蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№691 ありがとう、ただそれだけ

六月のやさしい雨よ恋人のいる人が持つ雨傘の赤   伊波真人

 

 

 

 

6月14日
本日2つ目、これは今日のぶんです。
今朝大浴場に行ったときウッカリすねをぶつけて、気付いたら流血の惨事になっていた。こういうウッカリの事故は意識化ができてないということを示し、Yoga的にはNGである。しかしそもそもが救いがたい人間だからこそ一所懸命にYogaをやんなくちゃいけなくて、アホでどうしようもないからこそ先生までやらせて逃げられないようにYogaの道に据え付けられた。いつもながら絶対者ブラフマンのお仕事は緻密にして完璧、愛に満ちている。

今日は先日行われた対談に関して書いておこうと思うのだが、その前に、リーダーや長女ぶーちーが「頑張ったから自分で自分にご褒美買ってよし」と言ってくれたので、五反田駅二階WIRED CAFÉで仕事をした後ふらふら~と東急ストア五反田店に行った。「品川か恵比寿に行こうかな~」という考えが一瞬浮かんだが、そもそも面倒くさがりなので即座に却下。ご褒美と言えばチョコ(やや高級)かマニキュア(夏らしいオレンジ色がいい)、もうスカスカになってきたアイシャドウを新しく購入するかっていうくらいのことしか浮かばなかった。長女ぶーちーは「ぜんぶいっとけ」とそそのかす。よっしゃ!全部いっとくか!

でも残念ながらいうか当然ながらというべきか、五反田の東急ストアにはなーんにもなかった。ソニプラでギリギリオレンジ色っぽいマニキュア1200円を買っただけである。これじゃ私がかわいそうだ…と思ってその足でまたふらふら~とBook 1stによったら、ナンチャッテYoga教師としてこれは当然積んどかないといけないんじゃない?と以前から思っていた「アシュターヴァクラ・ギーター」と「ヨーガ・ヴァシシュタ」の翻訳本があったので手にとると、そこから絶対者ブラフマンが語りかけてくる。私は常に腕輪の本質である金だけを見ている、おまえという者の本質をおまえはわかっていよ、と。はい!わかりました!一緒にお部屋に帰りましょう。Om Brahma Namah!
そして買った本が重すぎたので、お昼ご飯も買わずに戻ってきて今これを書いています。

 

 

さて、セミナー&対談について。
聖地田端のラーニングセンターはすごいところで、しかも規夫師匠のお家からも近い。ここで何かしないでどこでやる?!なにかやろうよ、やらせてお願い―!!とアピールして今回のこととなった。

毎月ここで仕事をさせてもらっているわけだが、なんだかだんだんアイテムが増えてエラいことになっていく。その様子を見て、素人芸のYouTube配信なんてもう絶対やんないと心に決めた(ここでの収録ならアリかもしんない)。たぶん先月だったと思うが照明まで現れて、PCもスマホも常時ナイトモードで黄色い暗い画面しか見ない私は「目が!目が―!!」とムスカ大尉のように掌で目を覆って泣きそうになる(大袈裟)。ここでこの照明で、規夫師匠のあのヘアスタイルがカッ!と照らされたらいったいどんなことに… ご覧になった方はどういう感じか既にご存知でしょう。昨日もリーダーがそのことに言及されて、至極ご満悦だった。「規夫先生、輝いてたよね!」って。もちろんリーダーは人間存在に関して言及しておられるはずです。よかったよかった。

でもほんとのこというと私、LEDの光とか大嫌いなんだよな。蠟燭かランタン、そうでなかったら暗いからもう寝ようよって言いたい。しかしここ田端に入らば黙ってリーダーに従え、である。次回からサングラスかけようかなー

 


ご著書を進呈頂き「Amazonレビュー書いてよ」というミッションを授かったので、イベント当日の朝に慌てて書いた(今朝ようやく反映されたので探してみてね)。じつのところ原稿の段階から拝読し、ざーっと目を通して気になった点などを申し上げねばならなかったのだがもうそれどころじゃない。読んでは唸り、考え、秘密のチームのスレッドで語り、遅々として読み進められなかった。

今の日本でこんなことを書いてくれる人は規夫師匠しかいない、そう思った。センセイと呼ばれている自分の在りようを振り返って慄いた。今、ご自分のあたまのなかに在るものをぜんぶ搾り出すようにして書いたと言ってくださっていた。まだ私は(現時点では=イイワケ)本を書いていないが、こどもを生んだことならある。命をこの身に授かってから形として生じさせるのは身を削る思いだった。想像しかできないけれどきっとあれ以上に苦しい作業をおひとりで黙々となさったんだろうと思うと、いつも涙が出そうになる。そして誰も、自分のなかに在るものを隠し持って死んだらいけないと思った。開示せよ。誰に何を言われようと、石をぶつけられようとも。

 


信頼性のあるガイダンスをしてくれる人が必要
「私」そのものを成長させる必要性
寛容になるために発達理論を学ぶ
人間の成長は孤独のなかでは起こり得ない
自力でやろうとすると危険
無力になって癒されることの大事さ
夢から覚めるプロセスにつき合うことが支援


もがいて生きてきて、ウィルバーの本に出会って、規夫師匠に出会って、洋平先生のお蔭で今のチームメンバーに恵まれて。こんな自分がかつてゴールデンシャドウだった師匠のイベントを「やりたい!」と言わせてもらったこと、現実的にやらせてくれるリーダーがおそばにいて下さったことがなんだか信じられない。日本橋の秘密の美女が背を押してくれたことへの驚き。「なんでもお手伝いするよ!」と言ってくれたたくさんの方々。あの場ではじめてお目にかかった方々、久しぶりにお会いした方々。画面の向こうで見守って下さった方々。インテグラル理論にほとんど触れたことが無いのに参加してくれた米子の生徒さんたち。みなさん、ほんとうにありがとうございました。

 

イベントの晩、死んだように寝落ちして気付いたら3時だった。そこから着替えて顔を洗って、数時間後に目を覚ましたら不思議な感覚がする。これまでカミナリのように脊柱を走っていた(ように感じられた)何かの力が、さざ波のようになって全身を満たす。なかなか開ききらないような気がしていた第4チャクラが、強く温かく波打っている感覚。そのときからTrueSolaceの“ThankYou” ゴスペルVerをひたすら聞き続けている。ありがとう、ただそれだけ。

今あなたのことが私の心にある。あなたも私のことを感じているはず。こんな自分じゃダメなんじゃないかと思ってきたが、こんな自分でもできることがあるみたい。ちょっとホッとして、とても救われている。