蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

No.749 いのちの風

9月21日

昨日、午前中の便で上京。
かつて1日に5便飛んでいたANA米子便も、今は朝夕2便しか飛んでいない。やれやれ。
そして一時期に比べれば搭乗客もとっても少ない。

昨日は朝7時半に家を出たので、それまでにあれこれ済ませておきたいこともあり4時半に起床した。前日も早く寝ればいいものを、Online Lesson後に事務仕事をしたり、うっかり読みかけの本を開いてしまったりで就寝が遅くなったため4時間半の睡眠時間。ふだんたっぷり寝ているのでこの短い睡眠時間は心身に堪える。

人間は熟睡時にしか出ない脳波があって、その時に治癒やアンチエイジングが起きる。
たっぷり寝るリズムでダラダラ生きている私にとって、たった4時間半の睡眠時間では熟睡の状態に至れていない気がする。間違いない。なので今日は若返りができなかったかもしれない。まずい。

Raja Yogaをしていると皆様だんだん年齢不詳になっていき、「加齢と老化は別のハナシ」「老化は病気なのよ」というAyurvedaの教えを体現なさっておられる。私ももちろんかくありたい。なのでこの睡眠不足をまずは機内で解消しようと決めた(本当は、私の年齢・健康状態では日中寝ないのがAyurvedaの教えである)。

 

うつらうつらしているとCAさんが声をかけてきて「鼻マスクやめろ」と仰る。
ちょっと待って。
冒頭にも書いたように搭乗客はめちゃ少ない。少なくとも横並び6席には私しかいない。真前にも真後ろにもいない。寝ていて呼吸が阻害されると、私の免疫力とか自律神経の働きにまで影響が出るはず。しかも私は寝ると決めていて、当然誰とも喋ったりしないし独り言も言わない(たぶん)。なので「息が苦しいから無理です」と答えて目を瞑った。

もしかしてもしかすると、こんなこと書くとものすごく叱られたりするのだろうか?

呼吸とはYogaにおいて生命の風と言われている。
(ちなみにAyurvedaは「生命の智慧」という意味)。

今、映画「エベレスト」に影響されてJ・クラカワーの「空へ」を読んでいるが、高度が上がり酸素が希薄になると人間の認知機能や身体の状態がどれくらい劣悪な状態になるかが繰り返し書かれている。それを読まなくても、自分の専門上、浅い呼吸がどれだけ悪い病態を引き起こすかは熟知しているつもりだ。

「睡眠中に呼吸が止まると、低酸素状態や自律神経の乱れを引き起こし、基礎代謝など身体細部の重要な機能を阻害します」
これは睡眠時無呼吸症候群についての解説。
止まるわけじゃないけど、阻害されても影響はあるよ。なぜなら呼吸は生命の風だから。
だから鼻マスクで仮眠していた私を叱らないでほしい。