蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

一概に言えない

10年ほど前、生きるに当たって壁にぶつかり、そこから出会うことができた諸々の事々に助けられてここまで来ましたが、その際専門に選んだのがヨーガでした。
ヨーガの持つ幅の広さ、懐の深さ、そして曖昧なものをそのまま受け入れてくれるようなところにどれほど助けられたか分かりません。

優れたものは常に混沌としたものを残しているような気がしており、それはたぶん、見る側の自分の段階や能力が一定ではないことにも関係しているのかもしれません。

現在、新しくチラシを準備することになり、指導を受けつつその作業に取り組んでいるのですが、人に何かをアピールする際には、その混沌としたものを一度捨て去らねばならないような気がしています。
実際の指導の場では、目の前にいるのは生きる人であり、対峙する私もまた生きており変動している、その曖昧さのなかから、誰も思って見なかったようなことが生じたりする、そのことを媒体に表現する力がまだ私にはありません。

人に接するときに、常に「一概に言えない」ということを忘れずにいたいと思っていますが、いつかこの思いが、私を更なる混沌の世界へと連れて行くような気がしています。今分からないことが、先々理解できるようになっているのか、それもまた闇の中です。