蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№186 芋、寺、そしてフロー体験

今朝、うきうきしながら蒸かしたサツマイモが、まさかの紫芋だった…
紫色のお芋って、なんだか食指が動かない。

紫ってことは、アントシアニンとか?色素があって、体にいいはず、と自分に言い聞かせる。お味の方は、普通のサツマイモより甘みが少なくて食事に相応しい感じがする。うん、大丈夫。私の菌たちも、きっと紫芋と仲良くできるはず。

さて、今日は初めての場所でのレッスンを行う。
会場はお寺である。 ↓

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不思議なご縁というのが、皆さんにも心当たりがあるのではないだろうか。
今日のレッスンを行うことになったのも、正に不思議なご縁が繋がっての結果だった。

しかも、曹洞宗のお寺でヨーガだなんて。これはシンクロニシティか。
会場として使わせて頂くだけなので、何の宗派でも全く問題ないのだが、J・カバットジン先生が来日された時のリトリートも、曹洞宗総持寺だった。なんだかご縁を感じる。しみじみ嬉しい。
ちなみに「禅」とは、ラージャ・ヨーガ八支則の7番目、ディヤーナを指す。即ち瞑想のこと。


ところで昨日から、YouTubeチャンネル「ライフ・イズ・ボルダリング」漬けである。
1から順番に聴いて、今は50番目。とうとう夢の中にボルダリングが出てきた…というところ。長女から「なんでボルダリング?」とツッコまれる。。

今アップされているものを全部聴く!と決めた理由は、娘のフロー体験をネタにした回がある、と聞いたからだ。もしかして、聞き終えたものの中にすでにそのネタがあって、スルーしてしまっていたりして…。
ともあれ、これだけ続けて聴いていると夢に出てきそう。しかも、口調や話のテンポが似てしまいそうである。

さて、たまにフロー体験をする娘は、この夏の2カ月で飛躍的に能力を伸ばしたと思う。本日、学校の懇談だったのだが、担任の先生も同じように感じておられ、本人に対し「器が大きくなった」と言って下さった。
ただし、本人は非常に苦しんだ。傍で見ていても苦しかったが、まさに「壁にぶつかれる」幸せを享受したのだな。自分のなかで、次なる目標設定をして、新たな壁に向かっていって欲しい。

本人曰く、時々、怖いくらい集中できる時があるそうだが、自分で制御することはまだできないようだ。しかし、どうやら彼女は、自分のなかで優れた剣道というもののイメージをしっかりと持っており、どんな剣士になりたいのかが明確であるようなのだ。ひょんなことからそのことを知ったのだが、これって凄いことだと思う。

ちょっと探りを入れてみたところ、「剣道はひとりひとり違う。人と比べても仕様が無い」とだけ語ってくれた。ふむふむ。もっと聴きたかったが、思春期の子供にお母さんはおジャマ虫であり、邪険にされて終わりだった。

生きる素材のような娘の体験は、いつ言語化されるのであろうか。
夢の中でいいから聞かせて欲しい。