蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

№610 モウソウこわい

あこがれがあまりに遠くある夜は風の浅瀬につばさをたたむ  笹井宏之

 

 

 

3月24日

いま、我が家にはJK剣士というトラップが張り巡らされていて、ただでさえ毎日ふらふらして仕事をしない母の稼働率をさらに下げようとしている。

春休み、めっちゃいそがしい。いつもだったらスクールバスで勝手に行って勝手に帰ってきてくれるのに、スクールバスがおやすみである期間を春休みといいます。毎日2回お稽古のために行って帰って、これじゃ保育園のときと一緒だよね。しかも帰ってくるなりにぎやかなこと!

今日はお昼ご飯がお寿司だった。回らず、家で食べるやつ。ランチタイムの回るお寿司は米子なのに行列ができるからイヤ。JK剣士は何を思ったかナットウ巻を買っていたので、「ねえねえナットウ巻って美味しいの?」と訊ねると「いや、なぜこうせねばならなかったのかって感じ」という。人生初ナットウ巻は期待していたものとちょっと違い、JK剣士の心に深い哀しみをもたらしたようだ。

私的には近所の服部珈琲のポテサラサンド(ポテトサラダが挟まれたサンドイッチね?)は「ないわー」と思うのだが、たぶんそれと同じ感じであろうと推察した。ゼッタイにありえないと思うが、あったらいやなのは「大学芋おにぎり」。ナットウ巻とポテサラサンドは、なぜそのひととそのひとをコラボさせちゃったのかしらねという悲哀が漂い、梅干しの代わりに大学芋がくるまれたおにぎりのようだなと思うわけ。ま、私は生まれてこの方ナットウ巻を食べたこともないし、たぶんこの粗雑体が消えるまで食べないと思う。そもそもなぜこのおさかな王国山陰で、きみはナットウ巻をチョイスしたのだろうか?


今日ある方が「最近、ブログおもしろいね」とお言葉を下さったのだが、やっぱりYogaのハナシはあんまり要らんようである。ふーん。まあでも確かに、Yogaのことは書いてないにも関わらず、心の平安にいたることのできるYogaっぽいヒラメキが得られたらそっちの方がぜんぜんいいよね。

もしかして皆様、すごく高度な要求をして私を育てようとされてる?Yogaに触れずにYogaの智慧を表現せよ!的な。「自分以外みんな我が師」ってこのことか。そういうことに気付かせるために、規夫師匠も洋平センセイもブログを書け~と言い続けてくれたのかもしれない。だとしたらすごくありがたい。

 

 

さてJK剣士が海の向こうへ飛んでいくことになった。親の希望のひとつとして「16歳までに海外を経験させたい」ってずっと思っていた。1年半前に修学旅行でほんの数日間台湾に行って帰ってきたときの彼女の様子も、私のその思いに火を注いだ。でもどうしていいかわかんないでしょ?私は前からフツーのお母さんじゃなかったけどここ数年は頭もおかしいから(注・ウパニシャッドの教えどおりに生きてるつもりです)、「海外行かせたいなー」と願って何をしたかっていうと、

 

ほっといた。

しなかったことならある。
「ああしないと、こうしないと」とは考えなかった。今の自分の足りないアタマであれこれ考えて思考を捏ねくりまわしたりしないで、行けるならよし、行けんならばそれもよしと思っていた。ただ行けたらステキ~とはずっと思ってた。それだけ。

今回渡米できることになったのはマスターマリコが「おいでよ!」と言ってくれたからなのだけれど、でもママのマスターであるマリコさんと関係性を構築してきたのはJK剣士自身だから。母さんのお蔭ということはぜんぜんない。

 

なにかを無駄に怖がったりしちゃダメだと思う。想像の怖さの方が、ほんとうの怖さよりも怖いことをひとはちゃんと知っておいた方がいい。妄想って実はみんな毎日してるでしょ?ああなったらどないしょ、こうなったらもう破滅やとかいっつもあたまのなかで考えごとをこねくり回してるでしょ。
それカラダに悪いから今すぐやめた方がいいです。ほんとに。ストレスホルモンがバンバンに出ますから。インド5000年の智慧だからね。母さんウソつかない。