蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

No.730 夏休みそろそろ終わり

君といふ空間にふと立ち入れば雲ひとつなき夕ぞらにあふ   筒井宏之

 

 

 

8月27日

ずいぶん長い夏休み、20日もお休みしてしまったよ。でも、昨日謎の美女ふたりに喝を入れられたので、再開すると心に決めた。
きっと洋平先生もご心配くださっていたことと思うけれど、この間もブログのことやそれに纏わることごとに心を置きながらいろんなことを考えられたので、とても豊かな時間だったと思う。

見たまんまだと思うが、私は素直でシャイな森のこりす的人間なので、師匠に「やってみなさい」と言って頂いたことは真正面から受け止めて必死にやっちゃうのである。できるようになったら「もういいからやめろ」と言ってくださるのはN夫師匠の愛のご流儀だと思う。日々文章を書き連ねることで、なんだか変なプレッシャーやらしがらみやらが生まれて苦しくなっていたこともサボっていた間に理解できた。だから生まれ変わった?(そんなの簡単にできないことは重々わかりながら)今度はひたすら自分が楽しいように書こうと思っている。


ところであの人、そうJK剣士。元気にやってます。長崎県で育った私は、夏休みというものは8月31日までだと思い込んで生きてきた。でもね、雪の降る地域は違うんだよね。なので鳥取で育った我が子たちの夏休みは8月20何日とかに始まるのだが、なんだか不当な仕打ちのように思えてならなかった。今年、JK剣士は8月18日に二学期が始まった。なんだか全然お盆気分が抜けてないような?

二学期が始まるとすぐ、後輩たちが全中(スポーツをやってる中学生の憧れの舞台)に出発した。夏休み中は高校生の先輩たちが胸を貸して稽古に励んでいたわけだが、ブログをサボっている間の私の最重要ミッションはJK剣士の送迎であったので、毎日の行き来の中で色々と話を聞いていたわけだがまたもや「JK剣士名言」が繰り出され、毎日感心しきりであった。

曰く、保護者は我が子の剣道に口を出すなかれ 
=「そらないわ!」という試合を見せられてもひたすら「頑張ったね」と言い続けるべき。なぜならば、マスクをした上にフェイスガードを装着し、防具をつけて力の限り闘っているのは親じゃないんだから。

曰く、先輩は意地と背中を見せねばならない。
=どんなに強い後輩に対してであっても、先輩なら負けちゃいけない。たとえ勝てなくっても絶対に負けない!!という気持ちをもってないとダメなんだ。

 

他にも色々あったが、この二つが一番ジーンときて記憶に残っている。

最後に一つJK剣士面白ネタをご紹介。
剣士はティラミスが嫌い。なぜかというと、空気の取り込み量が半端ないため、息を吸った拍子にティラミスの上に乗ってるココアの粉が鼻腔に侵入して激しくむせかえるから。これが「何の攻撃だ?!」というくらい苦しいそうである。当然ティラミスだけでなくパンケーキなどの上に振りかけられている粉砂糖も同様とのこと。

コロナ禍におけるマスク利用により、肺活量が最大限に活用されているのだろうか?マスクにも効能があったということか? ただし。これは高校生剣士の一部にしか生じない特異な事象だと思われるので、よいこのおじさん、いえ、みなさんは決して真似しないようにしてね。