蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№910 こころのなかの休戦

能登地震羽田空港での事故に遭われた方々やそれによって影響を受けている全ての方々に、祈りを捧げます。

地震が起きた時はちょうどセッション中で、クライアントさんと私の住むところは300km離れていて、能登半島とはそれぞれが450kmほど離れているのに、かなり揺れました。

 

皆様に必要な助けが届きますように。
1日も早く平安がもたらされますように。

 

 


さて、朝のLIVE新年初配信も無事行うことができました。
とはいえ、なんら特別なことはなく常と変わらぬ日常です。

 

 

人はいつも自分と喧嘩をしていると感じます。
自分で自分に向かって「そんなんじゃダメ!」と思ってる。

 

世の中に対して、こうあるべきという姿をいつかどこかで学習した妄想で、自分の理想形を形作っています。

 

こういう理想化した自己像は「マスク」と呼ばれます。

「完璧な」理想、理想化された自己像に沿って、必死にそして絶望的に試みる生き方です。

 

こうあるべきなんだ!と思う、あり得ない像に自分をはめ込もうとするので、心が常に波立ち、自分自身をそのまま、ありのままに受け容れることの出来ない不安な状態に置かれることになります。

 

生きるということは、不完全さの中にも安心していられることです。

目指すのはそこです。なかなかうまくはいかないものですが...

 

このままの自分じゃ嫌だと思い生きるとき、ニセモノの自分が生まれます。このニセモノの自分を生み、維持することは多大なエネルギーを必要とします。要するにすごく疲れます。魂に負担をかけていると同時に、不自然だからです。

 

アンバランスな姿勢でずっと立っているようなもので、これもあまりにも長い間やっていると、歪んだ姿勢のままで安定できるポジションを見つけてしまうので、何にでも慣れる人間の能力はとても怖いものです。

 

Yogaでは、人生で否応なく起きる打撃を大切に考えています。
不幸や病は最大の教師であると言いますが、それはこの二つが、わたしたちのなかに不健全に養われているニセモノの自己を打ち砕くからです。

 

むしろこの、ニセモノを打ち砕き、真実の自分に立ち返るために魂が引き起こす手段が、人生における危機であるという見方もあります。危機とは、本当の自分ではない誰かになろうとする私たちに対する、自然な作用だというのです。

 

自慢ではありませんが、私も相当な嘘つき名人でした。たぶん今もまだ。

今朝ひとつ、そんな嘘に気付きました。ああ、これまでずっと内側で大喧嘩もしくは大戦争を続けてきたんだなあと。


だから諦めることにしました。この戦いには私の方が負けるしかないのだと。
今こうでない自分になろうとする努力をやめて、ありのままの姿を受け容れる。それしか和解の方法がありません。

 

自分の想像できる狭い範囲ではありながら、もっとスゴイヤツになりたかった私のエゴイスティックな妄想を、諦めて手放すしかない。受け容れることにした私は、弱く愚かな上にカッコ悪いのですが、そっちが本物の私なのだからしょうがないですね。

 

今はこれでいいよと思えたとき、無駄遣いしてきたエネルギーが自分に戻ってきて、カラダとココロが少し暖かくなった気がしました。

 

 

 

 

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