蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№787 いつもやっていないと

3月3日 @これから出張だけど、まだ錦町

連日読書ネタである。

ノンフィクションものでは、開高健賞を受賞した二次対戦直後の満州におけるうら若い女性の扱いに関するものを読んだ。

あの大ヒット作(映画しか見てない人もたくさんいると思いますが)ミレニアムシリーズも、女性に対する男性の暴力がテーマとして貫かれていて、原書の副題は「女が嫌いな男たち」とあるらしいね。

自分が無理に頼んでしてもらったことを忘れて涼しいカオをして、お願いされて泣く泣く何かをしてくれた人をとことんバカにしちゃうような輩が、これでもかあ!と登場して、辟易する。


人ってなんだろうなあ。

「そのときはしょうがなかったんです」
「テンパってたからそんな言動をしてしまったんです」

と言ってしまうようなことをしちゃうのは、普段からの訓練が足りないからだって慧心先生がいつも言ってる。

Yogaは体操じゃないからね。いつも言ってるとおり。

わずか数名のこのブログの読者さん、よくわかっておいでだと思いますが、ここではここの真実があるわよね? 

復習してみよう!

1、ツボイは森のこりす的繊細さを持ったYogaの先生である。声はとても小さい
2、JK剣士とは名言を繰り出す謎の存在である
3、Yogaとは体操ではない
4、この世のすべては絶対者Brahmanである


そう、Yogaは体操ではないんだから。
体操をしているフリをして人生に避け難く降りかかる「打撃」に備えるためのトレーニングですから。

いきなり実践じゃ、もうびっくりして負けですよ。

だからこそYogaクラスというとっても気持ちいい空間で安心しながら、呼吸を用いて自分の心を制御し、いついかなる時にも絶対者Brahmanがあらゆるところに偏在していることを確信し抜けるように、普段からYogaやっとく。

と、そういうことですから。

「え!マジで!」

という衝撃のシーンで、私の素がぜんぶ出る。

素が出た瞬間、マハートマ・ガンディーのようにポロッと神様の名前が言えたり、コルベ神父みたいに「あ、私、代わりに死んでもOKですよ」とさらっと言える自分でいられるのか? 

いや、きっとまだ言えない。


だからやっぱり今日も、呼吸から始めるしかない。あと、長生きしてなるべくたくさん練習するしかない気がする。

だいじょうぶ、ダメなら来世がある。

 

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 次回トライアル:3月19日(土)14時〜

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