蓮は泥中より発す

अद्वैत :非二元に還るプロセスの記録

№861 部分から全体

帰国しました。

9時間飛行機に乗っている間に1日ロストしていた。当然だけど、なんだかちょっと損したような?

 

サンディエゴからアラスカ航空でシアトルまで移動、生まれて初めて来た国で乗り継ぎするってなかなか大変だなあ。なんでわざわざこういうフライトをチョイスしたのか?!と自分を責めてみたり。

 

国営企業時代に英語弁論大会に出てトラウマを負った私。なまじ耳がいいものだから発音だけがやたらと流暢すぎ、質疑応答のレベルが跳ね上がって全然聞き取れなかったという苦悶の経験のせいで、英会話に対する熱意が極限まで低下しています。このトラウマもIHヒーリングで癒してくればよかったな。

 

シアトル空港で自分がどこにいけばいいのかわからず、訊きまくった。必要な情報ってなんとか受け取ることができるもんやねえ....自らの動物的能力にちょっと感動。South satellite,Checkpoint2などなどの指示で、ちゃんとJALのカウンターに辿り着けたよ。そこで安心してしまってチェックインもせずぼんやりしていたら、呼び出されてしまったのはご愛嬌でした。やれやれ。こういうことを10代で一人でやったJK剣士が成長するわけだよね。えらいえらい。

 

さて、プラクティショナーのマイさんにIH風時差ぼけ解消法を教えてもらったので、入国審査の列に並んでいる間に一度やってみました。ホテルに入った後もう一度繰り返していたら、いかにも怪しいことを行う私を見て長女ぶーちーがドン引きしてましたね。

 

ヒーリングに使うレーザーを・・・(具体的に何をするかは秘密)・・・しながら「トウキョウ12月14日20時14分」と呟く様はさぞかし異様であったろうと思います。でもお陰さまで時差ぼけ全然ない。ほんとにない。すごい。フツーに寝てフツーに起きてる。アメリカで何日間も朝3時にようやく眠れるという生活をしていたので、この差はマジでありがたいです。

 

後半、小難しい話。以下パスしてもらってもOKよ。

 

帰国便の中でテキストを改めて読み返して、すごいことに気づいた私。


3年前に初めてボームについて教えてもらって以来、ホログラフィック・ユニバースについて思いを巡らせてはシビれていました。更にDr.Richard Bartlettの”Matrix Energetics”にハマり、”Two Point”という技法(量子的な手法で人間存在の障害や機能不全を調整しちゃうというもの)を勉強したくてたまらなかった。その熱烈な願いは、IHヒーリングというツールをもらったことで叶えられたんだな!とようやく気付きました。すごく嬉しい。

 

存在の全次元に働きかけることができる。Yogaだってそうなんだけど、難しいんだよなあ、やり抜くのも伝えるのも。だから余程の人じゃないと諦めちゃう。私はたまたまラッキーだったのだと思います。巡り合わせが良かったというか。

 

IHヒーリングでやろうとしていることを、今の自分の思いとして語ってみます。これはこの二日ほどで、O先生や志を同じくする仲間と語ったことをまとめたものです。わかりにくいと感じる人もおられるとは思いますが、これまでに私のYogaネタを聴いてこられた方はなんとなくわかってくれると思います。

 

人間存在というものは、本来この宇宙の全体性のなかにきちんと含まれています。すべては緻密で美しい織物のように、他のすべての部分と調和して存在しています。この結び目の一つがあなたであり私。だからホントは何も心配しなくていいの。

 

でもそれを忘れちゃうのがこの世界というゲーム(Lila、神の遊戯)のルール。他と切り離されたひとつの結び目として、孤独感に苛まれすべてがうまくいかないように感じてしまう。真の癒しは分離が幻想であるということに気づき、全体性を取り戻すことの中でしか成し遂げられません。

 

分離の夢に生きると、私たちの存在にひずみが生じます。このひずみを修正し、全体のなかの一つとして自分の感覚を取り戻していくためのツールがIHヒーリングですが、部分は全体でありその逆もまた然り、というホログラフのなかで修正を行うということがとてつもなく素晴らしい。だから顕在的にはよくわからないうちに、「あれ?」という変化が生じうるわけです。

 

全然わかんない? 

うん、私も2年間マスターマリコにお世話になってきたけどまるでわかってなかったね。でももしあなたが今に100%満足できていなくて、自分の最高最善じゃないと感じているなら、それは何かしらのひずみがあるからかもしれない。そういうものが修正できると嬉しいよね。私もぜひ、お手伝いしたいです。

 

 

 

 

№860 人間に備わる力

14泊15日の講習合宿を無事コンプリートしました。

 

14泊したのは日本から来た二人だけですが。後の皆さんは基本的に通いで、少し遠くにお住まいの方が数泊だけ一緒に泊まっていかれました。

 

スト2Daysで、買い込んだり恵んでもらったりした食材を使いまくって、まるでブッフェみたいなランチをしました。さすがに二人だけでは食べきれないので、最終日まで一緒だった4名の受講生でなんとか平らげようとがんばりましたが、案の定使い切ることができなくて、余った玄米やふりかけなどは現地在住の方にプレゼント?しました。

 

JK剣士が、
(最近私のBlogを読み出してくださった方に対する解説:「JK剣士」とは、剣道部所属の女子高生であるうちの子の愛称です)

 

そう、JK剣士が海外に行ったとき人間存在からひじきが不足し、ひじきを熱望するという熱病に罹ったので、私もきつく言われてひじきのふりかけをわざわざ持ち込みました(「ひじきは必ず持っていくべし」)。しかし私はひじきの熱病は発症せず、発症したのは牛乳への熱病でした。

 

でもアメリカの牛乳もとってもおいしかったです。私が住む山陰ですと、岡山・蒜山高原ジャージー牛(茶色い牛)のミルクは乳脂が浮かび上がるほどの濃厚さで、少し黄色い(バニラアイスのような)ですが、これと似た感じでした。

 

そう、私はひじき欠乏症には罹らなかったので、持参したちょっとお高いひじきのふりかけを友達にあげました。すると「いいの?!」とひどく感激してくれて、喜びに打ち震えているように見えました。気のせいかもしれませんが、遥々アメリカまでひじきふりかけを持ち込んだ甲斐があったと、こちらもジーンとしてしまいました。

 

講習会の話に辿り着きません。そのことは後日改めて書くとしまして、今日はその周辺の話だけにしておきましょう。

 

ひよことは言え独り立ちした私たち(私はこりすだけど)。明日から100人の人に対して行ったセッションの記録をつけていきます。同時に日米の受講仲間との交換セッションで腕を磨かなくてはなりません。この2週間、自分にまつわる様々なお悩みや症状を次から次に取り上げましたが、重要度が低い積み残しのネタはたくさんあるはずですし、日々生きていればいろんなことがあるわけですから、そういうときに仲間に頼って私という人間存在の「修正」を行ってもらおうと思います。

 

最後に大事なことを書いておきます。


Yoga(体操じゃないよ?)をお教えさせて頂くとき、どんなにミラクルな事象が発現したとしても、それをもってYogaが効くなどという確たる証拠だなんてことは決して言えません。絶対に。

 

腰痛一つとってもそれは非常にパーソナルなものなのであって、あなたの腰痛と近所のおじさんの腰痛は同じ30年ものであったとしても、まるで違うわけです。

 

その一つ一つ異なる、同じ病名に雑に分類されているもの、もしくは自分自身もよくわかることができない内的な悩みに対してあるはずの「その人だからこその理由」に思いを致したいわけです。そのときすべてを明らかにする必要はありません。

 

その人が楽になることが目的なのであって、病気や症状がなくなることだけが重要なんじゃないと、よくよくわかった上で寄り添いたい。

 

人間というのは実に複雑で、愛すべき存在です。

それを単に肉体のみの側面から見たり、社会的役割の一つの側面でだけ見て考えることは、あまりにも雑で乱暴です。症状も悩みも、単純に「悪いもの」と断ずることもできません。それに命にはそもそも伸びゆく力、病や症状や不具合を修正したり直す力が備わっています。生命には必ず、セットで付与されているパワーです。その、絶対に備わっているパワーを削いでいるものはなんなのか?

 

だから見つめたい。なぜ今そうであるのか。それをあなたはどのように感じ、受け止めているのか。あなたのこころの底のほんとうの望みとはなんなのか。

 

あなたという存在に耳を澄ます。それがなによりも大事。


とてもパワフルなツールをゲットして日本に帰るよ。明日朝、サンディエゴを出発します。

 

 

 

 

№859 不思議な感覚

講習も残り二日となりました。
今朝は暖かく気持ち良いカリフォルニア晴れ。久々に屋外でAsanaをやりました。

昨日はクラニオ(頭蓋骨)の調整を行いましたが、脳脊髄液が波立つ感じ! Pranayama(Yogaの調気法)は実はこのためだともいわれていますね。

自律神経調整の効果も大ですが、下腹部をしっかり動かす類の調気法だと、脳脊髄液の循環を促し、それが視床下部を刺激するらしいです。そうすると松果体が活性化して第3の目が開くのも不思議じゃないですね。まあもちろんYogaは、解脱のための修行なので当然というべきでしょうか。

 

しかし昨日の感覚は実に不思議でした。自分でPranayamaを実習してもあのような感覚を味わったことはありませんが、今後に期待します。下半身から頭に向かって、やさしく漣が立つ感じでした。


さて、日本で私を待ってくれているたまとも(=魂の友達)Mさんからミッションが下りました。先日のBlogでトレジョ(アメリカのスーパーマーケット)ネタを出したところ、「トレジョのショッピングバッグ2種をゲットして帰国せよ」というメッセージが来たのです。Blogという通信媒体は実に便利であります。移動手段のない私は講習仲間のYちゃんにすぐに甘えて、昨日無事ミッションコンプリート! 年末の忘年会のときにお渡ししたいと思います。

 

さてもう少しアメリカネタ。

こちらに来てすぐ、マスターマリコのお友達にお世話になりました。車のなかでいろんなお話をするなかで「私はニコラスケイジが好きだ!」とカミングアウトしたところ、日本とは違う好ましい反応が返ってきてとても癒されました。日本の多くの方はニコの魅力を理解しておられないらしく、私がこよなくニコを愛していることを話すと「ニコラスケイジ〜〜?!」といって笑いながら軽く私をディスってきます。これが猛烈に悔しい。しかしここアメリカではそれがない(調査人数一人とはいえ)。しかもその後の会話で、ニコはオタクである、オタクは心優しい、オタクは世界を救うという壮大な展開になり、心があったかくなりましたね。ニコ素晴らしい!


さて、昨夜は夜遅くまでZOOMで対話をさせてもらいました。
当地でプラクティショナーとして活躍されるMさんに、動画収録のお声をかけて頂いたのです。なんと光栄な〜! 後日、YouTubeでアップしてくださるとのことです。

インナーチャイルドのセッションについて感想を語って、とのリクエストでしたので少しお話をさせて頂きました。この体験を聴いた方が、ご自身のなかの影の統合ということについて思いを致してもらえると嬉しいです。

 

IHヒーリングの具体的なことについては他の多くのアプローチと同じで、ここで書いても伝わらないか誤解されるでしょう(Yogaと同じように)。なので帰国したら多くの方にセッションを体験してほしいと思っています。何しろ駆け出しの私なので、悩むこともたくさんあると思いますが、そういう時にはアメリカで活動するプラクティショナーの皆さんがサポートしてくださるとのことだったので、とても心強い。安心して帰れそうです。

 

 

№858 砂漠に花を

講習も残すところ3日となりました。なんだかあっという間でした。

 

勉強しにきたんだからどこにも行かねえ!!という悲壮な決意?で渡米しましたが、ここで友達になったみなさまがほんとうによくしてくださって、サプライズの連続でした。

 

アウトレットにいってブランドショップを冷やかしたり、アメリカのセブンイレブンでポテトチップス(LaysのClassic!)を買ったり。はたまた昨日は仕事着にどう?とVUORIというブランドを紹介されたり。円安だしなかなか手は出ないのですが、試着するだけで楽しかったー!!


試着するときにチャレンジしたのは「これまで着なかった類の服を着る」ということ。

 

「いやー、さすがにこれは似合わんでしょ」というようなものを、友達が持ってきて「これ着てみ!似合うって!」といってくれるので挑戦して、アリだわとかないわ〜とか、さすがに無理っす!とか言って大騒ぎ。試しに一瞬新しい自分になってみる遊びのようで、とても刺激的でした。

 

 

一昨日の重いセッションの時、メッセージとしてあるカードが示されました。そのカードはそのまま見るか、逆さに見るかで意味が違うというもので、以前にも同じカードで ”Becoming Apart”と出たけれど逆さに読めとのことだったので、そうか、これから誰かと再会するんだなというポジティブな意味で受け取りました。

 

でも今回は一見ネガティブなカードをそのまま受け取れという指示(私の筋肉反射=潜在意識による)で、それがなんと「いきものもいない乾いた砂漠」というもの。

 

ネガやな… でもちゃんとオチがあるのです。

ずっとそこにいたのも意図されたことやったんやで、という説明文付きでした。私にはその意味がドンピシャで受け取れた。だからこれもポジティブに解釈できました。

 

うむ、これからここに花を咲かせろってこと=そこをOasisにしていけるってことなんやな!!!と。

 

このセッションで私が引き戻した記憶は今ここには書かないけれど、新しく生まれ直した気分になったことは間違いないのです。だからこそ、これまで着てこなかった服などを試してみたりしたのでした。新生カヨコだぜ!ってことで。

 

人間というものは、人生が思ったとおりになってしまいます。そして思ったように変えられちゃうという絶大なる自由も持っています。

 

こりすのようにピュアな私になって(ここで笑わないように)帰国した時、元いた場所はどのように見えるでしょうか?



ところで「りす=squirrel」って発音できん!という問題を、本日のランチの時に取り上げたところ代案が提出されました。「しまりす=chipmunk」であります。写真を見ればまさに私のイメージするこりすちゃんそのもの。うん、chipmunk なら言いやすいしいいじゃん、とご満悦だったのですが、かのチップとデールシマリスだよなという話になり、なんだか微妙に抵抗感を感じました。そういうイメージじゃないんだよな〜

 

でもシマリスイメージは変え難い。だって可愛いんだもん。もし私がアメリカに帰化しちゃったりなんかしたら(妄想)、カヨコ・コリス・チップマンクと改名しようかな。それかそのままカヨコ・シマリスかな。もうこれを芸名にして名刺作っちゃおうかな。

どうやら疲れているらしい。
もう寝ます。Good Night!

 

 

 

 

 

№857 強がりをやめて

今日はお休みです。2週間の講習のなかでたった1日だけお休みがあります。だからってどこかに行ったりしないで完全休養日にします。

 

静かな家のなか、自分の部屋で朝日の強烈な光を浴びながらこれを書いてます。朝日がもっと高く上がって私の部屋から見えなくなったら、裏のテラスに移動してAsanaをしようと思います。

 

日本の秋みたいな気候だよといわれてやってきましたが、想像以上に過ごしやすいです。
そして服装が自由! やや肌寒いのでセーターを着ている人もいるし、寒く感じない人はすごく薄着をしている。自分の感覚で伸びやかに決定していて、とても自由だと思いました。日本だと「そんなカッコだと見てるだけで寒い!セーター着なさい」と子供に言ってしまいそうです。

 


今日がお休みってすごいスケジュール管理だなと、感動しています。

昨日までの数日間かなり重めのセッションが続き、私自身は「マジでー」と思わず唸ってしまうほどの体験が噴出したからです。

 

身体的に疲労感があるわけではありません。でも存在的には深い疲労感があります。中身を整理整頓してくれているのかもしれませんね。

今回気づいた「そのこと」は、ウキウキワクワクしながらじゃ思い出せなかったし、これまでずっと「別にもうなんとも思ってないもんね!」と強がってきました。そういうものを、プラクティショナーとの共同作業によって、自分自身のの奥底から見せてもらい、これって実はギフトだったんだ(とこの部分の文章を書きながら鳥肌が立った)と気付く作業の繰り返しです。

 

私はここに辿り着くまでにマスターマリコとのセッションを幾度も繰り返してきたからこそ、今日今ここでこのことを取り扱えたんだな、と思えることに幾つも出会いました。自分のなかにずっとあったのにね不思議だね。マスターマリコに改めて深い感謝を捧げます。


今回出てきたBIGなネタは、私は怒っていたということです。ずっとです。


怒りの原因にもいくつものバージョンがありました。本来の自分であることを許されていなかった、おまえはこんなんだよねと決めつけられていた、それを跳ね返せなかった、どうせできないといわれたことが刺さって抜けずにいた、などなどです。

 

Yogaをずっと指導してきて(体操じゃないよ?)あらゆる悩みはみんなの悩みで、個人的な悩みなどこの世にはないと感じてきました。こういうことをとっても、人はひとりではなくすべてと繋がっている存在としてここにあるのだということがわかります。

 

だから、私が気づいたことと近似したバージョンとして、多くの人も同じような感情を内に秘めているはずです。そのことで自分自身と戦ったり、人に何かを投影したりする必要は本当はないのだということです(これがシャドウワーク)。

 

この数年をかけて、私は本来の自分にかなり近いところまで戻ることができた、存在を修正できたと感じています。ここまでのプロセスで顕在的なものが抵抗して、一瞬アレルギー症状が出たのですが、それもまた訳がわかりました。今は腰の一部分だけがなぜか痒い。このことの訳も明日以降で明らかになるでしょう。

 

私がこの世で一番怖いことは、今この瞬間の本来の自分に嘘をつくことです(成長したら変わっていくことも多いので「今の」という言葉を付け加えたいと思います)。


これまでにも書いた通り、私の、そしてあなたの深層の意識には発語器官がありませんので、イメージや体験でぶつけてきます。できればイメージや軽い症状のうちに気づいておきたいものですが、そういうわけにはいかなかった経験が私にも山ほどあります。それが当時の私にとってはあまりにも苦しく過酷だったので、ある日私はひれ伏して誓いました。

 

「もう私に嘘をつきません」と。

 

でも嘘をついてずっと長いこと適応して生きてきたので、根深いクセが残っているんだよなあ。しかも無意識でそれをやってきている。それを今回かなり修正できたと感じているし、日本に帰ったらご希望に応じ皆様の修正のお手伝いをしようと思っています。

 

ちなみにこの2年でプロセスはかなり進んでいて、本来の私がかけて欲しかった言葉をたくさんかけてもらっていたことがわかりました。気付いていなかったけれど。そしてここまで悩んできた時間も経験も、すべて必要であったこともまた今回理解しました。未だ完全ではないと思いますが、今後も絶対者の緻密にして完璧なお仕事に、息を呑むことになるでしょう。

温かい言葉をかけてくださったみなさんに心からの愛を送ります。そして、私の過酷なプロセスに関わってくださった方々にも深い感謝を。

ありがとう。

 

 

№856 words of encouragement

添加物が少なくてオーガニック食品が満載のアメリカのスーパーは楽しい、という話を前回書きました。

 

では、アメリカで手に入りにくいものはなんでしょう?
五本指靴下

 

では、アメリカで食べられたものじゃないらしい調味料はなんでしょう。
マヨネーズ

 

調査を行った人数が片手に満ちませんので、全体的な真偽の程は不明であります。しかし「マヨネーズ」と聞いたときには、心のなかにあるおともだちを思い浮かべました。

 

こんな風にふらふらしているわたしですが、コロナ前には某マヨネーズの会社さまでセミナーなどをさせて頂いていたのですよ。

ということで、次に渡米する機会があったら、お土産は5本ゆび靴下とマヨネーズ(コンビニで売ってる、お弁当用の小さいやつ)にしようと心に誓いました。

 


さて、講習会も着々と進み、今日は重めのセッションを行いました。

繊細な内容が飛び出てくる可能性があるということで、セッション用のベッドをそれぞれ遠く離して、話し声が聞こえない配慮をしてくださいました。

 

国営企業仕込みの私の声は、遥か遠くまで届く通りの良い声ですので、先日「今日あんなこと言ってたやろ」と同じ受講生の方に言われて超〜!気恥ずかしい思いをしたので、このご配慮は大変嬉しかったです。なんといっても今の私はこりすのように繊細ですから、はい。

 

セッションは順調に進み、私は私の中の記憶と印象を思い浮かべながら静かに内的変化を味わいます。しかしこのセッションでは、顕在意識では思い出せないものも扱っています。それを体の反応が教えてくれるわけです。そんななか「ここで励ましの言葉が欲しいよな〜」と思っていると、書籍やカードからサポートが得られます。とても不思議です。

 

私からプラクティショナーの方に「ねえちょっと、なんか元気の出る言葉探してよ」などと要求している訳ではないのに、そう思っている私を、私の奥底はちゃんと理解してくれて「よっしゃ、なんか言って聞かせたろか」という反応をしてくれていると感じます。愛です。

 

心の中で「こんな風に生きたい!」と願っていることが確かにあったとしても、イマイチ自信ないなとか、ほんとにこれでええんかな、なんで上手くいかへんの、などという思いを、この世に生きる人の大半が感じていると思います。

 

しかしIHのセッションが進んでいくと「これでええんやーん!」というメッセージが外から示されるわけです。しかもその示され方が「粋」の一言に尽きる。こんな粋な男性おったらマジ惚れるで。って、それは正に自分自身なので、いつも一緒にいてくれているのでした。私が忘れていただけなのでした。

 

こういう粋な配慮をしてくれて、「元気出せって!かよこなら絶対できるから」と耳元で囁いてくれる、そして何があろうと絶対に私を愛してくれる存在が、こんなに近くにいるということを知ったら、すごく安心して生きていけるよね。超絶安心感。軽く書いているけれど、このことがどれほど大事なことかわかってもらえるでしょうか?

 

ちなみに今日のセッションでは、「書籍からメッセージ出ました、はいどうぞ」というだけでなく、「プラクティショナーが英語で読んで、訳さずに伝えろって言われましたー」とのこと。はいはい、と思って聞いてみますと...

my healthy thoughts creates, my healthy life.

 

ああああああ!

これはここに来てから行った様々なセッションの中で何度も出てくる「あなたは自分の、もう役に立たない思考にがんじがらめになっとるよ。それは幻想なんやから、もういい加減自分を信じなさーい!」という一連のメッセージとつながるわけです。

 

もう参りました。いい加減そうしようと観念しました。そう思えるとだんだん気持ちが軽くなっていく。なんだか顔つきも変わっているような。

 

はてさて、明日はどんなお言葉がもらえるかな?

 

 

 

№855 合宿満喫中

 

この講習会は幸いなことに日本語で行われているため、参加者は皆日本人です。
でもこのご時世に日本からやってきた人は私を含めて2人だけで、「私たち、ある意味アタマがおかしいねえ」と言って笑いあったのでした。

 

だって受講費を払った時のレート、1ドル150円超えですよ。もう泣きそうやったわ。

「体験にお金を惜しんだらいかん」と言って背を押してくれた数名の皆様の存在無くしては、私はイマココ・San Diego,Encinitasにはおりません。感謝。

 

こちらに来てから数日は、時差ぼけと他の心理的ストレスが相俟って眠れぬ夜を過ごしましたが、ある朝マスターマリコから電話を頂き「ちゃんと外に出とるんか?!太陽浴びとるんか?!」とお叱りを受け、あ、確かにそうや!と思って猛烈に反省しました。

 

それからはちゃんリフレクションノートをつけながら朝日を浴び、外のテラスに出てカリフォルニア晴れの下、PranayamaとAsanaをしております。これも同じ講座を受けているYちゃんがYogaマットを貸してくれたお蔭です。アメリカで、しかも12月に屋外で、Sirsasana(ヘッドスタンド)をする日が私の人生に来るとは想像もしなかったです。

 

一軒家を借り上げて行われている講習ですので、私は2週間ここに泊まり込みです。
ご飯はどうしているかというと、毎日鍋で玄米&押麦のごはんを炊いています。それに納豆、野菜、時々卵と実にシンプル。日本でも自宅ではこんな感じだけど、東京にいたらもっと多様なものを食べているなと思いました。東京って不思議なところだよね、と改めて思いました。

 

現地在住で通いの皆様のランチも、野菜と豆の煮込み、茹で野菜&茹で卵、おにぎり&納豆などでめちゃシンプル!

 

お弁当に納豆持ってくる発想は、日本に生きる我々にはないと思う。このことを、リアルに納豆を持参していたYちゃんに話したらめちゃくちゃびっくりしていた。「キムチもダメなの?!」と驚きの返し。いや、それもない、絶対無い。

 

日本のキャラ弁とかって、いったいなんやねーん!!!とツッコミ、O先生に熱く語りましたね。弁当なんてこれで全然いいやんか。日本のお弁当ハードル高すぎるやろ。

 

それはそれとして、アメリカにいる間にハンバーガーくらい食べておきなさい、と皆様にアドバイスを受けました。まあそうやね。文化体験必要よね。アメリカに半月行ってたけど、毎日玄米食べてました、っていうのもちょっとね。聞いた人がガッカリするよね。

 

食材やお水を調達せねばならないので、数日おきに車でやってきている仲間がスーパーマーケットに連れて行ってくれます。トレジョ?とかターゲットというところに行きました。

 

なんだか、いいね、アメリカのスーパー。

何がいいって一番いいのはさ、添加物が少ないんよ。日本より断然。
そしてオーガニック食品がフツーに並んでる。そんな店内を歩いていると、IHプラクティショナーのMさんの声が頭に浮かぶ。

Wao! Beatiful!

まさにそんな感じの衝撃ですよ。私的には成城石井よりスゴイ。


レジの方の反応もおもろい。
昨日、猫にお土産を買いました。クランベリー入りのターキー(猫専用)。食べてくれるのかどうか自信ないですが、レジで “Happy Christmas!” と言われて、あーこういう反応は日本ではなかなか出会わないやつだ、と胸がキューン!となりました。

 

ここに来るまで、ひとりで海外なんて絶対に行きたくねえ!と抵抗していた私。理由は、おしゃべりだからひとりできたらしゃべり足りなくて死ぬ、ということだったのですが、結局着いたら、しゃべりまくって楽しいことこの上ない。

そしてこんなことを言い出した。アメリカと日本と、3ヶ月おきに行き来して暮らせないのか?

おいおいおい、変わりすぎやろ!
でもほら、深層意識と毎日深い対話をしちゃってるもんだから、変わっちゃっても全然不思議じゃないのよ。うん。