蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№115 縁の不思議

定宿に決めた2noさんを辞して、三宮Opa2のスターバックスにて横断歩道の人波を見下ろしながら書いた文章が、すべて消えてしまった。接続の問題だった模様。がっかりだが仕様が無い。これも意味のあることなのだろう。

昨夜は楽しい出会いの相乗効果で盛り上がった。
2noスタッフのR子ちゃんが、木次酒造のお酒を紹介してくれてありがとうと声を掛けてくれ、そのままご相伴。あれこれと会話を交わす中で、常連の元・空挺隊員の方や、警察学校入校中の剣士とも言葉を交わすことができた。

人の縁とは不思議なものと思う。
今日ここで過ごすために、様々な出来事がバトンを渡すように起こる必要があったが、そのどれも、殊更な努力をしたり、必死に何かを画策したりして起こったことではないから。

水木しげる先生が「人生をこねくり回すんじゃないよ」という旨の名言を遺されているが、あるがままにものごとは起き、そして去っていく。
目の前に起きることをジャッジせずに受け入れ、行為を何か崇高なものに捧げるように生きることの大切さを「バガヴァット・ギーター」は説いているけれど、それが一番であり、唯一の道と思う。

何のために、そしてどこからやってきたのかという最も重大なことについては、知らないままで平気な顔をして、小さなことにこだわるのは苦しい生き方に違いない。

「不審花開く今日の春」
なぜ今、ここにこうしているのか分からないけれども、薫風は心地よく、花は美しい。