7月25日
みなさん、こんにちは
蝉が朝から勤勉に自らのお役目を果たしてくれて、朝8時からのLA在住Sちゃんとの交換セッションの素敵なBGMになってくれました。
さて、しばらくサボっていたのはBlogだけではなく人生全般をサボっていたので、友人みんなにいつもそれとなく案じられながら過ごす日々でした。
人生全般をサボるというのは、単に「生きる」という人間のシンプルな機能に特化するということでありまして、これがみなさんできるようでできない（確かにちょっと怖い）。みんなめちゃめちゃ頑張って生きてますからね... ほんとこの世は「成長疲労社会」だよね。だから私は非常に贅沢な毎日を送っていたわけであります。神様ありがとう。
先月、サボっていた加藤ゼミにも復活を果たし（洋平さんありがとう！）、19歳のフレッシュな参加者の「ミンミンゼミ、進研ゼミ、加藤ゼミ」というくだらないダジャレを耳にしてしまってから、蝉が鳴いているのを聞くたびにこの三つのワードが脳内に発火する事態となってしまいました。なんてくだらないんだろう... でもご存知の通り、加藤さんは下手なダジャレやギャグが大好きな方なので、とっても嬉しそうでした。弾けんばかりにして笑っておいででしたよ。よかよか、いいこと。
さて、前回に引き続き映画の話です。
近所にやたらと映画館がありまして、そのうちの一つに会員登録をしております。なのでいつ行っても1000円で映画を見ることができます。ま、見たいものがあればね...
ある日「何やってるかな〜」とポスターを見に行きましたところ、胸が震えて足が止まり、その場から動けなくなりました。そう、私はニコ＝ニコラス・ケイジが大好き。
ポスターにはこうありました。
君はまだ本当のニコラス・ケイジを知らない
そうだったの？！やっぱり...
ニコは限りなく奥の深い偉大なる男だから、私の知らないニコがいてもそりゃあ仕方ないわよね。でも、私ももっと知りたい！
この、ニコに対するmassiveな私の愛を理解してくれる元JK剣士がお供をしてくれて、二人で観に行って参りました。ニコラス・ケイジによるニコラス・ケイジ・ファンのための映画であるとのことでしたが、まさにその通り。
通り一遍のニコ知識ではついていけないマニアックな小ネタ満載。新しい映画を見ながら過去の映画に思いを馳せて痺れる... 監督は当然ながら大のニコファンなのでしょうが（映画作っちゃうくらいのファンってこと）、彼の幸せな気持ちを思うと私まで嬉しくなっちゃう。よくぞやってくれました！！「もう死んでもいい」って思ってるだろうな。わかるよ、その気持ち。
ちなみに観客のうち59%が男性で、18-34歳が57％を占めていたそうです。自分がどれだけニコのファン層から外れているレアキャラかわかった気がします。
監督さんによると「キャリアにおいても私生活においても、自分の置かれている状況に納得できない男性を描く」ことが目的だったとか。でもこういう方は推察するにたくさんおられる。タイトルの "Massive Talent" は、才能があることがもたらす重さについて皮肉をこめたものだそうで、この言葉も胸にグッと響く人がおられると感じます。
推しの存在が人間を強くするのは、私もこれまでの仕事で深く感じているところであります。神戸にご縁があって仕事をさせてもらってきたので、ヅカファンのパワーはよく理解しているつもりです。そして阪神間のみならず、中国地方にも関東にもヅカファンは満遍なく存在していて、初めて観る時には私と一緒に行こうね！と複数の方からお声をかけられるわけであります。初めての宝塚で何を観るべきかは、みなさままったくご意見が違いますが。
そういえば先日、自分のためのプレゼントとして詩歌に関する本を買いにジュンク堂へ参りまして、「野球短歌」なる歌集を手に取りました。かくいう私、基本的にスポーツ観戦の趣味がありません。野球も全然わかりません。野球チームのことも全然わかりません。それなのにこの本を買ってしまいました。
なぜってもう、愛に溢れていたから。。
次回はこの歌集について書きましょうかね。
推しの存在は私を愛のエネルギーで見たし、それは世界に放射されて、この世を平和にする（たぶんね）。
あなたの推しは誰ですか？
私には親愛なる絶対者ブラフマンと最愛のニコがいるけど、あなたもご自分の推しを大事にしてくださいね。
さて、またニコの映画でも観るかな〜
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