蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

人を育てるもの

霜月が終わろうとしています。

「茶の正月」といわれるこの月ですが、今年は様々な行事で忙しく、あまり茶を楽しむ時間が取れませんでした。
代わりに、新しい経験を多くさせて頂きました。
名古屋からお客様をお迎えしての出雲ツアーや、講演、
新しい出会いをお手伝いさせて頂けたことも喜びのひとつです。

また、今月は、敬愛するお師匠様のご主人様とのお別れもありました。
年に一度の演奏会に、伊丹まで出かけていた時に届いた訃報でしたが、
その時のお師匠様の泰然とした在り様に多くを教えられました。
かねてよりご療養中でおられたものを、演奏会の当日のお別れとは、
御魂が駆けて演奏会をお聴きに来られるための感じられました。
本当に仲のよろしいお二人でらしたので、お心が追いかけて来られたのかもしれません。

いつも、筝曲のお稽古に上がりますと、長唄がご趣味のご主人様が奏でられる三味線の音が聴こえていたものでした。
来年、私は筝曲で大きな目標に臨みますが、芸術に才を持たれるご主人様が、私の稽古にお耳を澄ませておられるのを感じます。
ご主人様のお世話という大役を終えられたお師匠様に、常より多くのお時間を頂き、新しい世界を見るためのお稽古をさせて頂くことになります。

「体験に良し悪しはなく、すべてに価値がある」というバガヴァットギーターの教えを、改めて感じることができた月でした。

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