蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№788 よかったよかった

3月4日 @都内某所


ミレニアム三部作の最終巻を、夜中の2時までかかって目を通した。

実を言うと読んでない。

斜め読みして結末を確認したくて堪らなかったのだ。
よいこはこんなことをしてはいけません。


なんでこんなズルをしてしまったかというと、すべてYouTubeが悪い。

ミレニアム三部作・北欧版を、YouTubeでアップしてくれている人がいる(ありがとう!)。

ミカエル役のミカエル・ニクヴィストが超カッコいい! 
いろんな女が寝たくなって実際寝ちゃってる原作のミカエルを、素晴らしくよく表現してくれている。森のこりすもミカエルくんが大好きである。よろよろ〜とついて行きたくなる。なんていうか?ただ若いだけの男なんかぜんぜんダメよね!って気分になる。 

ヒロイン役のノオミ・ラパスもとってもいい。ラストの法廷シーンのスタイルったらもうシビれる。

しかし言語がEspañol。
なに言っとるのかわからへん。

でも映像は見られる。そりゃ当然。

あー、そうか、怪我してヘリで搬送されたか。なにこの主治医の先生、いい人悪い人? 
えー、この人なんでお父さん殺しちゃったの? ちょっとこのラストどういうこと?!

というフラストレーションが溜まりに溜まって、斜め読み内容確認に至ったのである。どうしようもないこの心の葛藤を、みなさんは理解してくださることでしょうとも。


まだ見たり読んだりしてない人は怒らないでください。ネタバレバレですから。

いやもうとにかく、小説のラストが最高だった。

映画版で「え?え?なんで?そんなんだめやーん!!!」
と思ったラストのシーンが、ぜんぜん違う展開だった。

長年痛めつけられてきたヒロインが自分でも不思議と心を許し、人生で初めて恋をした男はすごく年上(20歳差)で、こんなに歳が離れていては永続した理想的な関係は築けないよと言われても恋をすることを諦めまいとしたのに、

とある女性の心無い言葉にショックを受けて(初恋だからさ〜)、彼から去ると決めた。
でも二人は、すったもんだ色々あって、深い信頼で結ばれた友人になった。どんなことがあっても信じ、いろんな意味で助けてくれる本当の友達。

いやー、マジでよかった。

ドアは大きく開かれて、人は招き入れられた。
二人はベーグルサンドを食べながらエスプレッソを飲み、たくさん話をするだろう。そしてその対話は彼女を深く癒し、新しい世界に向かわせるだろう。

さて、
斜め読みも済んだし、もう一回はじめから読み返しますかね。

 

 

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