蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

№687 カモシカ化

まあいっか わたしが可愛いことなんて わたしひとりがわかっていれば  佐藤真由美

 

 

 

 

6月10日
皆さん、こんばんは。今日も1日げんきにふらふらしてましたか?
お友達のJさんから送られてきた写真は、ハンモックだった。そういえば以前Facebookでハンモック欲しいと書いていたっけか。次に送られてきた写真は明らかにハンモック内から撮られた写真である。こういうのもふらふらというのだろうか?いや、ゆらゆらか?

 

 

さて今日、私はあまりふらふらしていなかったのだ!
大事なご用が二つも入っていたから朝から戦闘準備である。

規夫師匠やHさんがプロフィール写真を撮影されたことを伺い、そのお写真を拝見して「いいなあ~!」と思った。ただでさえ美しいHさんの柔らかい魅力が存分に引き出され表現されている。撮影してくださったのはなななんと、規夫師匠の本の装丁を手がけておられる高橋恵介さんだという。こんな方にとってもらった暁には、私だって私だって…ということで規夫師匠に泣きついた。あっさりお許しが出て、高橋さんにお繋き頂けた。そしてその後すったもんだしたが、なんとか本日撮影にこぎつけたのである!

まずはあれよね、何着て撮るか。先月の上京中から準備を始め、青山のTで服を買い、表参道のDで靴の試し履きをし、お目当ての色が無かったからオンラインで購入し、まあ他にもいろいろ気合入れてみた。最後はCIDESCO認定エスティシャンのT橋先生が「これ飲んどけ!」と仰る1300円のサプリまで飲んだ。いったいなんの効果があったのかはさっぱりわかんない。プリっとか、ピチっとかしていたんだろうか?

朝10時に有楽町で待ち合わせ。ドキドキしながら待つ。しかし暑い。せっかく塗った化粧がハゲハゲになりそう。金髪の高橋さんと合流し近くのスタバで打ち合わせをした。これまでmessengerでアレコレ盛り上がってやりとりさせてもらってきたが、リアルでお目にかかるのは今日が初めてなので、高橋さんがご自身のお仕事のことや規夫師匠とのご関係、Integral Japanのことなどについてお話下さった。これがめちゃめちゃ盛り上がって1時間近くお話していた。

アニメやゲームのキャラクターデザインなどがご本職で、ここに愛するオタクがいたら今伺っているお話の価値が十全に理解できるだろうに!!と思って、あとでその旨を愛するオタクに伝えたところ、こんな答えが返ってきた。

「ふっふっふ、違うんだな。サブカルだからって、ジャンルが違えば分からないんだな。表千家池坊ぐらい違えば、なんとなくはわかるけど、詳しくは分からないでしょう。」

 

表と池坊ってそもそもやること違うやんか。ああまたここにわたしの与り知らない深遠な世界が。更に愛するオタクに叱られる。「ツボイはありのままのその人を愛してくれると思っていたのに、なぜそんな風に勝手にジャンル付けするか」と。確かに仰る通り。なので謝って、でもあなたがそう教えてくれたからわかったことがあるよと伝えた。そしてごめんね、と。すると「いいんだよカヨコ(ハート)」と送られてきた。よかった、ありがとう、愛するオタクよ。


さて、撮影です。東京国際フォーラムの最上階で撮ってもらいました。光が最高なんだそうです。確かに柔らかい光がふんだんに満ちている。でもちょっと暑い…いや、だいぶ暑い。これは来月だったらゼッタイにムリだった。ただでさえ暑がりだから。
そして普通に洋服を着た写真と、ウェアを来た写真を撮って頂いた。ウェアはタンクトップとヨガパンツなので、これまでの自分なら絶対に撮らなかっただろうもの。

三点倒立(シルシャーサナ)やブリッジ(マジなやつ。チャクラーサナ)を行じる私の腕は逞しい。細めの女子の太腿くらいあるんじゃないの?と自分では思い、この二の腕があんまり好きじゃなかったのだが、ある時O先生が「きちんと鍛えてきたひとの腕だよ、そういうことに取り組んできていない人にはわからないよ」と言ってくれたので救われた気がした。それに最近はO先生のご指導のお蔭で前鋸筋もバッチリ使えるようになってきてるし、ただ太く見えるだけじゃないのよ。この前鋸筋のいい仕事してくれることったら…残念ながらわかんない人にはわかんない。それで意を決して(トイレで着替えて)二の腕をさらけ出してみたら、高橋さんが「カモシカのようだ」と言ってくださるのでこれまた救われた… ふくらはぎには以前シシャモを飼っていたが、知らない間に私はカモシカ化していた。いいじゃない、カモシカ

いい写真を撮るにはコミュニケーションが大事なんだよ、と高橋さんが仰る。高橋さんは素敵な表現で私を評してくれるのでとても嬉しかったし、楽しかった。曰く、モデルみたいだね、年齢よりもずっと若く見えるよ、政治家みたいだね(ヨガ新党?)、毅然としてるね、少女みたいだね、などなど。
修正して欲しいとこある?腕細くしとこうか?とお尋ねがあったので、先週寝ている間に蚊に刺された跡(左頬)は消してください、腕はそのまんまでいいです(カモシカだから)とお伝えした。

今のFacebookやHPの写真がとにかくひどすぎる、今より老けてるとさんざん言われ、最後は「モウヤメテー、わかったから!!」と叫んでいた。高橋さんの美意識には到底許しがたいんだろう。ということで、じきにプロフィール写真が変わると思いますからお楽しみに。



夜は東京藝術大学奏楽堂でのコンサート。演目はC.フランク「交響曲ニ短調、E.エルガー「創作主題による変奏曲「エニグマ(謎)」。高関健さんの指揮は素晴らしいと伺っていたが、まったくそのとおりで、ダイナミクスを実に豊かに弾き出しておられる。フランクの第1楽章がとにかく美しく、心打たれた。

前回この奏楽堂で演奏を聴いたのは去年の2月。翌3月から靈氣の勉強を始めたわけだが、今日の演奏を聴いているとそれぞれのチャクラに音が響いたり全身が振動に覆われたりした。エネルギーとしての音を甘受することができるようになったらしい。なんて豊かなことだろう。いい音楽を聴くと自分も演奏したくなる。
ああ、今ここに三絃があったらなあ。