友人と語り合っていました。あっという間に何時間も経ってしまっていました。壁にぶつかる度に、寄り添って話を聴き、力を与えてくれる仲間に恵まれています。同じ学びを共有している方々ですが、ひとつの教えの大きな傘…

自らの修行テーマ

オンラインで講義や行を学ぶことのできる、便利な時代になりました。今日は久しぶりにラージャ・ヨーガ行のオンライン受講をさせて頂きましたが、以前よりのアサナの強度が上がっていてびっくりしました。これは自分の修行としてのラージャ・ヨーガの行なの…

自信の置き所

昨日は東京・名古屋・大阪・山陰の仲間が集い、日本中を駆け回っておいでの兄弟子と共に合宿をさせて頂きましたが、非常に上質な集まりで、たくさんの気付き・学びを頂くことができました。現在の私の課題は「自分に自信をもつこと」で、師や兄弟子、はたま…

冬の山にて

兄弟子、妹弟子と一緒に合宿です。何かを学ぶに当たり、一緒に学ぶ仲間がいるということは幸せなことと思います。面受にて受けることのできるエネルギーを思うと、メールなどの間接的なメッセ―ジ媒体を通じて相互に受け取ることのできるものは、とても少ない…

あそびの部分

我が娘が人生の岐路に立ち、あれこれ悩んでいる姿を見ていると、今にも開かんとしている花を見るような心地がします。「なんのために進むのか」が明確になっていない幸せ、というのもあるのだなあと思うのです。彼女は「猶予」を求めて進学をしようとしてい…

誰かの役に立つなら

切に思うことは必ず遂ぐるなり「正法眼蔵随聞記」にある有名な一文ですが、私もこの言葉が大好きです。現在ヨーガ療法の専門家として活動をしている訳ですが、これまでも書いてきたとおり「なぜヨーガなのか」は自分の中に明確にあるのに、それが世の中に求…

ブログ同志

月に一度の名古屋での講座。これまで自分自身がお世話になってきたゼミナールを心にイメージしつつ、今月からは「大人の発達について」というテーマに突入しました。「ヨーガとは人の潜在能力を開花させるためのもの」と、インド国家資格ヨーガ教師試験公式…

行きづまり

ヨーガをスポーツのメンタルトレーニングに用いておられる、白石豊先生という方がおられます。同じ師の下で学ぶ兄弟子に当たられます。書籍の中で、師から受けた教えを開示して下さっておいでで、とても助けられています。「勝利する心 東洋の叡智に学ぶメン…

心の闇の意識化

ヨーガを実習するときに、「意識化をせよ」ということをくり返し言われて、初心者の頃はその言葉にうんざりするような気になることもありましたが、この「意識化」と、その意識したものを冷静に見つめる「客観視」の視点がなければ、心身の癒しは起こらない…

それ、本当なの?

コーヒー豆をミルで挽きながら、先生方のブログを読んでいました。最近は「ブログ毎日更新」の課題のために、就寝前にも朝目覚めてからも、自分の中で湧き出してくる言葉を捕まえようとしているのですが、今朝は先に師と仰ぐ方々の言葉に引き込まれてしまい…

指導理念

昨日は月に一度の研究会でした。東京から講師の先生をお迎えして上質な時間を過ごしました。私が求める指導者とは、私に「打撃」を与えて下さる方です。耳に痛いことや、自分の見えていない点をはっきりとお伝えくださる方の指導を受けられることはこの上な…

目には決して見えぬ動き

成人発達理論を私にご教授下さっている加藤洋平先生から、毎日のブログ更新をお勧め頂いたので取り組んでいます。本日で8日連続になりますがそろそろ辛くなってくる頃かと思いますので、工夫を凝らしながら与えられた課題に取り組みたいと思います。これを数…

楽器との調和 

本日、菊洋晶子社中の引き初め会が開催されました。私共の師匠である菊洋先生は、筝曲以外にも表流の茶道教授、小原流のいけ花師範という三つの顔をお持ちですので、お茶の行事や各ご流儀の理事会が続く年初を避け、例年この時期に社中の研究会を兼ね、弾き…

人を成長させる負荷

本日はあるイベントのお手伝いをさせて頂きました。生徒さんのおひとりが新しいお仕事にチャレンジをなさっておられるのですが、ほんの2カ月ほどの間の成長ぶりに驚かされることしきりです。新たなことに挑戦する中で自分の限界を超えていくということが、成…

師匠の教え

今日は、お茶の稽古のお手伝いに上がって来ました。三連休の初日ということもあってお稽古に上がる方も少なかったため、ゆっくりとした時間の中で先生の貴重なお話を伺うことができました。自分の凄いところがひとつあります。これは相当に自信があります。…

かつていたところの記憶

先日、小学校の音楽授業の外部講師として伺った際担当して下さった先生が、かつて娘たちがお世話になった方でした。授業のラストに、「この方々は、お仕事があるのに時間を作ってきてくれた」ということを児童たちに理解して欲しかったと見えそれぞれの職業…

再会の喜びの勢い

今日は、明日からの味噌仕込みのために、お米を研ぎに行ってきました。「鳥取県南部町・農産物加工施設 味工房えぷろん」という施設で作っておられる「姫味噌」の仕込みに間借りさせて頂き、一斗分の味噌を仕込みます。この南部町というのは、私にとって非常…

書くという約束

ブログで自分の言葉を発する、ということに関しては、何年も前に与えられた課題だったのですが、実際に自分の言葉を何方にも読んで頂ける形で露わにすることに激しい抵抗感があり、時間を要しました。多くの優れた本に導いてくださったスペースまほろばの中…

自分が感じたことを表現するということ

無事亥年を迎えた昨日、鳥取県西伯郡南部町の小学校へボランティアとして出掛け、尺八の先生方とご一緒に、邦楽授業のゲスト講師としてお手伝いをさせて頂きました。10年ほど前、姉弟子からお声掛け頂き、師匠の許しを得てお手伝いに上がらせて頂いています…

大人ってなんだ

旧暦でいうと本日は戌年の最後の日になります。言わば「大晦日」です。私はどうやら「戌さん」とはなかなかハードな関係性であるらしく、スパイシーな1年を送らせて頂きましたが、明日からお出ましになる「亥さん」とはかなり上手くやれそうだという情報を入…