蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№282 風邪を引いたら【対処法】

こんな夢を見た。

大きくて白い、豊かな乳房から搾乳をしている。
ある一部分から上手に絞れない、と思っていると「そこから絞る方法は、〇〇会社の〇〇さんに聞くといいよ」と、人から教えられる。

この〇〇の部分は聴きとれなかったのだが、象徴的な意味のことを考えると、あの人のことかなあと、思い浮かぶ。

…………………

風邪はほとんど回復した。

ただ、鼻を0時・背骨を18時として、副鼻腔内の20時の方向に炎症の名残りがあり、特に寝入りばなに咳が起こる。また、粘膜も完全な状態ではないらしく、ちょっとした刺激に影響を受ける。

さて、大晦日に風邪の経過を事細かに書いて、我ながら「アホか」と思わないでもなかったが、生徒さんのお一人が「からだって、自分で治せるんだと思った」と言って下さったので、書いた甲斐があったというものだ。

以下に、風邪を引いた際の対処法について書いておくので、参考にして欲しい。


【風邪予防】

*心と肉体は表裏一体。クヨクヨしない ~瞑想や集中法の活用

*消化力が高まり食べ物がおいしい季節だが、過食は厳禁。

*甘いものを食べると、食後数時間は免疫力が下がる。
 スイーツを食べた後に人込みを歩いたりしない。

*お正月の暴飲暴食に対する浄化として、肉体は風邪を選択するかもしれない。
 その場合は、”諦めて、体を風邪に捧げること”。
 重大な病気は、こういう小さいことを無視した先に訪れるお客様のようなものであ
 る。風邪は万病の元なり!

*風邪は首の後ろから入る。平素からショールなどを巻き、首を冷やさないこと。

*喉などに違和感を覚えた場合は、カイロをタオルなどにくるんで首の後ろを温めるとよい。風邪の引き初めに大変よく効く。ただし、予防としていつもこれをやっていると、効かなくなる。

*毎日入浴で血流を回復させる。シャワーなどで済ますのはご法度。

*高熱を発していない風邪なら、アーサナを行った方が回復が早い。鎮静化のポーズを中心にチョイスすること。


【引いてしまったら】

*「寝る」。目も、頭も、口も使わない。

*発熱時はものを食べない。消化力を治癒へ回すイメージ。

*水分は十分に摂取すること。白湯が良い。

*朝の起床時は、舌を清めてから水を飲むこと。

★大事! 
 体は、粘膜で菌を絡め取って、体外へ排出しようと必死の努力をしてくれている。
 痰や鼻水は絶対に飲んだりしないこと! とことん、出す・出す・出す!

*塩水を入れた温水で、鼻を洗ってみよう。特に朝が良い。夜はやってはいけない。

*何か食べる場合、乳製品と肉は避ける。暖かい消化の良いものを食べる。
 野菜はヘルシーなイメージがあるが、繊維が多く消化に重いものもある。
 体調不良時に、ダイエットのことを考えてはいけない。

*しょうがの搾り汁+レモン汁+非加熱のはちみつ = 浄化ドリンク
 適量ずつ混ぜて飲むだけ。

*いったん調子を崩した肉体が、完全に本来の状態に戻るのに、約1カ月はかかると心しておいた方が良い。よく自分の身体と対話をしながら、養生を続けること。

*「病は偉大な教師である」
 風邪を通じて何を学んだのか、改めて内省をする。


皆様、どうぞお大事に!