蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

自信の置き所

昨日は東京・名古屋・大阪・山陰の仲間が集い、日本中を駆け回っておいでの兄弟子と共に合宿をさせて頂きましたが、非常に上質な集まりで、たくさんの気付き・学びを頂くことができました。

現在の私の課題は「自分に自信をもつこと」で、師や兄弟子、はたまた生徒さんにまで発破を掛けられている始末です。
自信をどこに持つのかということについて、昨晩、静かな大山の夜にふと思ったことは、私の師の教え「誰かから学びを得るならば、その人の師のことを問え」という言葉でした。

与えられた智慧を、与えられたように(私の理解する限りいおいてしか伝えられないとしても)、大きな川の流れのなかにあるひとつの流れとしてお伝えしていく。そこに私の「個」というエゴを差し挟まぬように。

いわば私はストローのように、教えを繋ぐ役目を頂いた者として自分の色を付けずに次の誰かに明け渡す。ただそれだけ。
繋ぐ価値のある何かに触れることを許された自分に、自信を持っていたい。
小さな、いつか死ぬ自分に自身など持てないと思う。
私に許されたお役目を大事にすること。

私がモジモジしていては、この智慧に触れられない人がいるかもしれないから、ストローとしての自分の存在に確固たる自信を持っていたい。
私が出会ってきた智慧に、確かに命を救われたという思いがあるからこそ、です。