蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№649 大きな駅を通って

立てないくらい小さな星にいるみたい抱きしめるのは倒れるときだ  雪舟えま

 

 

 

5月2日
今日はお友達二人とそれぞれお会いしてきた。

まずは大崎駅で乗り換え湘南新宿ラインなる電車で西へ向かう。横浜駅でまた乗り換え。「ブルーライン」というものに乗れというGoogle先生の指示だったのだが、このブルーラインがいったいなにを意味するのものなのかがわからない。気弱な私は泣きそうになりながらJRの改札を出て、そこで初めて「横浜市営地下鉄」であることがわかった。ふーん…そうなんだ。カッコいいお名前だねえ。余所者にはわかりにくいねえ。

横浜駅も広い。行っても行ってもブルーラインの乗り場に着かない。秋葉原や上野でどうのこうの言ってたのはいったいなんだったんだと思った。なんとか乗り換えてとある駅で下車。なんと読むのかわからない駅だった。

さてそこから数分、てくてく歩いて某氏のお宅へ伺う。新建材を使わないリフォームをされた超!健康的な家の玄関から、青白い顔をしたその家の主が顔を出す。めっちゃ不健康そう。ここ数日頭のなかで音がして眠れず体調不良だという。まさに、そのとおり顔に書かれていた。

ほんとうは今日会うお二人と私の三人でご一緒させて頂こうかと思っていたのだが、このお方のお加減が悪いとのことで、靈氣をさせて頂くためにひとり駆けつけたのだ。
なぜかと言うと、この頭のなかの音も体調不良のご様子も「ははーん、あれやな」と身に覚えのあるものだったから。靈氣をして、もし元気になったらPranayama(調気法)かブリージング・エクササイズだなと思っていたがそこまで至らず。でも今日のところは全然大丈夫。

マスターマリコのお蔭で初めて靈氣と出会ってから、1年と2カ月が過ぎた。少しずつ前わからなかったことがわかるようになり、見えなかったものが見えるようになってくる(ホントに見えるとは!)。でもほんとうに少しずつ。

ごく少数の人にごくたまに靈氣をさせて頂いているだけだが、だんだんわかりやすくなってくるし、自分自身の体感も変わる。今日もまたそんな体験をさせて頂いた。終わったあとは少し回復なさり、二人ともとても健康的な音を立ててお腹がサインを送ったので、一緒にお約束のカレーを食べに行った。ここはぜったいカレーだろ!と朝から思っていたら、望み通りカレーかカレーの二択だった。スープじゃないカレーをチョイス。想像通りとっても美味しかった。ごちそうさまでした!


その後武蔵小杉へ移動。10年近く前に来たことがあるのだが、あのころはなーんにもないところだった。ところが今は大きな商業施設がドーン、ドーン!といくつか建って人もいっぱい。もちろんここなら昼からビールでも飲める(飲んでないけど)。

ここでは女子二人で、大人の女性として必要な見識について熱い対話が展開された。
やはり人間関係は双方向。お互いが努力をしなくてはならないし、自分自身のことをよく知ることが大切。嫌なことはちゃんとNo!と伝えるのも、快く思うことに関してはそう伝えることも、お互いの理解を深めるためには重要なことである。ビビっていてはいけないのだ。
どこかに、まさかもしかして?存在している理想の人が突然現れて、奇跡のように自分をしあわせにしてくれるなんて甘っちょろいことを夢想していてはいけない(そんな至福の展開もこの世にはあるのかもしれない)。欲しいものは自ら掴みとらねばならないのだ!

しあわせになりたい。なれるんだ。なるぞ!!
という決意をもって、壺井もますます精進していくようにという肉食系先輩女子からのご指導ご鞭撻を受け、武蔵小杉の駅で熱いハグをして別れた。教えを守って、自分にとって弱いラインの発達に励まなくてはならないのか?これこそ能力開発だな。

いつか「こんな素晴らしい体験がありました!」とこの先輩にご報告をしなくてはならない。できるといいなあ。自分自身と向き合うことで得た気付きを、他の女性にもお伝えしていけるといいねという話にもなった。

靈氣もこの先輩のお話も、何やらすべてが繋がっていて絶対者の采配のように感じる。

なぜみんなこのネタについて私に話をしてくるんだろう?ということが、最近よくある。ということは生きている方向性はだいたい間違いないってことなのかな。どの方向に行っても間違いなんてないとは思っているけれど、「徴」がとても多いのでそんな風に感じている。

今日のネタは、よいこのみなさんにはちょっと早いかもしれない話題が満載だったので、すごく曖昧な感じでごめんなさいね。例によってズバリ聞きたい人は私を飲みに誘ってください。都内の人はお酒が飲めるようになってから誘ってください。森の子リス的シャイガールなのでお酒でも飲まないとこのネタは到底ムリでしょ?!、ということに関して、大きな商業施設のオープンなカフェで、フレンチトーストを食べながら(あまったバターもそのまま舐めながら)、しっかり語るインテグラルの先輩は偉大だと思いました。若輩者の私も負けずにがんばろう。うん。

 

最後に。
武蔵小杉の駅広すぎる。湘南新宿ラインのホームまでほんとに辿りつけるのか、すごく不安になった…やれやれ。