蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№902 わたしたちは素敵ないれもの

年明けからこころのなかはずっとフリーズしていた気がするのですが、それでもセドナに行ってLAXで号泣したり、新しいことを始めたりして必死に生きていました。えらいぞ、こりす。

 

10月にドツボにハマって「またか〜」と思っていましたが、どうやら現時点での「底」に達したらしい。底まで行き着いたらあとは勝手に浮いていくもので、今は、これまで生きてきて、こんなに楽に息が吸い込めたことがかつてあっただろうか?という感覚のなかに浮遊しています。

 

この「底」までの旅路も、なにかおおきなもの(私が好んで使うところの「絶対者ブラフマン」という表現がしっくりくる)により完璧にデザインされていたのではないか?という思いがあり、その説を採用すると、やっぱりなんにも怖いものなんかないじゃないか、ということになりますが、まあ今この瞬間だからようやく言えるってことです。

 

ここ数週間すったもんだしていた自分の振る舞いを思うと、あれとこれは単に恐怖からのまったく無駄なアクションだった、というものがいくつも思い浮かびます。やれやれ。そんなことなら家でのんびり映画でも観ておけばよかったのに、まったくもって私ったらおばかちゃんなんだから。

 

ということでしみじみと、ここまで関わってくれた方、激しい人生の旅路を共にしてくださった方に、深い愛情と感謝を覚えます。あなたがいてくれなかったら、私は今日この気付きに決して至れていなかった。ほんとうにありがとうございます。

 

 


さて、ドツボ感真っ盛りのなかで、初めて参加した会がありまして、これがとてつもなく良かったのです。

 

そうだ、私が長い時間をかけてここまで立ち直れたのも、Yogaの伝統のなかでこういう取り組みをじっくりさせてもらったからなんだ、ということを再認識しましいた。

 

「こういう取り組み」ってなんだ?ということなのですが、自分の来し方をじっくり振り返る、しかも客観的に、愛情を持って、というものです。


ラージャ・ヨーガだと、これが学びのプロセスであり、瞑想の修行です。

 

智慧に触れ、自分の過去に照らし合わせてじっくり考え、人に聞いてもらったり対話したりすることで自らの気づきを検証し、深い悟りに至る、というプロセスを踏むこと、これが真の瞑想なのだと教えられました。単なる集中で止まることのないように、と。

 

シュラバナ(聴聞)・マナナ(熟考)・ダルシャナ(対話)・ニディディヤーサナ(深い悟り)のことですね。

 

人が変容していく上で、こういった取り組みがどれほど重要か。


同時に、肉体からも働きかけて、治癒・成長・変容が起こりうる状態を作ってやることがどれほど大事か。どちらかではなくどちらも大事で、それぞれは補完し合っているのだと確信します。

 

先日、この会に2度目に参加させて頂いたときの感想を、ここにも載せておきます。

 

素晴らしい会なので、ぜひ多くの方にご参加頂いて、自らの過去を優しく慈愛に満ちた眼差しで見つめ、改めて光を当ててあげて欲しいと思います。私はこの会に初めて参加した時、自らの過去を強がってドヤ顔でシェアするのでなく、とてもつらく哀しかったかつての気持ちを込めて語ることができました。これまで感情を抑圧して必死に頑張ってきて、今ようやく嘆くことができるのだと思い、とても豊かな気持ちになれました。

 

主催者の方々のあたたかいエネルギーも、私を満たし励ましてくれたことも、感謝と共に記します。

 

・・・・・

 

自らが歩んできた道で採用されてきた手法が、ここでも行われていることに改めて思い至り、人が成長していく上で自らの過去を振り返り再統合していくことがどれほど大事なのかを感じています。

 

現在の「科学的」といわれる視点からはこぼれ落ちているものが、人の生に深く関わっていることについて考えています。

 

器の大きさについては、以下のような視点も必要ではないか?というのが私の考えです。 

 

・ネガティブなものを含むあらゆる「感情」を、臆することなくしっかり感じることができる 
・過去を肯定的に解釈できる 
・過去を振り返るとき、思考だけでなく、感情的にもその体験を思い返すことができる(抑圧が起きていない) 
・自らを神聖かつ個別な存在だと感じることができる 
・物事の深淵な側面を含んだ世界観が養われている 
・自らの愚かな面や幼い面などを含むすべてを許容できる
 ・自らを慈しむ大人としての自我が育っている 

 

伝統的な人格向上の取り組みの中で、過去を振り返り、自らをよりよく知ることが「瞑想(禅/Dhyana)の意味するところであると教わりました。この会で行われている取り組みはまさにそれそのものであり、真に人を癒すことにつながると思います。もっとたくさんの人に、こんな機会を持ってもらえればいいのに。

 

自分自身は本当はこういうことをやりたかったのに、生きていくために社会に迎合していたのかと思っているところです。

 

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