蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№581 剣道部員は二度死ぬ

泣くおまえ抱けば髪に降る雪のこんこんとわが腕に眠れ  佐々木幸綱

 

 

 

2月23日

事件が起きた。

長女ぶーちーが巣立った後の二階に、着々と巣を造営しつつあるJK剣士。6畳間(和室)のど真ん中にぶーちーの机と自分の机をL字に配置し一人で使っている。出張から戻ってその光景を見た母は思わず、「おまえは社長(もしくは基地司令)か?」と言いそうになった。

更に、これまで「狭くて掃除しにくいから」と母によって解体されていたくるみ材のベッドを組み立て、寝室を快適にしようと励んでいた。

その時事件は起こった。

部品と呼ぶにはあまりにも大きいベッドの一部が右足の甲を直撃。だんだん腫れてきた。ヤバい。明日は校内大会(団体戦)なのに。ま、でも校内大会だからいいか。

とにかく通院だ!と思って萬龍軒そばのT整形外科に電話したところ、あと10分で今日の診療は終わりだからもうダメ~とのこと。それってあんまりじゃない?でも母は気が弱いからなにも言えなかった。次善の策として信頼する柔道整復のセンセイの施術を受け、帰宅してからは母が靈氣を施した。掌に強いヒビキが伝わってくる。如何にも痛そうだが骨が折れている気はしない。一晩様子を見て翌日救急病院でレントゲンを撮り、大会は休もうということになった(骨折していても試合に出る人がいる怖ろしい世界だからね…)。

結果的に折れてもなかったし、ヒビも入ってなかった。がっかりした顔のJK剣士。
慰めるために服部珈琲工房で遅い朝食をとった。昨日の晩は折れてたけど、ママが靈氣したからくっついちゃったんだよ、と言い聞かせる(本気で)。「これで骨折しないなら、うちはもう一生、絶対、骨折しない気がする…」と切なそうに呟く。

そうよね、ママも「これは絶対ヤバい」と思ったときにも折れた試しがない。航空自衛隊芦屋基地(福岡県)の体育館でバスケットボールをして遊んでいるとき、体重80㎏くらいの消防士が足首に降ってきたけどただの捻挫だった。どれだけ頑丈なの…?女子として一抹の切なさがあるよね。わかるよ、その気持ち。

実は、昨夜靈氣をしながら思ったけど口に出さなかったことがある。「毎日あんなに足裏に衝撃をあたえているJK剣士の足の骨が、そもそも折れるわけないよな」って。やっぱり折れてなかったね。すごいね、さすがだよ。剣道が君の足を守った。打たれつつ守ることを「受け」というそうだけど、そのままのことを足がやってくれたんだね。

 

 

それなりに痛いようだが、もっと痛いことがあるのだという。
それは剣道部のエザ〇先輩による「面外し」。メーン!と頭部を打つでしょ?それが外れて竹刀が肩に当たる、これを「面が外れる」と表現する。ねえ先輩、もしかしてわざとやってる?それって必殺「面外し」っていうワザなの?と思うくらい痛くて、男子でもヘンな声が出るそうである。
この敵より怖いエザ〇先輩の面外しにより、米子〇斗剣道部の皆は「二度死ぬ」(JK剣士は007のファンです)。だからそれに比べれば、くるみ材のベッド枠・長さ180㎝なんて屁でもないよ。ねえ。

 

 

さて昨夜、骨折疑いのJK剣士を家に置いて、悪い母はママ友Fさんのお誕生日祝いをするためにバーMARUJINに行った。2月1日はマスターの誕生日だったのだが、東京出張に行っているとバイキンマンのような扱いを受ける山陰では、お店にも申し訳なくて行きづらい。なので昨夜ようやく二人がひとつ“おせ”(大人を意味する方言)になられたことを祝して乾杯した。

 

ママ友Fさんはこのブログを読んでくれている。反響が萬龍軒とかMARUJINの方が大きくてYogaネタはイマイチなんだよねと話すと、なんと彼女もようやく待望の萬龍軒に行ってカラアゲが大きかった話をしてくれて「Yogaの部分も一応目は通してるよ!」と言って下さった。一応。ありがとう…。

 

今日もJK剣士に言われた。最後のYogaの部分は要らないヤツ。ここから先を聴きたい人はこちらにアクセスしてね!って感じでいいんだよって。
で、どこにアクセスしていいか?基本的に直接つながっている人か、ご紹介の方としかお仕事させてもらってないからアクセスするところがない。ま、いいか。

だから今日はYogaの話はナシです。
皆様ごきげんよう。ケガとエザ〇先輩に気をつけて!