蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

№706 祝20周年、祝永遠の28歳

あの夏の数限りなきそしてまたたつたひとつの表情をせよ  小野茂

 

 

 

6月30日
Happy Birthday!バーMarujin!おめでとう20周年!
ということで梅田にいます。ほんとだったら例年この日の夜はバーMarujinのカウンターで、お店の誕生日と森の子りす・永遠の28歳をお祝いしている。ところが残念ながら今年はこうして関西に出張っているため、子りすバースデイはフライングで祝ってもらい、お店の誕生祝いに関してはお花屋さんFさんに依頼しておいた。Fさんのお花屋さんは夜間の配達をしておられないということなので、個人的にお願いをして「花をもっていって、一杯飲んできてくれ!」というオーダー済み。どうぞよろしくお願いしまーす。


昨日のことについて書く前に、足の話をしておこう。先日(日曜日)、鍼の先生が特別に診てくださった。ほんとなら日曜はお休みだから。受傷部位である踵と胃腸に関連する部位が被っているため、どっちがどっちでどうなっているのかさっぱり私にはわからんが胃腸の状態が最悪になっていた。私は疲労やストレスが胃腸に出る。胃と膵臓。そして宿命的にも水多めの私は不調も水関連で出る。即ち体内の水分代謝がうまくいかなくなり、便秘になって汗が噴き出るのである。

踵のケガと体内の不調のどっちが優先かと言うと、それは内臓の方でしょう!これを放っておくとドミノ倒しのように次の臓器がヤラれるから。ということで、こういう不調が現れているときの対処方法を今回も迷いなく採用した私。下半身と足首周辺を徹底的に温めました。翌朝、胃腸症状は落ち着いていた=汗は噴き出なくなっていた。あー、ヤレヤレこれでほっと一安心、と思ったら猛烈に足が痛くなっていた。昨日まで一応普通に歩けていたのに歩けない。常に片脚が爪先立ちというどうにも面倒な状況となり、明日から出張でものすごく忙しい1日なのに家のなかをうろつくだけで一苦労である。

その日は柔道整復師Y先生(ラージャ・ヨーガの大先輩)の診察の日だったのだが、特になんにも言われない。昨日の鍼の先生の見立てでも問題の患部は着々と問題なく治癒へと向かっているとのことだった。例の、患部にズバリ鍼を刺す治療もしてもらった。やっぱり初めは猛烈に痛かったが、意識を飛ばして(痛いと感じているのは私じゃないもんね、単にからだだもんね、だから私は関係ないもんね)微細な鍼の動きに身を委ねていると、リアルにどんどん感覚が変わっていく。痛みが一点に収束していくのである。鍼を持つ先生の手に伝わる感触も軽くなるとのこと。

Y先生の方も「この部位の骨折だと俗称・博打骨折といってすごく恥ずかしいから、骨折してなくてほんとによかったねぇ」というワケのわからない慰めをくれて、他に特に役に立ちそうなアドバイスなどは一切ない。受傷から1週間も過ぎ「いいかげん自分のPranaで治したらどうなんや、おまえはそれでもYogaセラピストなんか?」という圧をひしひしと感じる。


でも痛いんだもん。なので私はとうとう、いちばんやさしいあの人に連絡をした。
たすけてO先生!!

で、わかったことが。どうやら温めたらいけなかったのである。「冷やしなさい、シップでよい。場合によってはレントゲンを撮りなさい。ヒビが入っている可能性もある。」というお言葉を頂戴したのだが、翌朝はずいぶん楽になっていた。そして(ふつうの)病院には行かずに甲子園に行ったという次第。ごめんなさいO先生、こんな悪い患者で。こんど会えたら足診てね!また何かあったら助けてね!


そう、昨日は阪神電車甲子園駅すぐそばの星乃珈琲店にいた。
なかなか教室再開にならない御影クラスの生徒さん・Sちゃんさんが連絡をくれて、「私、コロナコワくないねん」と仰るので、「そういうことなら」といそいそと会いに行ってきたのだ。

不死身の人・Sちゃんさん。数年おきに「もう無理かも!」と周囲の人を悲嘆の淵に陥れながら不死鳥のように復活する。ひとつめ・フォークリフトに轢かれる。ふたつめ・大動脈が裂ける。みっつめ・バスに跳ねられる。実にすごい。私の周囲ではなかなかこんな方はいない。

Sちゃんさんは私に会う前日、京都某所にて占い?鑑定?を受けたそうだ。そこでは「あなたは何があっても守られる。ご先祖様じゃないものがついてる。85歳まで元気いっぱい。それ以降はふつうの人と同じように弱るかも。」という旨のお話しがあったそうだが、それを聞いた私は全面的にその説を採用した。

でもね。そんなら轢かれたりする前に守ってくれたらええやん?って皆さん思ったでしょ。私も思った。

Sちゃんさんを守ってくれてる何かとは、かつての自分らしいよ。前世の。その人(かつてのSちゃんさん)は大事に大事に育てられた薄命の美女?だったらしい。だから経験を欲してるんだって。経験、ってこんなに過酷なやつじゃなくてもいいような気がするが、命をかけた大経験をこそ欲しているんだろう。まったく持って男前やないか。気に入った。いっぱい痛い目に遭ってきたがすべてを自らが欲していた、なんてなんだか実にYoga的で勇気が出る。

ということは私が日々こんな風に森の子りす的人生をささやかに送るのも、前世で森のデンジャラスないきものだったなにかがそうさせているのかもね。生き物としての生が毎回森の子りす的だなんてさすがの私も言わない。一度はハエだったこともあるしね。

とにかくおめでとう、20歳のバーMarujinと森の子りす・永遠の28歳。