蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№805 LINE不要

4月5日 @これから目黒駅で待ち合わせ

 

今朝、JK剣士からめずらしく母個人に対しLINEがあった。

「まーちゃん」とある。

まーちゃんとは、御母堂様に対する愛称であり、この短い言葉のなかには、

「母上様、ご機嫌麗しくお健やかにお過ごしのこと、心よりお喜び申し上げます。平素より私の学業に対する深いご理解と多大なご支援に感謝申し上げること一入ならず、日々母上様の並々ならぬご愛情に励まされつつ異国での暮らしに励んでおります。」という意味合いが込められて、

いるわけないよな。

ということで、こういう声かけがあるときには、何か困ったな〜と思ったことがあったに違いない。そこでハハは「なんだい?」と返した。

 

お困りごとの内容は、ホストファミリーの皆さんに「日本の家族にぜんぜん電話してないけど大丈夫なの?」と心配されちゃったんだけど、という旨のことだった。

え?は? 

と、いう戸惑いと思考停止の中でハハは、うさぎさんが「電話ください」と言いながら黒電話を手にしているスタンプを送って、「テレパシーでOKです」と書き添えておいた。

その後JK剣士からきた解説によると、日本人留学生のみんなは毎日親と電話してるんだってよ!!うっそ?!ありえーーーーん!!!


昨年、母の敬愛するN夫師匠と一緒に表参道で遊んでもらったJK剣士は、自らの留学に対する希望についても話していたが、「せっかく海外に行くなら、日本との精神的な臍の緒を切れ」というお話をして頂いた。

このことは洋平先生との対談でもお話しされていたので、ちょうど1年前にLAにホームステイした時にも、極力連絡を取り合わないように親子二人とも務めた。長期の留学ならばなおさらこのことを徹底させなければならないと思うが、今は便利な世の中なので、海外にいようがなんだろうが連絡を取り合うことのハードルが低く、没交渉でいることの方が難しい。

なので日本との精神的な臍の緒を切るところまではいっていないとは思うが、まあなんといってもまだ17歳なので、この程度ならいいかというところで落ち着いている(JK剣士から問いかけがあれば返答する程度のやりとり)。

ホストファミリーには、ハハの返答を待つことなく「自立してほしいと思っているんです」と言っておいたとこのことだった。うん、そいでよか。

N夫師匠からも常々「元気にやってる?」とJK剣士に対するお気遣いを頂戴しているが、17歳という若さで海外の生活に飛び込んで、何もかもが新鮮で劇的に感じられるであろうことが羨ましいとのお言葉があった。

JK剣士の年頃ならきっと、1年1年で世界の見え方がまるっきり違う。この瞬間を存分に味わうことが何より大事で、まーちゃんのことを思い出すのは、ちょっと高価なものがほしいときとブラックサンダーが食べたくなったときだけのようだが、よかよか、そいでよかとです。

引き続き、ワイルドなフィジーライフを楽しむべし。



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