蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№851 JK”剣士”復活

約十日もサボってしまいました。
濃すぎる十日間だった…

 

ご報告です。

南の島のJK戦士が、無事帰国致しました!
ママめっちゃ嬉しい!!

 

長女ぶーちーと二人で早朝から羽田空港に出迎えに行きましたが、現れたJK戦士はまさかの半パン・ビーサン。そのフィジースタイルのまま、シドニー経由で帰ってきたわけ?!

 

11月の日本ですから、寒い思いをしないようにと上着と長ズボン、そしてヒートテックインナーを準備して空港へ向かいました。それなのにJK戦士は「このままでいいやん」と言ってそのまま都内へ移動。京急の車内で「日本人、着込みすぎやな」などと曰うておりました。

 

そして今月末から日本の学校へ復学です。JK「戦士」を廃業し、JK「剣士」として復活、卒業まで過ごします。ちゃんと剣道できるかな?!

 

日本の高校生活も残り数ヶ月。

 

同級生は皆受験モードのなか、JK剣士はどのように過ごすのか?そしてこの先どうするのか? 詳しいことは内緒にするとして、きちんと「学ぶ」クセをつけていくことが大事だというN夫さんのアドバイスを受け、とある方に師事させて頂くことを決めました。

 

知性発達学者であり、現代思想家の加藤洋平さんです。

 

高校生のくせに何と贅沢な!
加藤さん、ご快諾頂き本当にありがとうございます。感謝感激です。

 

まずは、先月開講したゼミに加えて頂きました。

ちょうど政治思想に取り組み始めたキリのいいタイミングでしたので、政治について学びたいという本人の希望とも運命的にフィットしました。シンクロやね!

 

他の受講生の皆様の胸をお借りしてのびのびと学び、かつての私と同じように適時適切なタイミングで悪夢を見るような負荷を味わって欲しいものです。

 

ちなみにこのゼミには私も参加しています。

親子が同じ場で学ぶことで、加藤さんはじめ他の受講生の皆様に余計な気遣いをさせてしまっているのでは?という懸念もあり大変申し訳ないのですが、そんなことは言っておられないのであります。私だって学びたいし、学ばなければならないから。なので、ゼミの皆様には寛大なお心で受け容れて頂けることを願っています(きっと大丈夫!)。

 

親として私が大事だと信じることは、いついかなる時にも(親である私のエゴがいたく刺激され、激しく動揺するような瞬間にも)決して子供への愛情を忘れないことです。

 

それは、私にとっては、この子たちが生きてここにいてくれるだけで十分だという思いであり、こうして生まれてきてくれただけで親孝行は完了しているという感謝です。ああなって欲しいとか、こうなったらもっといいのにという、要求や期待を一切排したものです。

 

初めからこんなことを思えていたわけでも、ずっとちゃんと上手くできていたわけでもないのですが、自分が抱えてきた親との葛藤を繰り返すまいという決意と、子供に対する親の愛とはなんなのか?を考え抜く決意を育めたのは、インテグラル理論を学ぶことと、これまで師事してきた方々が私にかけてくれた愛情があったからこそです。

 

ヨーガ療法を職業としていたことも重要でした。親との葛藤に悩んでいる人は、この世には想像以上に多いからです。親子が美しい関係でいられるためには、親が大人として自らの成長にコミットメントしている必要があると、私は考えています。それを自分がやり切れているというつもりはありませんが(さすがに僭越すぎますよね)、少なくともそうありたいと強く願っていることは確かです。そしてその私の願いをたぶん子供たちは汲み取ってくれて、努力は認めてくれている気がするのでした。ま、自分で自分を慰めているだけかもしれませんが。

 

ともあれ、復活したJK剣士のこれからを、今までと変わらず優しく見守りたいと思います。
少なからず存在していると思われるJK剣士ファンの皆様も、引き続き応援よろしくお願い致します。