蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№754 いじめないで鍛えて

9月25日
聖地田端に来た。
朝、田端駅を出て聖地のあるビルに向かっているとめちゃかっこいい細マッチョなお兄さんが前から歩いてくる。顔は見ていない。Tシャツがピタッと張り付いたそのボディが実にムリのない感じ、即ち「どこも痛くなさそうだし、トレーニング等々で痛めつけてなさそう」だったのでハッとさせられた。

からだのためにムリなことをしている人が実に多い。体イジメとも言えるような。

肉体は魂をおさめる宮殿なので、メンテナンスやケアは絶対に必要なもの。
でも、尊い預かりものであるという認識を持ってそれをやり抜いている人は少ないと感じる。このお兄さんの体は「痛めつけてそうなった」感じがまったくなかった。そこが素晴らしいと思ったのだ。

スーッと寄っていって、「おにいさん、ええからだしとりますねえ」といいながらハラ回りをさすさすと撫でたい衝動に駆られたが、私はご存知の通り森のこりす的小心者なので、恥ずかしそうに視線を斜め下に落としておにいさんの横を通り過ぎた。これからもお体を大事にしてください、そうすることを通じて自らの自己存在を祝福してください、と思いながら。

そしたらよ、次に前からやってきた普通の体型のお兄さんが着ている黒いTシャツに「十代美少女」と白抜き筆ペン風文字でデカデカと書いてあって、どちらかというとかっこいい細マッチョよりそっちに度肝を抜かれてしまい、その方のお顔をマジマジと見つめてしまいました。

いったいぜんたいこのようなTシャツは、どこに売っているものでありましょうか?なぜこれをチョイスなさったものでありましょうか?って、そりゃ十代の美少女がお好きだからよね、きっと。


さて、田端では美女二人へのセッションとミーティングを行い、夜は渋谷へ。イケメンシロクマのお兄さん(ぬいぐるみだけど)がいる例の店で、コーヒーのような色をしたコーヒーではない飲み物を飲んだ。

帰り道で梅干しのおにぎりが食べたくなったが、大人の心でグッと堪えてさっさと寝た。
昨日は色々思うところの多い会だった。今日もこのあと田端でミーティングだが、仲間に聞いてもらって考えをまとめないといけない。