蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

№291 慢性痛は治らないのか①

とある新年の昼食会にお招き頂いた。 そこでお二人の「腰が痛い」話をお聞きした。 その場に、私はヨガ教師として参加している訳ではないので、ただ黙って伺った。 
 
一例目。30代前半の方。若い頃から腰痛持ち。動くだけで痛みがある。通院してブロック注射を始め、これを何度か繰り返す予定。それで良くならなかったら手術も検討。
二例目。40代の方。ずっと腰が悪い。解消のために、運動などもたまに気が向いたらやってみることもあるが、効かない。なかなか良くならず辛い思いをしている。 
 
さて。
皆さんは、 慢性的な痛みは治らないと思っておられるだろうか?
 
教室にもたくさん、腰痛の方は来られる。 今、ここで取り上げる腰痛は、長く続く慢性的なものであって、骨折など原因がはっきりしているものは除く。ちなみに、医療チームの仲間である、理学療法士のO石先生によると、『手術では骨折やヘルニアなど原因がはっきりしている以外の痛みは軽くなりませんよ』とのこと。
 
この世に腰痛持ちの方はとても多いし、ヨガを始める前の私もそうだった。 
 
ヨガで腰痛は治るか?
数カ月以上、実習を継続した場合、腰痛が解消しなかった方に出会ったことがない。痛みが解消するまでの期間は、それぞれの症状による。
 
私のことを体操の先生だと思っている人がいるのだが、それは違う(この文章を読んで下さっているほとんどの方は、重々承知だと思う)。
 
ヨガの先生は、内面を通じて、”肉体という粗雑なもの”に働きかけることができると信じているが、粗雑なもの(肉体)のためにヨガをしている訳ではない。なので、解剖学などはサラッとしか学んでいない。
 
腰痛の原因は何だろうということについての私の考えは、以下のようなものになる。
 
①腰痛の人は腰・お尻・脚の力(必要な筋力等)が落ちている
②腰痛の人は、お腹を使った深い呼吸が苦手、もしくはできていない
③腰痛の人は、正しい腰の位置についてわかっていない
④そのため、体の使い方が間違っている
⑤腰痛の人のなかには、体のある部分の筋肉だけが、強張っている場合がある
⑥「腰痛は怒りである」という見方がある。何かに対して強いこだわりを持っている可能性がある。
⑦腰痛の方は、小さな筋群の力が低下しているため、バランスを取るのが苦手だったりする。
まあ、ざっとこんなところだろうか。 
 
では、腰痛は誰が直してくれますか?
 
腰痛が治らない方に共通しているのは、ここの部分だと思う。 
ハッキリ言いましょう。
お医者さんは腰痛を治してくれません。
 
あなたの腰痛を治せるのは、あなただけです。 
ということで、長くなるなので、今日はここまで。
明日以降に続く。