蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№776  JK剣士、心の叫び

 

2月21日 @五反田のとあるカフェ with長女ぶーちー

またもやご無沙汰ばかりですみません。少しだけ楽しみにしてくださっている、世界でほんの数名の皆様に深くお詫び申し上げます。

1月末に風邪を引いて、数年ぶりに熱が出たような気がしました。なぜって外に出るとやたらに寒く感じるから。「寒気がする…」と言ったら、長女ぶーちーから「今日寒いよ」とバッサリ切られて、「あ、そうなん?」という感じでした。でもその後もなんだか体調がすぐれず、一週間ほどお部屋にこもって養生しました。

JK剣士が1月の末に突然「電話してもいいか?」と言うので、出国以来初めて話しました。

一体何事かあ?!何かトラブルがあったのかああ?!

とハハはドキドキしてしまいましたが(ほら、森のこりす的小心者だから。ね!)、何か事件があったわけでなく、渡航以来感じたことを誰かにぶちまけたくて堪らんということのようでした。

先に瑣末な情報を提示しておきますと、JK剣士はインド系フィジー人のご家族にお世話になっており、毎朝チャイを飲み、毎日カレーを食べているそうです。米は当然バスマティライス。おやつは手作り(インド風激甘スイーツ)。
おうちには子犬が二匹いて、米子の我が家でマイペースに暮らす愛猫あんことういろに触れられない哀しみを癒してくれたそうですが、一匹は先日よそのお家にもらわれていったそうです。
情報提供終わり。

さて、JK剣士は何を語りたかったのか?

彼の地のJK剣士が通う高校に日本人留学生は何人もいるし、2−3年という長期で滞在している子もたくさんなのに、ほとんどの人が日本人だけでつるんでローカルの子とコミュニケーションしてない、しかも英語もろくに話せないと。

これ規夫先生にも警告された覚えがあります。留学生崩れみたいなやつがいっぱいいるから、そうならないように気をつけなさいよと。

学力はほらねえゴニョゴニョ…、でも根性だけはあるJK剣士ですから「それって変じゃん。いったいこの地に何をしにきたっていうかってえと、異国の文化の中に自分の身を晒すためじゃないかあああ!」と発奮して、拙い英語でローカルの同級生とコミュニケートし、いつも仲良く遊んでいるようです。

でもJK剣士が語りたかったのはこのことじゃないわけ。
フィジーは豊かな国じゃないから、みんなお菓子なんて買って食べられない。当然スマホなんて持ってない(ホストファミリーをしてくださる家庭はすごく豊かなわけです、当然ながら)。遠くの島から、家族と離れて寮生活をしながら学校に通う同級生たち。通信手段は手紙のみ。娯楽がないから高校生も外で走り回って遊び、体がすごく鍛えられて逞しい。さらには家族の一員としての役割を果たし、自立していて、自分のことはなんでも自分でできると。

そういう事ごとを知るにつれ、これまでの暮らし、そして今の自分に衝撃を受けたらしい。

ということを約2時間にわたって聴かせてもらったわけで、ハハの感想としては「おいおい、JK剣士。お前ほんとにしあわせだな、こんな経験させてもらえて。レッツエンジョイ・フィジーライフ!」ということかな。

せっかく留学させたのにLINEなんかでやりとりしてちゃダメだろ!と思いながら、驚きのフィジーライフにはハハとしても学びが多いのです。

インド系の多いフィジーにはAyruvedaの知恵がリアルに息づいており、生きていれば誰にでも生じる些細な体調不良にどのように対処しているかの話や、食生活のネタには思わず唸りました。日本人もそこに立ち帰ろうや! いやでも無理かも...と考えさせられちゃう。
次回はそのお話をさせてもらいましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

№775 子離れ

1月25日 @米子

11月から先週米子に戻ってくるまで、マジで忙しかったのです。
ふらふらモードがスタンダードな私なのに、なんだかちゃんとママっぽく(飲み屋さんのママじゃなくて、子供のお母さんってことですからね)せんといけん気分になったからです。

なにしろJK剣士の留学手続きはあるわ、最後の公式戦は迫ってくるわ、それに加えていつものふらふらモードでお友達を山陰によんで盛り上がるわで、おいおい君ちょっと落ち着きなさいという感じでした。

12月になって出国前のオリエンテーションをJK剣士と二人で受けて、そうかもうあと1ヶ月でいなくなっちゃうんだなーとしんみり。長女ぶーちーがまだこちらにいる頃は、オンラインで授業を受けていたために毎日一緒にご飯を食べて、思っても見なかったコミュニケーションが取れたけれど、普通の学校に通って部活までしている学生と親は通常疎遠なものですよね。

なのでハハは心に決めた! 年末年始はJK剣士と一緒に時間を過ごそうと。

だから2021年の大晦日はN夫師匠と居酒屋に行くのを諦めて(その前の年はそんな感じだったからね)、徹底的にJK剣士のために時間を割いてみました。
普段家にいない時が多い私ですから、JK剣士に「おいらひとりぼっち」などと言われちゃったりしたのでね。

で、最後の登校の翌日に神戸へ向かい、そこで3泊して遊びました。定宿の2noさんにもお客さんが戻ってきていてほんとによかったよね~

12月28日に帰宅して、ベジご飯を食べ、Netflixで映画を見まくる毎日でした。クリスマスも年末年始もそれっぽいセレモニー食なんて一切食べず、質素に静かに過ごしました。ほぼほぼ一緒にいました。

年明けに上京し、成田でカウンターの列に並んだJK剣士と別れたあと、とっても寂しくなって仲良しの友達にあたっちゃったよ。
親離れ、子離れの時期がきたな。




 
 
 
 
 
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№774 いま何時?「フィジー!」

1月24日 @米子

先年12月の初めに更新して以来Blogで沈黙を守ってきたのですが、なんとごく少数の方に「更新されてないじゃん。なんで?」というお言葉を賜りました。ジーン、読んでくれてた人がいるんだ…

サボっていたのにはサボっていた理由が一応あるのですが、そういえば数日前に手を使って書く方のリフレクションジャーナル(いわゆる日記と言えなくもないもの)を書いていたとき、そもそもBlogもリフレクションジャーナルの一環だったんだよなあということを改めて思ったのでした。

Blogを描くという行為に色々他の色気なんかも乗っちゃって自分でもワケがわからなくなり、世の中からの反応も起きちゃったりして甚だ面倒なことになったので、休止か中止かと悩んでいたのですが、実践の一つというシンプルな位置付けとして再開し、こんなけったいなものを読んでくださっている世界中のわずか数名の方々のためにまた書き連ねるのもいいかなと思っています。

とまあ、こんな話を秘境田端のリーダーにお話申し上げましたところ、いつもこのBlogでバカな話ばかりしているがちゃんと自分の仕事もPRしろと言われたワケです。しかもその理由が、PRのために秘境田端で製作してもらったLP(ランディングページ)に、私の経歴や資格などをバッサリカットして一部ご披露してくださっているのですが、それをご覧になった方々が「なんだア、ちゃんと仕事もしてるんやん。よかったなあ、ツボイ!」とみなさまがご安心になるであろうというリーダーの親心でございました。でもふらふらしていることに変わりはありませんので、こちらもご安心ください。

 


さて、お前の話なんてどうでもいいから、かのJK剣士のことを報告せんかい!と思っておられる方もおいでのことでしょう。さすがの私もこれだけは気になってたんだよなー。みんな心配してるやろなあ、と。

JK剣士は、12月24日に高校2年生の日本における学校生活と剣道ライフを〆と致しました。
クラスメイトに留学への意気込みを語り、「最後に私が皆さんに『今何時?』と聞きますので、皆さんは『フィジー!!』とお答えください。」とお願いし、担任でもあるMカントクにまでご唱和頂き、みんなの「フィジー!!」という声に送られて、米子H斗高校2年1組を後にしたとのことです。
それから出国までの間にも、いろいろ面白いことがありましたので追々お話しましょう。とりあえず、JK剣士と共に乗った寝台列車サンライズいずもの写真を貼り付けておきます。



そう、フィジー。トンガの近く。

入国したと思ったら、トンガで噴火してマジでビビったという… 
JK剣士を知る人のなかで、今俄にフィジーがクローズアップされております。「えええ、フィジーに行ったん?!」と今この瞬間お知りになったあなたさまも、これからフィジーが気になる国になること間違いなし。

どこにあるか知ってる?バヌアツの近くだって。ますますわからんでしょ?

 




2年かけて秘境田端で仕込みをしてきた仕事はこちら⇩です。

楽すっかLive alba lab株式会社

「透析×Yoga」という取り組みはたぶん日本初のはず。
ちなみに透析患者さん以外もご参加してくださってます。誰でも参加OKでーす。



 
 
 
 
 
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№773 インテグラル・ミステリーツアー

12月1日

先程Mおさんを米子鬼太郎空港にお送りした。
先週金曜日から本日まで行われたインテグラル・ツアーは、Mおさんがちゃんとおうちにお帰りになったら無事完了となる。

ええと…いったいいつこの話が生まれたのか、私はすでに記憶がないのだが、

と書いて思い出した!

N夫先生の黒い本出版イベントのうちあげ in 巣鴨のときだ。

山陰に遊びにおいでよ~、私の車は3名までなら快適に移動できるよ、と申し上げたら「行こう行こう」ということになって、結局のところN夫先生はなんだかんだとお忙しいためにこの度はご参加頂けなかったけれども、MおさんとSみさんがほんとに来てくれることになった。

あたりまえの山陰旅行じゃつまんないなあと思い、都会の人がやってきてもちょっと行くのを躊躇しちゃうような秘境にお連れしようと考えた。

って、すごくしっかり段取りしたように聞こえる? 

ブッブー。ぜんぜん違います。
私はこりすのように小心者でありながらチョーテキトーな”どんぶり野郎”なので、ギリギリにものを決めて、お二人が出雲空港に降り立ち我が愛車に乗り込んで初めて「えーと、今回はねー」と旅程をお伝えしたという、ミステリーツアーもいいところの乱暴な旅行だったのである。

このお二人もまた大したもので、事前に宿泊代金はおいくらですかとか、どこに連れて行ってくれるんですかといった質問も一切なし。前日になって「ようやく仕事が片付いたので、なんとか行けそうです!」とメッセージがくるくらいで大物っぷり半端ない。

 

それで結局どこに行ったかというと…

初日:須佐神社出雲湯村温泉木次町の天野館さん(宿泊)、木次酒造さん
2日目:出西窯、温泉津温泉・薬師湯、輝雲荘・離れ(宿泊)
3日目:温泉津温泉・元湯、ゆのつやきもの祭り(椿窯他)
4日目:群言堂・石見銀山本店、足立美術館
5日目:大山登山(Mおさん)、寿司割烹せいじ(とにかくすごいお寿司屋さん)
6日目:足立美術館(再訪)、Spice(松江市のカレー屋さん)、聖地CAFFE VITA

と、まあこんな感じでございました。
山陰在住のお仲間が適宜ご参加下さいまして、盛り上げてくださったことに深く感謝です。

そういえば今回意外な展開となったのは、MおさんとJK剣士の初顔合わせ。いつも通り傍若無人なハハは、初対面の二人を残して仕事をしに行ってしまったのだが、MおさんがあれこれJK剣士と話をしてくれて盛り上がったらしい。JK剣士もすごく楽しかったらしく、翌日も夕食をご相伴させて頂いた。

このご縁がどんどん膨らんでいくとすごく面白そうだな~、と色々妄想している。
まずはインテグラ茶道部を立ち上げるのが、2022年の目標。それでインテグラル茶会をやる。

いったいどんな茶会なん?!と聞かれても、答えられない。
なにしろどんぶり野郎なので。すみません。てへ!

 

 

№772 JK剣士、最後の大会

11月30日

 

10日にいっぺんは更新しよう、と思いつつアッ!という間に時間が経ってしまいました。
今月は盛りだくさんだったのですよ。


ちゃんと東京出張も行ったし、長女ぶーちーともたくさん遊んでもらいました。東京からのお客さまをお迎えして山陰ツアーもやりました。

JK剣士は高校生として最初で最後の公式戦に臨みました。結果は2回戦の延長で敗れてしまい残念でしたが、本人に悔いはないと思います。
県立武道館2階のアリーナ席から見下ろす剣士の姿を、小学生の時から見続けてきましたが、これが見納めかと思うと感慨深くて涙が出そうでした。

「道と名のつくものを、10年修めてから家を出るように」というのがハハの唯一の教育方針でしたが、この11月でJK剣士の剣道歴は満10年を迎えました。
暑い日も寒い日も、勝てる日も勝てない日も、辛くても楽しくても、ここまでやり抜いたのはほんとうに立派でした。我が子ながら尊敬の気持ちが湧いてきます。

 

12月に最後の遠征に行き、男子の選抜大会を応援し、それをお仕舞いとして剣道部を引退します。

これまで応援してくださった皆様方に、心からの感謝を申し上げます。

でも、JK剣士はずっと剣士だろうなと思います。学校剣道はこれでお仕舞いになりますが、いつか何処かでなにかが起きて、もう一度剣道をするやもしれません。Yogaにも神様がいるように、剣の道にも神様がおいでになると思いますので、身を委ねておまかせしたいと思います。



最近は、一所懸命文章を書いています。
リーダーのお求めに応じて、ヨーガのことに関してなるべくわかりやすく書いては提出し、ダメ出しをもらってまた書き、の繰り返しです。こうやって書いている文章が溜まって10万字になったら読んでくれると、敏腕編集者(休暇中)が言ってくださいましたので、今はこの「ヨーガについてわかりやすく書き連ねる」という努力に没頭しようと思ってます。

今日のブログは洋平先生への狼煙です。
先生、マスターコース受けなくてごめんなさい。ずっと準備してきたプロジェクトがいよいよ始動しそうで、「そんな暇ないだろ」「実地で学びを検証せよ」とリーダーにご指導受けてます。
ちゃんと始まったら報告します。きっと洋平先生も、私たちのこの取り組みをとっても喜んでくださるのではないかと思います。

冒頭にも書いたように、今月は(先生もよくご存知の)二人のインテグラル友達が山陰に遊びにきてくれました。
どちら様も只者ではないので、あれこれ妄想が膨らんで大変でした。この3人できっとまた何かやらかしちゃうと思います。
インテグラル理論は、勉強するだけじゃなくて使うものだよね?洋平先生。



人と人の繋がりは実に不思議です。
長女ぶーちーやJK剣士がいい感じに育ってくれたのも、苦しい時にインテグラル理論に出会って、わからないながらもずっと学んできたからだと思えます。しみじみ幸せです。


№771 コードネーム:JK剣士17

11月9日

一週間前に帰宅し、日々JK剣士サービスに勤めている。
今回のおみやげは神戸一貫楼のぶたまんだったので、それを蒸して二人でNetflixを見ていたら電話がかかってきた。南の島留学でお世話になっている担当者さんからである。

いよいよ出国日が確定となった。
年明けの1月11日、成田空港から直行便が飛ぶことになったらしい。これまで直行便は運休していて別の島経由で向かう予定であったが、これで費用も所用時間も大幅に軽減された。良かったなあ。

 


さて、JK剣士サービスとは具体的になにか?
部活後の迎えの時間に極力仕事を入れないこと、一緒にご飯を食べること(もしくはJK剣士がご飯を食べているときに、たとえ断食中であってもそばにいること)、一緒にNetflixを見てああだこうだとおしゃべりすること。

ちなみに昨日は母が同じ部屋で仕事をしていたので「うちひとりでゴルゴ見ていい?」と言い、ゴルゴ13のアニメを見ていた。ゴルゴ、ゴルゴとよく言うが、原作漫画もアニメも実のところ見たことはない。JK剣士も同様である。

見始めたらすっかりハマったらしい。ジェームス・ボンドの時と同じようにいろいろ教えてくれた。ちゃんと苗字もあるがファーストネームはわからない。ご存じですか、ゴルゴのお名前?!実は知らない人案外いるんじゃない?

ボンドと同じく決め台詞がたくさんある。うっかり背後に立ったら殺されるらしい。こわっ!
それにしてもすごい眉毛である。仕事の合間にJK剣士の背後からPCを覗き込んで、しみじみあの特徴的な眉毛に見入ってしまった。

 

よほど気に入ったらしく、自分の名前に年齢をくっつけて「うちはJK剣士17だけん」などという。え?13って年齢なん?と思わず突っ込んだ。JK剣士はしばし無言で佇み「まあ違うわな」と言った。そりゃそうだろ、ねえ。

でもそれ、わかりやすくていいね。永遠の28歳のハハはこれから「こりす28」と名乗ろうと思う。コリスニジュウハチと発音してください。よろしくどうぞ。



№770 ちゃんとたどりつけるよ

11月1日

@グランヴィア大阪
先程Mおさんを新大阪でお見送りして梅田へやってきた。今日は堂島でしげにいちゃんが大好きだったMるちゃんに会うのだ。3、4年前になるかな?本町で馬肉食べて、Mるちゃん行きつけのスナックで深夜2時まで3人で絶唱したなあ。懐かしい。

今日から新しい月になったけれど、先月はしげにいちゃんの一周忌だった。在りし日の笑顔の写真を前に香華を手向け合掌しても、なんで居なくなっちゃんだようという苦い思いは消え去らない。その日から数日後には、長女ぶーちーの誕生日だった。昨年思いもよらずお別れせねばならなかったけれど、ぶーちーの誕生日に合わせて米子に往復するチケットが手配されていたということを、ある方が教えてくれた。そのことを聴いて、またしんみりした。


昨日は奈良県某所に行ってきた。
2年前にうだうだ落ち込んでいた時、「ここに行ってみたい」と思う場所を見つけてしげにいちゃんに話した。彼はパワースポットには積極的に足を運ぶ人だったから「おまえもそろそろそういうところに自分で足を運んでみなさい」と、言われた。

なにしろYogaを勉強しているものだから、どこか遠くにある場所に偏在しているものは、いつもいかなるときも私の内外に満ち満ちている、ということをなんとはなしに信じていて、「別にわざわざどこにも行かなくてもなあ」と思ってきた。でもそれでも慧心師も「その場所に行って実際に感じてみなくてはわからん」からヒマラヤに行けといつも仰るし。

ということで奈良県の秘境のその場所に行きたくて、大阪府民の”おやかたさま(愛称)”にお願い申し上げ、今めちゃくちゃフットワークが軽いMおさんも巻き込んで、3人で一緒に行ってきた。

いやー、すごかった。

どこの、どんな、ということをあまり人にも話したくないし、SNSにあげるなどもっての他!と思わされる場所だった。こういうところは召喚されねば辿り着くことができない、ということを聞くが(ヒマラヤの修行にも喚ばれないといけないらしいよ)、なんだかほんとにそんな気分になる場所だったよ。

3人ともガラにもなく神妙な感じになっちゃってさ、それぞれ別の顔を見せ合った気持ち。
そこは澄んだ水が湛えられえている渓谷のなかなんだけど、3人が3人とも「水に入りたい…」とか言っちゃってたのは相変わらずの暴れん坊ぶりって感じよね。

恐れ多くも直々に運転してくださる車の後部座席に、お行儀よく静かに座っていたこりす的私に向かっておやかたさまが、「静かにしてると恐ろしい。なんか悪さしてんのとちゃうか?!」と何度も仰るのは心外だったけどね。そんなこと言われちゃうとガブッ!と耳たぶに噛みつきたくなるよね。思うだけでやらないけどね。


そこにちゃんとたどり着けるよ、と言ってくださった方がいた。
祝福されたみたいで、うれしかったな。