蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№786 がっかり

3月2日 @山陰某所

最近書籍のヒット作に出会う率が高めで、至福!

本を読むのは皆様と同じく勉強でもあり仕事でもあり、そして私の場合絶対的娯楽である。

JK剣士がそばにいなくなった私にはNetflixもないしアマプラもない。TSUTAYAのカードもとある事件がきっかけでハサミを入れて廃棄してしまった。映画は好きだけど見るに至るまでの行為が面倒である。

更に言うと、モノによっては読書体験の方が豊かである。

映像でないと絶対イヤ!

と思うのは、昔のBBCシャーロック・ホームズ
そしてボンド。

ジェームズ・ボンドマティーニはステアじゃなくてシェイクでくれ(←最新作バージョン)のダニエル・クレイグである。あ、あとはニコが出ているものは当然ながらすべてよ!


すみません...
こりす、胸がぶるぶる震えて脱線しちゃった。ヒット本の話だった。

「今さらなんだよ!」と叱られそうな「ミレニアム」三部作。いや、これは最高だわ。
読み進めたいのに読み終わりたくない。だから目の前に置いて、堪えて他の本を読むという焦らし作戦に入るくらい楽しい。

あとね、ノンフィクションのヒット作が二つ。

アンネ・フランクの密告者は誰だったのか?という謎を、現代のプロファイリング技術の粋をこれでもか!とぶち込んで解明し、もうこれしか考えられないよねという結論を提示した本。

そして2018年にノーベル文学賞の発表を中止させちゃった、スウェーデン文化界のスキャンダルに関する本。

先に申し上げておきますと、どちらも胸クソです。
なので私は手元に「ヨーガ・ヴァシシュタ」を置いて、絶対者ブラフマン智慧で胸クソエネルギーを中和しながら読み進めた。

でもすごいよ!どっちもリサーチが。
調査に当たった方々根性ある、マジですごい。

で、感想。

人格の高潔さとはなにか? 
大いなる打撃や誘惑の前で踏みとどまらせる何かとは、いったいなんなのか? 
生命欲も煩悩の一つ。この世で最も大事なものに対する知識を養っておかなければ、その一瞬の生命に執着してしまう。わずか数年、数十年時間を稼いでみても、後の世の人にがっかりされることになる。その時自分はここにはいないから、いいっちゃいいけど。でもね。

目先のものに振り回されないすべてを見通す視点を養うために、私はどうすればいいのだろうか? 暗闇でも物事を見通せる、梟のような目が欲しい。

 

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