蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

No.725 うなぎパンとうなぎクリーム

わたがしであったことなど知る由もなく海岸に流れ着く棒   笹井宏之

 

 

 

7月26日

先日長女ぶーちーと東急ストアで待ち合わせしていたとき、パンコーナーに驚きのパンを発見した。「うなぎパン」である。

その「うなぎパン」なるものを目にした瞬間、私は脳天に雷が落ちたような衝撃を受けた(こういうことはよくある)。妄想力が半端ないと悪評高い私であるゆえ、誰かのあたまの中にあるとき想像上の生き物として生まれ出たうなぎパンが、実際にここに受肉して、っていうか、パンだから受パンして、真実存在していることの凄さに打たれシビれたのだった。

妄想 of ツボイ:
2021年7月の土用の丑の日に因んで、何か良いアイデアを募集しまーす!という問いかけに対し「今年はうなぎパンではどうでしょうか?!」という発案があった。「いいじゃない、うなぎパン!早速いってみよう!」ということでオリンピックが始まるとかいう日に店頭に現れたうなぎパンくんたち。ところがうなぎパン成形技術(=イメージとしてのうなぎに対する受パン能力)には人により大幅なムラがあったのだ!なんたることであろうか! ズバリうなぎでしょうというものあり、これはオオサンショウウオか?と思わせるものあり、はたまた太めのドジョウのようなものまでありで、東急ストア五反田店のパンコーナーはカオス状態となった。このうなぎパンくんたちの売り上げや如何に?!

 

と、いうことで私はその場でもっとも「うなぎらしい」と判断した一匹を連れて帰り、死なないように一晩養って翌日秘境田端まで運び、聖地田端の若手ホープOくんにプレゼントした。「これ、中身はうなぎクリームだから」とか言って(知らないくせに)。ただ、山手線で30数分フラフラしているうちにうなぎらしい腰のくびれの部分がちょん切れてしまっていた。ごめん。

JK剣士にこのうなぎパンの写真を送ったら、中身は何?と当然ながら尋ねられたので、これもまた知らないくせに「うなぎクリーム」と答えたら「うー、泣けるな」と返された。感無量ということであろう。

翌日若手ホープOくんに「うなぎクリームどうだった」と訊くと、「クリームでした」とハッキリ言われた。なーんだ東急ストア、もう一踏ん張りだな。来年は「浜名湖産マジもんうなぎ配合うなぎパン」で、ずらり並んだ「お土産にどうぞ!十匹入り」という箱入りうなぎパンを発売して欲しい。そしたら今度はそれをOくんにプレゼントして「土用の丑の日に十匹うなぎパン食べると運気がめっちゃ上がるんだよ」と言ってあげたい。

と、こんな馬鹿馬鹿しい事を嬉々として書いていると、O先生から「かよちゃん、ほんとに妄想力すごいよね」とお褒めにあずかれる気がする。え、褒めてない?まさか!