蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№826 目を閉じて包まれる

 

今朝突然、マスターまりこ&マスターのおともだちAちゃんがお電話をくれました。

 

お二人は今、新潟にいるとのことで、明らかに車を運転中。おしゃべりの途中、高速道路上に猿が出現したとかで、「サル〜!!!」という実況中継も挟みつつ色々とお話しさせてもらいました。

 

このお二人とお話をして興味深く、かつありがたいのは、お二方とも遠くにいても私のエネルギー(周波数?)をキャッチなさって、「あー、今の発言は自分の本心から外れて揺らいだよ」というようなことをズバリ教えてくれることです。

 

 

昨日、自分軸とズレちゃってる人のいうことは聞きたくないなどとエラそうなことを言っておきながら、実のところ自分だってブレブレなのです!恥を知れ、私。そしてこの二人には、そのことがすぐにバレちゃうわけです。

 

 

ただ救いの種があるとすると、これまで色んな方にお助け頂いたお蔭か、またはYogaで心身を調整することに長けているせいなのか、ブレを修正することができたら「バチン!」と何かがはまって、背筋がビリビリしたり眉間がすーっとしたりするのです。

 

私はこういう方面にはまだまだ暗いため、この感覚がどういうものなのかうまく説明はできませんが、急に息がたくさん吸い込めるようになり、ふわ〜っと楽になれます。この「バチン!」という感じがマスターマリコとのセッション中に起きると、マスターの体にもビリビリ〜!!と電流が走るような感覚があるそうです。不思議だね。

 

 

ということでほんとうの自分とつながっているためには、やっぱり内的感覚を研ぎ澄ませていくようなボディからのアプローチが大事なんだなあと思います。

 

伝統的Yogaでは人間を五層構造で考えますが、いちばん外側が肉体で、いちばん内側の核が、心臓の中の小さな空間に座している真我(Atman)です。

 

そもそもYogaの実践は、それが体操(Asana)だろうが調気(Pranayama)だろうが、この真我=Atmanのエネルギーが邪魔されずにちゃんと流れるようにするためのものです。

 

単にいちばん外側の肉のカラダ(Annamaya Kosha)にだけ働きかけても、それは真我によって生かされている乗り物にしか過ぎないから、健康改善に対してだろうがなんだろうが、あんまり効果ないということになります。だってただの車なんだもん。高級車ですが。

 

「効果ない」という表現を言い換えれば、層構造の中で最も影響力が小さいところに働きかけても、労力の割には改善していかないということが起こります。

 

人間が生きてる因は絶対者ブラフマンにあるわけですから(これは私のお気に入りの表現なので、Sourceでも源でも神でもお好きな名前でどうぞ)、大元とのつながりを取り戻すのがなんといってもいちばんです。というか、それしかないよ!

 

なので皆様も私も、本来の自分でバチン!とはまって、軽やかに心地よくのびのびと生きるために、いつも大元と繋がっていましょう。いえ、「繋がっていたい!」と強く願っていましょう。

 

Yogaの体操をするときにも、目を閉じて、人と自分を比べず、大きなものに包まれる心地で安心して行うのが大事なのはこのためです。

 

ちなみにどんな実践でも、この「つながる体験」にできると思います。ご飯食べる時とか、お風呂に入る時なども。

ぜひ試してみてね。