蓮は泥中より発す

心身一如に生きるヨーガ教師の日記

№132  検査では「白」

昨日は早朝から出発して神戸へ向かった。
最近、神戸滞在の時はいつも雨が降っている。
昨夜も屋根を叩く雨の音が聴きながら、早々に寝てしまった。

さて、昨日は、こちらの生徒さんからお招きを受け、神戸市東灘区深江町のコミュニティセンターに出向いた。30名弱のご参加を頂き、30分ほどの講義と、椅子に座ったままでできるヨーガ療法の体験をして頂いた。

2014年に九州大学の岡先生が行った大規模調査で、教室に来る方に健康な人はほとんどいないことが判明したが、昨年から、継続してご指導することのほとんどない講演や体験会を開催していると、そのことが実感として感じられる。

☆岡先生のページはこちら
 http://okat.web.fc2.com/ 

特に若い人は、若さを過信してセルフケアを行っていないので、冷え性を始めとする不定愁訴を多く抱えておられ、中年期以降の方は、病院に行っても「どこも悪くありません」と言われる不調を抱えて悩んでおられる。辛くて検査をして頂いても、結果は白なので、途方に暮れてしまわれるのだ。

熊野先生のようなお医者様に出会って、医療ではない別の方法を提示された人はお幸せだなと思う。
まずはどうしたらいいのか情報を手にできない、情報を手にしても指導者に出会えない方が多いのだと思う。鍼灸の先生など、素晴らしいと思う方はHPも設けておられず、ご紹介の方だけ診ておられるかたも多いような気がする。幅広く集客などしなくとも、お忙しいからだ。

☆熊野先生のページです。
http://hikumano.umin.ac.jp/

ヨーガは予防に貢献することが多いけれど、予防に意識が向くのはある程度健やかな人である。ヨーガはセルフコントロールの側面が強いので、「もう自分でやるしかない!」という決意をある程度必要とする。

鍼灸の先生と親しくさせて頂いているが、鍼灸は横たわっていれば先生が施術を行って下さるが、ヨーガは自分で動かねばならない。
ヨーガに残念な点がふたつあり、それは自分で実際に動いてやらねばならないことと、継続的な効果が生じるのに時間がかかることだと言われる。

困っているのは皆さん困っておられるが、どこかに劇的な解決策があって、ある日それに出会えてめでたしめでたしとなり、問題が解決する、ということを期待している方も多いような気がするのだけれども、自らの経験から言っても、これまで拝見してきた皆様の経過を見ても、既に慢性化した症状に、そういったミラクルは起こらないだろう。

昨年は生活ががらりと変わって、指導に携わる時間が激減したので、生徒さんと共に実習を行う時間も減った訳だが、そうすると自分まで調子が悪くなるのだった。
明日から新しい活動が加わり、忙しい日々になると思われるが、多忙な生活の中でヨーガを上手く活用してその恩恵を受けることに私自身が腐心をすることが、今のような形態の指導に良い影響を与えることになるのではないかと感じている。

未病の段階から、自分で自分のお世話をできる方が増えますように。
今日は1日、御影にてレッスンなので、そのことをしっかりお伝えしたい。