蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№841 YouTube対談テスト配信

今日は、大変ドキドキワクワクすることがありました。
来月予定されている、YouTube対談のテスト配信です。

 

約20年前から、スペースまほろばを主宰されるセラピスト・中野真作さんのところに通ってきました。

 

初めの頃はもう病的な、というか完全に病んでいる状態でしたので、一人でそこに伺うのすら躊躇しました。なので家族についてきてもらおうとしたのですが、「一人でいらっしゃい」と言って頂き、猛烈にドキドキしながらチャイムを鳴らしたことを覚えています。


あの頃は、人に会うことさえままならない精神状態だったのです。

人に会うことだけでなく、家の外に出ることさえ怖くてなりませんでした。当時、職場にも家族にも迷惑をかけました。特に長女には大いに心理的負担をかけました。本人は顕在的には覚えていないと思いますが、彼女が宗教を学問的に納めたいと欲した心の根っこには、この体験があるのではないかと感じます。自分の一生をかけてその時の負担を濯いでやりたいと、親として強く感じている経験です。

 

今の私しかご存じない方は「うっそー!」と信じられずに笑っちゃうかもしれませんが、人間誰しも生きていれば、人生の中で一度はこういう状態になるものです。

 

簡単に病名をつけて、人に病者のレッテルを貼るものではありません。本当は病も不幸も人間の想念の作り出した妄想で、実在ではないからです。

 

中野先生は私に「非二元」を初めて教えてくれた方でした。
ここから、私の後半の人生が始まっています。そしてこのまま最後まで突っ走る予定です。

 

ウィルバーも、インテグラル理論も、規夫先生も、Integral Life Practice(ILP)=統合的実践も、そしてそこから延長して出会うことができた成人発達理論&洋平先生、そしてYoga。
今、自分が生きてここでこうしていることの重要な要素は、すべてこのスペースまほろばから始まったのでした。

 

この秋、貴重な体験と気づきを得て、中野先生に「いつか一緒に何かやらせてください」とメッセージさせて頂いたのですが、それは本当にそれを希望していたというよりも、そういうことを口に出せるようになるくらい自分が解放されたということであって、具体的に何が可能かなどというVisionがあったわけではありません。

 

ところがその後、「YouTube対談をしませんか?」とお声がけを頂き、これは予定されていた方のピンチヒッターとのことでしたが、私にとっては奇跡的ギフト以外のなにものでもありませんでした。

 

そして本日、その打ち合わせとテスト配信を行わせて頂いたわけですが、もう先生とお話しするだけで楽しくてたまらない!

 

なにしろ家族も知らない話をとことん聞いてもらってきた方ですし、「もう消えてしまいたい」と欲している私の内的衝動を、そっととどめてくださった命の恩人でもあります。

 

人が好き、人とのおしゃべりが好きな私ですので、そのおしゃべりを通じて、私が中野先生に頂いたような滋養される感覚をたくさんの方に与えたいと望みますし、これまでやってきたことの中で得た「言葉」や「智慧」を、そのおしゃべりに散りばめられればいいなと思っています。

 

ホントのところ、智慧は沈黙のなかでしか得られないそうなので、このおしゃべりは道案内的なことに過ぎないのだと思いますが、人間の心のうちに湧き上がる思いもまた根源から生じるものなのですから、私はこの内側からの求めに従いたいと思います。

 

今回の対談は、そのための重要な気づきを与えてくれそうです。
”恩師”の胸を借りて存分に楽しみます。

 

対談のライブ配信は、11月9日21時からです。
URL等はまた後日シェアさせて頂きますね。

 

 

 

 

 


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