蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№154 俳句

大事な友人が、詠んだ俳句を聴かせてくれた。

「一言で言うと」でまとめる抽象化の最たるもので、俳句や歌は非常によい訓練になるだろうなと思う。

何が思い煩いを生んでいるのだろうかと思う。

他と比べ、ジャッジする心。
成功を測ろうとする心。
何かに問題があると思う思考。
自分や誰かに不足があると思う心。

そもそも何を良しとするかが、その人の立ち位置で違っている。
今日はオレンジの価値観に触れた。
私はグリーンの病理の只中にあるのかもしれない。
これに有益な示唆を与えてくれるのは、私より高い発達段階を持つ人。

私は、自分以外の誰かの考えに抵抗をしているから、まだ第2層には達していないということ。

今日はゼミナールの直後にクライエントさんとのセッションを行ったが、その二つは間違いなく繋がっていて分かつことができない。

私自身が先生と捉える方と、同じ場を共有して学ぶ仲間、そして私から何かを学んでいると思って下さる人。
同じ価値観を共有できず、憎たらしいと思ってしまう人。
私の醜い部分をも、受け容れて愛してくれていると感じられる人。

すべての人が私という存在の生の世界にいて、豊かな体験を共有してくれる。
今日はなんだか、とりわけ世界が豊かに見える。