蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

分かれていない

「太陽は、あなたのハートから全世界に向かって光を放つ。
超新星はあなたのなかで渦巻き、雷はあなたの至福のハートの音である。
川や海の流れは、貴女の魂の脈打つリズムである。
無限に高められた光の世界が、あなたの頭脳の中でダンスを踊る。
無限に下降した夜の世界があなたの足元に流れていくあなたの足元に流れていく。
あなたの不動心の空を雲がゆっくり漂う。
風は、かつてあなたの魂があったところの空なる空間に、吹き渡る。
屋根を叩く雨の音は、あなた自身が見出すたった一つの自己である。
ここではすべての世界が明白に一者に結晶する。
内部と外部はつまらないフィクションであり、自己と他者の区別もばかげた嘘である。」
ケン・ウィルバー『統合心理学』より

私が救われたはずの何かについて、時間の経過ですっかり思い違いしていたことに思い至るときがあります。
世界が私にそれを教えてくれるのです。
あるときはそっと優しく。あるときは厳しく。
でも愛を持って。

「光は世界から来るのではなく、『私たちを通じて諸物に降り注ぐ』」

そのために、様々な取り組みがあるはずなのに、忘れてしまう。
何度も、思い出せばいいのですね。
上手にやる必要はないのですね。