蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№904 現代の魔術師

魔術師は呪文をかけてくる。

 

うっかりしているとその呪文にやられてしまうので、はねのける気概とパワーが必要です。

 

LIVE配信冒頭の無駄話で、ひどく熱くなって語ってしまいました。

 

ことの顛末は斯様なことでございます。


あるクライアントさんのお母様が、循環器系のトラブルでお倒れになり病院に運ばれました。幸いなことに原因も明確であったので、対応も適切になされ事なきを得た。が、そのあとがいけない。

 

お母様の主治医がこの方に対して、呪いの言葉を吐いたのであります。

 

「お母さんがこのような病態になったということは〜
子であるあなたも同じようなことになる〜」

 

そして相手の意図通りこの方は呪いにかけられ、「きっと私もそうなる…」と呪いに対するイエスを出した。

 

で、不安のあまりクラスの時にシェアした、と。そういう流れであります。

 

当然私は、このような呪いに対していつもするように、怒った。

「このバカモーン!!!」と。

 

この方ももう何年も淡々とYoga実習に勤しまれ、かつてはよく体調不良になられておいでだったものを、よくご自身を制御なさってしっかりお仕事もできるように回復されました。

 

Yoga実習を自らに施す、ということは、明確なプラスの環境刺激を自分自身に与えていることに他なりません。そしてYogaは人間存在を根本から健やかにするものであって、正直言って肉体のことなんかほとんど興味ないけど、もっと精妙なものに対する熱すぎる情熱があるゆえに、肉体の仕事ぐらい勝手に調わせてしまうのです。

 

だからそんな呪いなど、なんぼのもんじゃい!
俺には関係ないっすねって、言ったれ!!

 

さらに言うなら、遺伝疾患に対する考え方をアップデートしたほうがいいんじゃないですか?と付け加えたいが、きっと騒動になるので言わないでおきましょう。大人の心で。

 


でもね、みんな身体に注目しすぎじゃないのか?
これって問題発言かな。

 

私はもう、Yogaの体操を教える仕事はやめよう、やめたいと思っています。朝のLIVE配信は今のところやめないつもりですが、それは「実践は自分でやるしかないから」です。実践補助だけなら無料配信で充分だよ。

 

でも自分のなかの見ていないもの、見てこなかったものに光を当てて自らに統合するには、自分一人ではしんどすぎる。だから教師が必要、私はそう思う。

 

身体にばかり目が行くのは、私たちが自分を独自かつ神聖な、そして深遠な存在だということを忘れて生きてきているからです。ちっちゃくギュッと縮こまって生きているからです。意識がそもそも収縮しているから、何もかもがわからなくなってしまう。だから答えが欲しくなる。どうしたらいいんですか?と。

 

こんなことを言われたんです、だから不安になりました、という気持ちはわかる。そんなことを言いやがったヤツに、私だって(多少の)怒りは覚えます。

 

でもね、この世界は自分自身だと思うのですよ。
笑い飛ばせない自分を笑い飛ばせ。死を恐れる自分を笑い飛ばせ。
好きなように生きろ。

 

右に行ったら得するとか、左に行ったら損するとか、そんなちっちゃいこともぶっ飛ばしてしまえ。肉体のなかに縮こまる小さい意識を持ってここにいることを、楽しんでしまえ。

 

大きくのびやかなこころもち
なにかおおきなものに溶け込むような

 

こういう気持ちでYogaの実践は為される(為されなくてはならない)。目なんて開けない。だって目を開けても見えないからね、肉の眼では、大きくのびやかなこころもちを。感じるしかないのだから。

 

Yoga実践は不断のものとならねばならない。
いついかなる瞬間にも神聖なる自分の独自性を感じ、自分のなかに未だ癒されない醜く愚かな部分があることを赦し受け容れる。怖くなることも、愛されていないかも嫌われているのかも、と思うこともぜんぶまるっと受け容れて、じっとここにいよう。

 

じっとここにいるために、身体実践が必要なのです。
これは確かなことです。

 

 

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№903 うそっこポジティブ禁止

12月から新しい活動を始めることに決まり、今は心の準備をしています。


これから相当忙しくなるので、ちゃんとそれに耐えられるのか?ということについて、根拠のない楽観をしないようにと思っているところです。

 

相当つらいだろうなとか、体がしんどいだろうな、ということもちゃんと考えておいて、これまで行ってきた活動が(一時的にでも)できなくなることも含めて、覚悟を決めておかなければ。

 

とか言ってますが、新しい毎日がどんなふうになって、そのことをどう感じるかははっきりいって未知数なので、思い浮かべることには限りはあります。自らの耐久力を過信もしないが、低く見積もることもしないで、ただ「一時思考停止」です。

 

楽観的に物事を見る、ということに関して、今もまだ役にも立たない方法を採用している方に時々出会います。おやおやそら大変だ、と思い、状況が許せばツッコんでおきますが、そのままスルーせざるを得ない場面も多々あります。

 

へんてこりんなポジティブシンキングは、単に防衛に過ぎないことが多く、かつてそういう役に立たない方法を採用して失敗してきた自分からすると、断固として「おやめください」と申し上げたい。

 

なので私はこの役には立たない類のポジティブシンキングを「うそっこポジティブ」と命名します。

 

いつも申し上げるように、人間とは、三次元的視点から見ると複雑怪奇としかいえない深淵なる存在なので、巷間でわかりやすく語られているようなことは大概、都市伝説のようなデマです。

 

よくYogaのことについて「確認できるだけでも5000年の歴史があり云々」と語っていますが、人間存在が長い年月を超えて連綿と続いてきたことはみんな堂々とは認めていない(薄々は認めているような?)。いや、私だって昨年ヒーリングの勉強に行って初めて許容できました。

 

輪廻信じますか?、とかいうと何やら怪しい雰囲気になりますね。でもねえ、なんだか、今回だけで説明つかないこと多すぎるんですよ。今生だけ、この数十年だけで、こんな個別生・独自性が現れてくるわけ?それほんと?って思います。

 

その可能性を拒絶しないで「まあそういうこともあるかもね」という素直な態度で捉えた時に、自分の性格傾向や行動パターンなども、うんと昔からの「何か」を修正、もしくは癒しのためにそうしているのではないか?と思えてくるわけです。

 

少なくとも聖典には、転生の話は散々出てきます。この生は夢、別の生を生きながら見ている夢である、というような記述がありますよね(私の読みが間違っているのでなければ、「ヨーガ・バシシュタ」などに)。

 

ということはですね、今この瞬間私が思い悩むことは、実のところ深いわけがあって、今ようやく直面することができている悩みなのかもしれません。それを軽くいなしてみて見ないふりするなど、あまりにも勿体無い。

 

人間の根本病理は分離であり、物事を二極にみる二元的な思考です。

 

彼我についての誤解が最大の無知、煩悩の最大の原因とYoga Sutraにもあります。私は誰?生命はどこ?私に生命が宿る?生命は私?こんな言葉遊びのようなことをしていても埒が明かないので、リアルなライフで「あ、そういうことか」と気づく瞬間を探しているんだろう。そんな気がします。

 

どんな感情があってもいいのだから、カラ元気のうそっこポジティブを採用するのではなく、その痛み・哀しみ・苦しみをそのままに感じてあげる。それがどれだけ大事なことか。

 

感情は体に宿ります。私たちの存在が今生だけではない長い年月の記憶をどこかに宿す深淵な存在であるとするならば、これまで生きていた間に蓄積された多くの嘆きを、軽いもの・新しいものから順番に、私たちは自ら癒していくしかない。

 

一つでも多くの嘆きを、この生で慰めてやることができればいい。生きてきてこれまで、どれほど哀しかったのかを理解してやれるといい。自らに対する慈愛の気持ちを養って、それを「外」の世界に浸透していければいい。

 

つらい目に遭ったとき、私のなかにどれだけの嘆きが今もまだ詰まっているのかに、思いを致せればいい。「こんなことなんでもない」と強がらず。じゅうぶんに感じてやることでしか癒せないのだから。

 

 

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№902 わたしたちは素敵ないれもの

年明けからこころのなかはずっとフリーズしていた気がするのですが、それでもセドナに行ってLAXで号泣したり、新しいことを始めたりして必死に生きていました。えらいぞ、こりす。

 

10月にドツボにハマって「またか〜」と思っていましたが、どうやら現時点での「底」に達したらしい。底まで行き着いたらあとは勝手に浮いていくもので、今は、これまで生きてきて、こんなに楽に息が吸い込めたことがかつてあっただろうか?という感覚のなかに浮遊しています。

 

この「底」までの旅路も、なにかおおきなもの(私が好んで使うところの「絶対者ブラフマン」という表現がしっくりくる)により完璧にデザインされていたのではないか?という思いがあり、その説を採用すると、やっぱりなんにも怖いものなんかないじゃないか、ということになりますが、まあ今この瞬間だからようやく言えるってことです。

 

ここ数週間すったもんだしていた自分の振る舞いを思うと、あれとこれは単に恐怖からのまったく無駄なアクションだった、というものがいくつも思い浮かびます。やれやれ。そんなことなら家でのんびり映画でも観ておけばよかったのに、まったくもって私ったらおばかちゃんなんだから。

 

ということでしみじみと、ここまで関わってくれた方、激しい人生の旅路を共にしてくださった方に、深い愛情と感謝を覚えます。あなたがいてくれなかったら、私は今日この気付きに決して至れていなかった。ほんとうにありがとうございます。

 

 


さて、ドツボ感真っ盛りのなかで、初めて参加した会がありまして、これがとてつもなく良かったのです。

 

そうだ、私が長い時間をかけてここまで立ち直れたのも、Yogaの伝統のなかでこういう取り組みをじっくりさせてもらったからなんだ、ということを再認識しましいた。

 

「こういう取り組み」ってなんだ?ということなのですが、自分の来し方をじっくり振り返る、しかも客観的に、愛情を持って、というものです。


ラージャ・ヨーガだと、これが学びのプロセスであり、瞑想の修行です。

 

智慧に触れ、自分の過去に照らし合わせてじっくり考え、人に聞いてもらったり対話したりすることで自らの気づきを検証し、深い悟りに至る、というプロセスを踏むこと、これが真の瞑想なのだと教えられました。単なる集中で止まることのないように、と。

 

シュラバナ(聴聞)・マナナ(熟考)・ダルシャナ(対話)・ニディディヤーサナ(深い悟り)のことですね。

 

人が変容していく上で、こういった取り組みがどれほど重要か。


同時に、肉体からも働きかけて、治癒・成長・変容が起こりうる状態を作ってやることがどれほど大事か。どちらかではなくどちらも大事で、それぞれは補完し合っているのだと確信します。

 

先日、この会に2度目に参加させて頂いたときの感想を、ここにも載せておきます。

 

素晴らしい会なので、ぜひ多くの方にご参加頂いて、自らの過去を優しく慈愛に満ちた眼差しで見つめ、改めて光を当ててあげて欲しいと思います。私はこの会に初めて参加した時、自らの過去を強がってドヤ顔でシェアするのでなく、とてもつらく哀しかったかつての気持ちを込めて語ることができました。これまで感情を抑圧して必死に頑張ってきて、今ようやく嘆くことができるのだと思い、とても豊かな気持ちになれました。

 

主催者の方々のあたたかいエネルギーも、私を満たし励ましてくれたことも、感謝と共に記します。

 

・・・・・

 

自らが歩んできた道で採用されてきた手法が、ここでも行われていることに改めて思い至り、人が成長していく上で自らの過去を振り返り再統合していくことがどれほど大事なのかを感じています。

 

現在の「科学的」といわれる視点からはこぼれ落ちているものが、人の生に深く関わっていることについて考えています。

 

器の大きさについては、以下のような視点も必要ではないか?というのが私の考えです。 

 

・ネガティブなものを含むあらゆる「感情」を、臆することなくしっかり感じることができる 
・過去を肯定的に解釈できる 
・過去を振り返るとき、思考だけでなく、感情的にもその体験を思い返すことができる(抑圧が起きていない) 
・自らを神聖かつ個別な存在だと感じることができる 
・物事の深淵な側面を含んだ世界観が養われている 
・自らの愚かな面や幼い面などを含むすべてを許容できる
 ・自らを慈しむ大人としての自我が育っている 

 

伝統的な人格向上の取り組みの中で、過去を振り返り、自らをよりよく知ることが「瞑想(禅/Dhyana)の意味するところであると教わりました。この会で行われている取り組みはまさにそれそのものであり、真に人を癒すことにつながると思います。もっとたくさんの人に、こんな機会を持ってもらえればいいのに。

 

自分自身は本当はこういうことをやりたかったのに、生きていくために社会に迎合していたのかと思っているところです。

 

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№901 いじわるの連鎖

B・ブレナンの著作を順次読み返し、三部作の3つ目に辿り着きました。

最初に手にした時から3年半。品川駅の本屋さんで悩みに悩んで買ったあの日が懐かしい。

 

えー、オーラってなんなん?すごくあやしい、ちょっと意味わからんし、と思いながらどうしても読まないといけない気がして、買って帰ってホテルで読んでだらやっぱり意味わからん。そこから3年寝かせた間に驚くことが起きてスラスラ読めるようになっていた、そんな感覚です。

 

ここまでの間に、現世的結果はともかくしっかり「生きて」きたんだなあと思えました。以前はちんぷんかんぷんだったことが、クリアに、そして身に迫るものとして理解できます。

 

もしかしてもしかすると、この本を買うか否か逡巡したときから、私の奥底は今日この日、自分がこの知識を強く求めることを知っていたのかもしれないと思うほどです。

 

昨年あまりにもつらいことが多かったのですが、靈氣マスター真理子をはじめいろんな人に散々ヒーリングセッションをしてもらった1年でした。そんな素晴らしいことをすっかり都合よく忘れて、しんどかったことばかりをこねくり回してきた私。生きるのが下手ねえ、としみじみ思います。

 

ヒーリングは統合するまでに時間がかかる(らしい)。そりゃそうですよね。人間存在の全ての層・全次元に働きかけて、三次元的実体感として感じられるのは最後の最後なんだから。

 

IHヒーリングではお題(どんな悩みに対してヒーリングを施すか)も私だけでは決められない。この場合の「私」というのは、私が私と思い込んでいるところの表面的な意識のことです。

 

しかしそもそも「私」、そしてもちろん「あなた」も複雑にして深遠な存在なので、表面の波立つところで思ってることと深いレベルで思ってることがかなりズレてる。ズレてるから生きにくさが生じるんでしょうが、どんな老師やグルであっても、ズレてない人なんてほとんどいないらしいです。

 

これまでの間にやってもらったヒーリングの、複雑な存在としての自分の悩み、そしてそれが癒えたときの結果。この世界しか見えていない私にはいったいなにがどうなってるのかわからない(たまにわかることもある)。でもヒーリングは完了しているのです。

 

謎ばかりでしたが、最近ようやく、これまでの一連のヒーリングが統合しつつあるのかなあと思います。特に夜から朝にかけて「もしや?」と気付きが降ってくることが多々あり、この「もしや」は自分の越し方・その選択や信念及びそれから生じる行動についてです。

 

あれ?と思えるとき、その傷はたぶんもう癒えている。

 

その痛みから生じた諸々の現象は残滓としてまだそこにあり、それに向き合っていくのは私の仕事。でも私の真の部分はきっと、もう癒えている。だからこそ「あれ?」と思える。そんな気がします。

 

今朝の「あれ?」は、自分はどれほど自分を虐め抜いてきたのか、ということでした。

 

常々セッションのなかで、人間関係の悩みを取り上げます。そこでよく出る話は、いじわるな人は寂しい人なんじゃないかな?ということ。そしてそういういじわるな人に遭遇してしまう私自身がそもそも、自分に意地悪してるのかもしれない。

 

生体エネルギーは「類は友を呼ぶ」法則に従っていますから。罰などではなく「意地悪しないで」という私自身の嘆きと懇願のこだまが、外の世界から響いてくるように思えているだけのではないか?ということ。


じゃあどうする?というとき、自分は自分をどう扱っているんだろうか、ということに引き戻す。

 

悲しい、苦しいという感情をちゃんと感じてあげられるだろうか?

人ってネガティブな感情を避けようとする癖がついていて、それをちゃんと抱き止めてあげることができない。そうするとその嘆きは、人を介して「抱きしめてくれ」と言ってくるんだと思います。

 

人を赦せないとき、意地悪なことを言ってしまうとき、優しくできなくて切り離してしまうとき、きっとその人も苦しんでいる。それを目の当たりにする私も苦しんでいる。

 

もうやめたい。哀しみから生じた苦しみを、意地悪で発露させる循環は。私がこんなに哀しいなら、あなたもきっと哀しい。本当に自分を赦し受け入れているとき、人はきっと赦すことができるはずだから。

 

私も自分を赦してやりたい。そしてどんな意地悪をされても、たくさん泣いて、哀しんで、それを自らのうちに引き戻していきたい。自分を癒すことでしか、誰かの苦しみや哀しみを癒すことはできない。

 

自他は分離していないんです。私の中には真我がいて、絶対者と繋がっている。そして絶対者を介して万物と繋がっている。苦しみを感じることが、そのつながりが確かにあることの証拠なのかもしれません。

 

こんなことを考えていると、少し心があたたかくなる気がします。思うだけではいけなくて、これからもずっと練習を続けなければいけないと思うけれど、いつかもっと上手にできるようになるはずです、きっと。

 

 

 

 


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№900 情報提供のつもり

フィットネスヨガの世界に触れました、という話を先日しましたが、じぶんの住んでいたヨーガ・セラピーの世界の驚くほどの狭さを今になって知り、ちっちゃな森のなかでのんびり暮らしてきたことを改めて感じているところです。

 

昨日も某所でお鮨をご馳走になって帰るとき、大将から「いやあ、さすがいい姿勢やな!」とお声がけ頂いたのですが、その「さすが」の根っこにあるのは私がやってもいないポーズに対するイメージなんやろなと思い、いつものとおり「ははは」と乾いた笑いを発して帰ってきました。大将、残念。だいぶ違うんやで。

 

この言葉〜Yogaという、を使うのは私にとっては難しすぎるなあ。
前から思ってましたが、もう金輪際Yogaという言葉を使うのやめようかなと真剣に思っています。

 

なので、誰かがふと魔が刺して私のHPを覗いたとき、以前書いてあったYogaという文字が消えてしまっていても、びっくりしないでもらえるといいなあ。

 

そういえば先日、とある面接を受ける機会があったのです。yogaとは関係のない面接だったのですが、何しろ私の専門はYogaなのだから成り行き上その話題に触れることになり、そこから「実は膝が痛くって」というお悩み相談(よくあるやつ)に展開しました。

 

その時の会の趣旨とは全く違うのですが、こちらも「腰はどうですか」とか「その痛みはいつからですか」などと問診までしてしまい、どうやら良い病院(自分で治すしかないよとちゃんと言ってくれる病院)にかかっておいでのご様子だったので、理学療法士の先生の言うことをよく聞いて、しっかり対処なさったらきっと治りますよとお伝えしたのですが、その時その方がハッと我に帰って、急にキリッ!とした態度になり本題に戻ったのが、非常に面白かった。

 

いや、やっぱり、対社会的活動はもちろん大事だけど、それに携わるのは人間なのであって、その人間の状態がどうなのか?っていうことの方が、根本的には大事だと感じます。そしてみんな、ほんとにどうしていいかわかんないなかで、目の前に現れた情報を縁に頑張っています。健康って、情報が大事なんだなって思います、つくづく。

 

ほぼ毎朝LIVE配信を続けているのですが、黙って始められない習性があるので、冒頭5分は話をしようと思っています。5分でやめて体操始めた方がいいよなと思ってはいるのですが、これがまた終わんないのですよ。

だって大事なのはこっち(話)ですよね?
深淵なる健康情報を提供してるんだと、自分では思っているのです。

 

人間は、内側でこねくり回している思考や感情、過去の記憶などによりでHEF(生体エネルギー)をおかしな具合に変化させてしまって、その影響体にまで及んでいるわけですから。あそこがここがという、目に見える範囲だけで理解しようとしても無理なので、それをなんとかわかって欲しいと思います。

あなたはあなたが思っているよりも、運と深遠で、ものすごく複雑な存在なのです。

 

朝の一人語りには一抹の虚しさも覚えつつ(なんといっても、見えているのは自分の顔だけ)、自分が世界に対して伝えたいことを伝えるのは私の命が果たすべき義務の一つですから、これからも淡々と続けていこうと思っています。

 

 

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№899 じぶんのなかの小さなこどもの世話

2013年、宮崎の超豪華なホテルで行われた日本ヨーガ療法学会研究総会に、トラウマの臨床と研究を牽引してきたヴァン・デア・コーク博士が招かれました。この方の著作「身体はトラウマを記録する : 脳・心・体のつながりと回復のための手法」に大変惹きつけられ、何度読み返したかわかりません。

 

ところで当時住んでいた小さな町には、とても優秀で親身なスタッフが勢揃いしている小さな図書館があり、いっつもそこに入り浸り、気になる本はなんでも取り寄せてもらって読んでいました。

 

その図書館のイベントで「ビブリオバトル」をするから出てちょうだいとお願いされ、ふだんからあまりにも多くの要求を聞いてもらっている手前断るわけにもいかず、渋々出場したのですが、勝ちを狙った私が選んだ本が、このコーク博士の本でした。

 

この本を手に出場すると決めてから、優勝は私のもんやで〜と内心思っていましたが、結果は予想通り。

 

勝因となったのは最後の決めゼリフで、「トラウマなんて関係ないと思っている人がいっぱいでしょうが、もし何か不測の事態にあった日には、可能な限り慣れ親しんだ場所(自宅とか?)で、自分が安心できる人(子供とか恋人とかペット?)と一緒に過ごしてください。これめっちゃ大事やから!これだけは今日覚えて帰ってね!」と強調したことでたくさんの票を頂き、無事優勝したのでした。

感情的に煽るのが作戦として禁じられていたら、レッドカードを喰らって即退場です。

 

ちなみに余談ながら私の記憶に最も残っている対戦相手の書籍は、「タックス・ヘイブン――逃げていく税金」 志賀 櫻(岩波新書)。著者は殺されたらしいで…という一言が今も耳に残っています。それってほんまなん?誰か知ってる人いたら教えて。

 

 

さて、トラウマという言葉は自分自身の琴線に深く触れるため、色々と学んできました。

 

親子関係にトラウマがてんこ盛りだと言われて、子供の側は「ほんまやで」と思うでしょうが、親の立場でそれを認めるのはなかなか勇気が要ります。私は残念ながら知識があるので、アホな私の主張を押し通すことはさすがにできず、立派に育った我が子たちを見ながら、こんなに立派な感じに育ってしまったのは私が何かを抑圧したせいちゃうんか?とビクビクしています。

 

剣士がいつも「子供の頃、Co-opで頼んだハンバーガーがこないのは何故かと思ってて、あれはマジで悲しかった」という話をするのです。

 

何故届かないかというと、私が意地悪したわけでは決してなく、合い挽きミンチの購買意欲を煽るために、イメージ戦略としてハンバーガーの写真が載っているだけのことで、「これ欲しい」とねだられた私は要望を真摯に受け止め、合い挽き肉を買ってハンバーグに調理して食卓に供した(のであろうが覚えていない)わけです。しかし幼い剣士は、ハンバーガーそのものが来るものと信じひたすらに待っていた。

 

その時の悲しさったら、と今になって言われても困ってしまうのですが、このように、トラウマは幼く傷つきやすい子供の心にたやすく出来上がってしまうのであり、親の方は覚えてなんかないのであります。

 

まあ、子供時代のトラウマ体験がこんなのどかなものばかりであるはずはなく、私がYoga実践でなんとか掘り起こしたものなどを考察すると、親の側が人間として、大人としてどうなん?ということもたくさんあります。

 

年だけとって成長したと嘯いていても、常々馬鹿なことばっかりやらかしている我々ですから、ロクでもないことはいろんな人相手に日々起こっています。しかもうまく合理化して勿体つけて説明する能力だけは育てていってますので、甚だタチが悪い。

 

そのタチの悪さも実は、子供の頃に経験した耐え難いほど苦しいことから生まれているとしたら?そんなつらいことの防衛反応として、さまざまな能力を育ててきたのでは?

 

その防衛力のあるものは世の中の役に立ち、あるものは周囲の人を傷つける。
そもそも誰も悪くなんかなくて、みんなこの世界には学びにきているので万事OKなのですが、それはあくまでも霊的側面からのみの正当性です。

 

大人になったらおかしいことはおかしいと、ちゃんと言えるようにならないと。ちゃんと、自分自身の「真のニーズ」を満たす努力をしないと。

 

傷ついた自分を癒すことは、すべての人々を癒すことになるのも当然と言えます。自分を癒す努力の先には、傷を再生産しない生き方があるのですから。

 

あなたは、ここに辿り着くまでに、どんなことがつらかったですか?


その傷をしっかりと感じきって、あなたの中の小さな子供(私でいうところのこりす)を、大事に大事にお世話してあげてください。


こりすからも、どうかお願いします。

 

 

 

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№898 自分で癒す仕事

伝統的Yogaは、自分で行うヒーリング手法なのだと思い始めました。初めからそのことに気付いていた人は笑うでしょうが…

 

治癒・成長・変容・超越

これは、適切なプロセスを踏むことで順次起こっていくので、相応しいときに「適切な」支援を受けることがとても大事です。適切な支援とは、人間存在の各次元にそれぞれ対応した、具体的な支援ということになります。

 

霊的な側面でのアプローチを頑張っていると、この粗雑体や三次元の世界に対する具体的な対策が疎かになると感じます。これは自分に対する反省を込めてそう思いますし、霊的・精神的な課題に三次元的対処だけで向かっていくのもまた、具体性を欠いた取り組みといえます。

 

先日、現代ヨーガ業界の方と話をして、同じことばでそれぞれがタヌキとリンゴについて語っている気がしたということを、どこかで話しました。

 

HPで堂々と「人格」と謳ってあり、私に「おお!人格の向上を目指しているのか!仲間がここにも!」と思わせておきながら、話が進むにつれて解剖学(それって西洋医学的アプローチやんか)の知識や数字で示せる成果(要するにお金)の話になり、「人格の話はいったいどこいったん?」と思った。

 

いや、わかってるよ?関わりが成果となって数字で示されるのは。そんなん当然やんか。でもそれもそもそもエネルギーなんやから、だからこそまず人格向上が大事なんやろ!と、そんなことを思っている自分の態度も次第に不穏なものとなり、Google Meetsのお部屋が黒い霧に包まれていくような気がしたのでした。

未熟者よのう、我ながら。やれやれ。
全然Yogaできとらん、分離の極地やんか。アホか、おまえは。

 

あなたが本来の自分を思い出して「それ」と統合するのがYoga。
何度も何度もうるさい、もう聞き飽きた、耳がタコだらけや!と思っておいででしょうが敢えて言います。

 

Yogaとは、大事な目的がそこにキュッ!と詰め込まれた実に素晴らしいことばなのです。

 

本来の自分をうっかり道端に落としてきたわけではなく、覚悟の上で捨てて(忘れて)ここにやってきて、自分としてはかなり過酷だったりする状況もわざわざ選んで「もう一回思い出す」ことをやっているので、みんな勇敢です。全員リスペクトです。

 

伝統的Yogaの世界では「不幸と病気は最大の教師である」といいます。

なので、不幸や病気を通じて学んで成長する必要があり、そのためにわざわざその状況を付与してここに立っている我々。

 

関わるお相手も、その大きな目的に則って巡り合っています。すごいなあ、世界って。

絶対者ブラフマンの仕事はいついかなるときも常に緻密にして完璧で、しかも私の自由意志による裁量権も与えてくれて、回り道も許してくれる。

 

転んでうぇ〜んと泣いて、やっぱり絶対者のいうとおりやったと反省する私に、「よかよか、そこまでせんとわからんかったとやろ。よかたい、それで。」と優しく言いながら、頭をなでなでしてくれる絶対者の存在を感じながら、やっぱり毎日ふらふらしているわけです。これが生きることであろうと思います。

 

まじめに始めながら、最後ぐだぐだ。

要するに、誰もが癒される必要を持ってここに来ており、それは自分の仕事なのだからこそこの世にYogaが必要だということ、それにちゃんと助けてもらえるよと、言いたかったのです。失礼致しました。

 

 

🌟第9回対談、アップしました!

 

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